テンプレート:独自研究 ファイナルファンタジーXIの登場人物/辺境およびタブナジア(ファイナルファンタジーイレブンのとうじょうじんぶつ/へんきょうおよびタブナジア)では、スクウェア・エニックスのMMORPG『ファイナルファンタジーXI』の辺境およびタブナジアに登場する人物について記述する。
ラバオ (Rabao)[]
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エルシモ島[]
カザム (Kazham)[]
- ジャコ・ワーコンダロ (Jakoh Wahcondalo)
- カザムにあるミスラ自治区の族長。短剣の使い手でもあり、短剣のEVWS修得クエスト「不敗の心得」は、彼女から受けることになる。ウィンダスのペリィ・ヴァシャイ族長に比べるとややくだけた印象はあるが、来訪者がカザムの治安を乱さぬよう、族長らしい威厳をもって振る舞っている。最近とあるヒュームに熱を上げているらしい。ジラートミッションにも関わっている。
- マグリフォン (Magriffon)
- カザムの「民宿セロデッキ」に居座り続ける謎の男。長逗留により宿代の支払いに悩んでいるようだ。本人曰く「重大な使命を帯びている」と言い張るが、その内容は謎であり、助けた暁に貰える称号は「いい人カモ」。どこをどう考えてもカモられたとしか思えなかったりする。
- ちなみに彼の連続クエストはオポオポ王のクエストのトリガーでもあるが、オポオポ王の王冠が要らないと思うならつきあう必要はない。傍目と語り(回想)から装備は赤魔道士のAF一式(頭以外)、ホーネットフルーレ(?)とダークバックラーといういでたちで、クリルラパパことライニマードに続くNPCでの赤魔道士AF所持者である。
- ロマー・ミーゴ (Romaa Mihgo)
- カザムに住んでいるミスラであり、前族長。ナナー・ミーゴの母親で色々因縁があるようだが詳しいことはわかっていない。ウィンダスの鼻の院とは過去に大きな揉めごとがあり、それが原因で大陸との交流を断絶した経緯があるのでお互い強い怨恨を持つ。族長が今のジャコ・ワーコンダロに代わってようやく交流が再開した。彼女に言わせればイルクイルがヨー・ラブンタを雇って三か国合同調査隊として北に向かったせいでカザムに災いをもたらされたと云う。
ノーグ (Norg)[]
- ギルガメッシュ (Gilgamesh)
- ノーグを束ねる首領NPC。隻眼の渋いナイスミドル。天晶堂のリーダーアルドとは浅からぬ関係があるようだ。複数のミッションで重要な役割を果たす。
- ギルガメッシュの部屋に貼られた国旗。それはまさに今は無きタブナジア侯国のそれである。ギルガメッシュとその部下達はタブナジア侯国に仕える船乗り…やもすると半ば公認された海賊であった。タブナジア侯国の滅亡後、エルシモ島の洞窟を拠点とし、略奪行為と並行して天晶堂と共に他大陸との密貿易で収益を上げていた模様である。
- 親族と死に別れたアルドを保護し、天晶堂の先代頭首グレッゾに預けたのはギルガメッシュである。そのため、互いの関係は特別なものとなっている。またミスリル銃士アヤメとその母ヨミとは旧知の仲であり、修行中のアヤメの面倒をみていた時もあったことから、彼女を「アヤ坊」と呼ぶ事ができる数少ない人物でもある。
- ライオンとは親子関係にあるが、血の繋がりはない。
- 祖国を見殺しにした三国(特にサンドリア王国)に対し、浅からぬ恨みを抱いている事を伺わせる一幕もあり、また不穏な動きを見せるジラートの王子たちへの警戒心は強い。
- ライオン (Lion)
- ノーグの頭領であるギルガメッシュの娘。ただし血のつながりはない。かつての大戦時にノーグに流れ着いた所を先代の頭領に拾われ、ギルガメッシュを父として育った。ジラートミッション「新たなる世界」のイベント中にて、AAたちに向けて気孔弾のような魔法を撃っていたりと、かなり謎の人ではある。たてがみのような髪の毛はまさにライオンを髣髴とさせる。
タブナジア地下壕 (Tavnazian Safehold)[]
- プリッシュ (Prishe)
- タブナジア自警団のリーダーである少女。種族はエルヴァーン。とある教義上の理由から「忌むべき子」としてタブナジア大聖堂に幽閉されていたが、現在はミルドリオン枢機卿の恩赦に依り制約はあるものの、ある程度の自由は与えられている模様。ただ、デスパシエール老の様な古い世代・保守的な人間からは腫れ物を扱うが如く疎んじられている。
- 容姿は見目麗しい少女であるが中身は外見と正反対で粗野なガキ大将の如き性格の持ち主。言動・行動・考え方に至る迄、「男の子」そのものであり、一人称も「オレ」。その破天荒な性格から悪童チェブキー兄妹にも恐れられ、向かうトコロ敵なしのキャラクターである。常に攻撃的であり、ダンジョンへ単騎駆けすることも少なくない。
- 拡張データディスク『プロマシアの呪縛』で実装された一連の「プロマシアミッション」篇に於ける主人公的存在であり、大陸から分断されたタブナジアに流れ着いた冒険者との出会いを切っ掛けに、世界の危機に立ち向かっていく事となる。
- ウルミアよりも年上で、少なくとも20年以上前(タブナジア侯国崩壊以前)から老化が止まっていることが本人の口から語られる。老化を停止した経緯は、ジラートが作り出した、「虚ろなる闇」を「魔晶石」へと変化させる力を持つ装置「暁の瞳」により、「世界の終わりに来る者」であるプリッシュが体内に宿していた強大な「虚ろなる闇」をそのまま体内に結晶化させたことで、彼女が「人間」でなくなったことによる。虚ろなる闇とは、人間が抱えざるを得ない心の闇そのものであり、これを結晶化し切り離したことで、彼女の身体は人間としての機能(老化)を失ったことになる。以上の経緯から、不老の肉体になってしまった彼女は宗教的教義上に於いて、「存在してはならない者」(「忌むべき子」)として衆人環視の目に触れぬようタブナジア大聖堂に幽閉されていた過去を持つ。
- 暁の瞳自体はタブナジア大聖堂が「洗礼の箱」と名付け、聖堂に入る者、神学を志す者に対し儀式を執り行うために使用していた物である。本来の目的はプリッシュの虚ろを封じ込めることではなく単に儀式の一環として行ったのだが、結果としてプリッシュの特異点に「暁の瞳」としての本来の機能が作用したことになる。
- 「虚ろなる闇」を失った影響で、プリッシュは人間の心が読めるようにもなってしまい、人が抱える闇の部分(虚ろ)を望まずとも見つめ続けることになる。だが「虚ろなる闇」を失った彼女にとっては人間の心の闇、負の感情は意味の無いものとなっていた。当然、自分の心の中からも、恐怖や悲しみといった感情が消えたことになる。そしてなにより、プリッシュ自身が世界の終焉を考え、望み、目にしながら共に死にたいと願っていた。
- そんな彼女も、プロマシアとの決戦後、共に闘ってきた友である冒険者の心が読めなくなった事に激しく動揺し、決して誰にも見せなかった涙を流す。しかし、自分が冒険者と同じ存在になった、「特別な存在」ではなく心の闇を持つ普通の人間に戻ったことに気づき、人間の素晴らしさを実感する。
- その後ジュノクエスト「日輪を担いて」で急にしおらしくなって登場。タブナジアの住人には「どうやらどこかで頭を打ったらしい?」と噂されているようだが、後続クエスト「世界に在りて君は何を想うのか?」で演技(悪戯)だったと判明した。同時に共に戦った冒険者に浅からぬ想いを抱いている節もあり、その照れ隠しでもあったようである。
- ウルミア (Ulmia)
- プロマシアミッションの主要登場NPCの一人。エルヴァーンの女性で、タブナジア地下壕の長老デスパシエールの孫娘。物腰は穏やかだが芯は強い。服装は地味ながらセンスと品の良さがうかがえる着こなしである。過去にはタブナジア聖歌隊に所属しており、もっとも美しく歌えると評されていた。同じくプロマシアミッションの主要登場人物であるプリッシュとはその頃から知人であり、様々な出来事を通じて親友のような関係を築いている。
- デスパシエール (Despachiaire)
- タブナジア地下壕の長老。ウルミアは孫にあたる。元々はタブナジア王族とは関係のない一介の商人だった。サンドリアとタブナジアを行き来するうちに神学生であった妻と知り合い、幸せな時を過ごしていたところ、戦乱に巻き込まれたようだ。タブナジア地下壕に逃げ延びた後、年長者であったということで周囲から「長老」と呼ばれるようになり今に至る。
- プリッシュに対しては腫れ物に触るかのような扱いをし、一方で救いの手があれば疑いもせず取引に応じるなど、年の割には見境のない行動ばかりを繰り返す。
- ジャスティニアス (Justinius)
- タブナジア地下壕の自警団の団長。斧使いの名手。チェブキー兄妹のお目付役も任されている。生真面目な性格の為、自警団のリーダーであるプリッシュや、悪童のチェブキー兄妹に振り回されている苦労人。プロマシア発売前は「重要人物」として公式サイトのNPC紹介にも登場し、PM前半で重要人物のように登場するものの、PM後半になるとまったく話にからまなくなる。「獣人にまで知れ渡るほどの斧の使い手」らしいが、その技量が見られる機会はおろか、ゲーム内で語られることも、現在のところはない。
チェブキー兄妹[]
タブナジア地下壕で育ったタルタルの三兄妹NPC。大雑把な性格でワルな面もよく見せる。タブナジア地下壕では奔放に暮らしているがプリッシュには頭が上がらないらしい。行動力もすさまじく、トラブルメーカー。
「プロマシアの呪縛」のストーリの中で、ヴァナ・ディールに起こる事件にいたずらに首を突っ込んだりするうちに巻き込まれていく。
上げればキリがないほどの騒動を各地で起こす彼らだが、一応は目的を持って行動しているようだ。元々はタブナジア地下壕の警備担当のような存在であったようで、バハムートの空間転移魔法により本大陸に飛ばされた後、折角だからと父親探しをすることとなる。
最初にウィンダスに流れ着いた彼らは、そこで辺り構わず著名人に一方的に父親だと迫っては、これまた一方的にやっぱり違うと言い捨てて遁走することを繰り返し、周囲に様々な誤解を撒き散らした。その後ジュノに渡った頃から、目的が父親探しから富と名声を得る事に変わる。当初はナグモラーダに取り付いて各地を回ったものの、結局途中でエシャンタールに買収され恐怖のデジョンIIによりナグモラーダを強制送還する。
無論、そんな風に場面によってころころ立場を変えているようではまともな信頼など得られるはずもなく、結局は全て裏目に出てしまう。その後プリッシュに諭され、一時は元の鞘に戻ったが、懲りずにテンゼンに取り入って「ひんがしの国」の偉い人になろうと目論んでた時期もあったようだ。
アル・タユに巻き込まれて到着した後は、門の開門などに協力するが、世界の終わりに来る者ことプロマシアに父親を願望する心、タブナジア地下壕のような貧しい生活とは決別したいという心を見抜かれ、甘い言葉に誘われてまたもや裏切る。その後、暁のイベントシーンにおいても意図せずに邪魔したり手助けしたりを繰り返す。
最後の戦いが終わった後は再び父親探しの旅に戻り、エピローグではプルゴノルゴ島でついに父親である賞金稼ぎ黄金のたてがみことブッキーチェブキーと再会を果たした。母親が誰なのか、ということはストーリー内でははっきりとは語られていない。
兄妹各人が個々に活動していることは全くと言っていいほどなく、諍いを起こすシーンもないことから兄妹間の仲は極めて良好なようだ。「個性的な三人」と言うよりは「三人揃って一個性」のようなイメージで、強烈な存在感を放っている。
- マッキーチェブキー (Makki-Chebukki)
- チェブキー兄妹の長男、種族はタルタル。兄妹の内では先頭に立ってセリフやアクションを切り出すことが多い。戦闘の際には主に弓術による遠隔攻撃を使って戦う。両拳をファイティングポーズのように構えて身体を揺する独自のモーションを持つ。
- クッキーチェブキー(Kukki-Chebukki)
- チェブキー兄妹の次男、種族はタルタル。兄妹の内では兄や妹のセリフやアクションを繋ぐことが多い。戦闘の際には主に黒魔法を使って戦う。右手で指を差しながら身体を揺する独自のモーションを持つ。
- チェルキキ (Cherukiki)
- チェブキー兄妹の末女、種族はタルタル。兄妹の内ではセリフやアクションを締めることが多いが、よく失敗もする。戦闘の際には主に白魔法を使って戦う。両手を腰に当ててお尻を振る独自のモーションを持つ。
脚注[]
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