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アトルガン皇国(The Empire of Aht Urhgan)[]

ナシュメラ(Nashmeira)[1]
種族はヒューム。ジュブリールの娘であり、宰相ラズファードの異母兄妹で、またの名を無手の傀儡師アフマウ。
幼少の頃にワラーラ寺院に預けられ市井の中で暮らしていた[2]
その周りには、オートマトンのアヴゼンとメネジンと呼ばれる2体の喋るオートマトンはこの頃から一緒におり、彼女が魔笛に触れた際にオートマトンがしゃべるようになる。以来、彼らとの信頼感がさらに強まり、性格も活発になる。
からくり士としての技能(具体的に言えばオートマトンを操る能力)は元々父母から教わっていたらしいが、この頃さらに腕を磨いた模様である。
元々はラズファードが第一皇位継承者だったが、反対を押し切って参戦した東方戦線で瀕死の重傷を負った際に再生力の高い魔物の血を輸血し、それを理由に: 皇位継承権を外されて不滅隊の長に。妹であるアフマウに聖皇の座がまわって来たのである。
前聖皇が崩御した4年前にラズファードから皇宮に召し出され、聖皇ナシュメラとして即位する事になる。
だが実際に政治を執り行い、戦局の拡大を指示しているのはラズファードであり、彼女はヴェールの中から出てこない傀儡となっている。
ラズファードの留守を狙っては無手の傀儡師アフマウとして表に出、彼女なりに皇国の再建を図っているが、結果的に傭兵や不滅隊を振り回してしまいラズファードから叱責を買う日々。[3]
やっていることはバストゥークのコーネリアと同じなのだが、大統領令嬢と帝国の長とでは立場が大違いな上に、ナシュメラは自己の危険も顧みず暴走するのでラズファードや不滅隊も気が気でないだろう。
ナシュメラは自分の想う民の平和・正道とラズファードの想う国の発展・王道とのズレを感じていたものの、隠された魔笛と海賊船の謎を追っていくうちに、兄を頂点とする皇国自体が諸悪の根源である事件を目の当たりにしてしまう。
彼女は真実を知るために海賊ルザフについて行き、皇国を飛び出すこととなる。
そしてルザフと共に時を過ごすことで彼の復讐心を解きほぐし、「冥路の騎士」オーディンと「機関巨人」アレキサンダーの対決による「最終戦争」ラグナロクを回避すべく兄ラズファードを説得することになる。[4]
ラズファード(Razfahd)
若年でありながら聖皇の意を受けて、最も近き位置で皇国の大政を司る軍才に秀でた若き宰相。
種族はヒューム。
本来は聖皇の親衛隊である不滅隊を率いており、皇国内で絶大な権限を持つ。[5][6]
ミッション等で計略や思惑が交差したり暗躍したりする際に、また聖皇がクローズアップされる際に殆どと言って良いほど登場してくる辺り、アトルガンの秘宝の中核を担う人物である事は想像に難くない。
アフマウはナシュメラと同様にラズファードを丞相と呼び、時には「にいさま」と呼びもするが無関係では無さそうだ。[7]
聖皇ナシュメラの兄で、本来なら皇位継承権第1位であったが、東方戦線に参戦した際、瀕死の重傷を負い、その際に再生能力の高まる魔物の血を輸血した為、継承権を外される。父ジャルザーンが崩御した後、妹のナシュメラを聖皇の座につかせ、本人は宰相となった。
アトルガンミッションにおいて、彼は父の遺志を継ぐため、あるいはそれ以上に自らの理想のために、伝説の鉄巨人にして皇国の守護神アレキサンダーを復活させる事で戦乱を終結させようと画策をする。その結果、復活したアレキサンダーを駆る彼は、ラグナロクを止めるために動くナシュメラ2世=アフマウ、そして冒険者達と対峙することとなった。
戦闘のさなか彼のコントロールを離れて暴走したアレキサンダーと、それによって討たれたナシュメラを前に海賊ルザフが呼び起こした「冥路の騎士」オーディンとの間で、再びラグナロクの危機が訪れる。そのことを良しとしなかった彼は、最期にナシュメラに皇国の未来を託し、アレキサンダーを道連れに死亡した。しかし、その後、彼の精神はナシュメラの持つオートマトンの中に引き継がれた様である。
世界の危機や、皇国と他国との一触即発の事態を引き起こした彼であったが、その動機はけっして私利私欲といえるものではなかった。逆にあまりにもアトルガン皇国の未来を憂うゆえに、性急な手段へと走ってしまった、といえる。
また妹であるナシュメラに対しても、彼を止めるために動いていると確定した段階になっても、それをナシュメラの受ける「試練」だと考えるなど、未来においても彼女が聖皇になるべきだと考えていた節がある。
ガッサド(Ghatsad)
種族はガルカ。
アトルガン白門にあるオートマトン工房の親方。
最初のオートマトン「メネジン(Mnejing)」を開発したのは他ならぬ彼であり、以後数々のオートマトンを作ってきた名工として知られる。
職人気質のためか口数が少なく無愛想に見えるが、腕は確かで、プレイヤーのからくり士は新フレーム入手のためにお世話になることも多い。[8]
Faluuya(ふぁるーや)
NPCの一人。アトルガン皇国宮廷絵師。
非戦闘員でありながら敵地の情報収集に送りこまれた人。通常宮廷絵師といえば国の宝であり国家元首のお気に入りのはずである。しかしながらこんなスパイもどきの危険な任務に出されるとは、聖皇の不興でも買ったのであろうか。
Ryaaf(ライアーフ)
ペリキア上等傭兵アサルト「ライアーフ捜索作戦」および、クエスト「風纏う弓」(の回想シーン)に登場するNPC。
風蛇将ナジュリスの弟で二等兵。「いのししライアーフ」の呼び名を持つ。
何度囚われの身から救出しても次の瞬間には既に囚われている稀有な才能の持ち主。
アサルトでは、偉大な射手である姉の影と過保護に翻弄されつつも、それを疎み自身の力による立身出世を望む弟、といった人物像しか見えてこなかったが、クエスト「風纏う弓」実装によりそのヘタレっぷりが知られることとなった。[9][10]
Iruki-Waraki(イルキワラキ)
種族はタルタル。
アトルガン白門にいるからくり士。相棒のオートマトンは「エリザベス」。
バストゥーク商業区にエルヴァーンの師匠がいる。
腕の良いからくり士として期待されていたが、とある事情で自分の人形を失い、アトルガン白門でたそがれる日々を送っている。
師匠共々なかなか愉快な性格をしているが、人形に対する愛情は本物である。
からくり士ジョブ習得クエスト「オートマトン」、アーティファクト入手クエストの依頼者であるため、からくり士にとっては最重要NPCの一人と言える。[11]
Fari-Wari(ファリワリ)
アトルガン白門の茶屋シャララトにいる旅の吟遊詩人タルタル。
出身は冒険者たち同様中の国で、新たな英雄の詩を作るためにアトルガン皇国へと渡ってきた。
と書くと何やらストイックな人物を思い描くかもしれないが、実際には口から先に生まれてきたような「調子乗り」で「ウソつき」で「女好き」のカル~いタルタルであり、彼が何かするたびプレイヤーは迷惑を被るという典型的な糞樽キャラでもある。彼にもファルズン(Falzum)同様に特有の土下座モーションがある。
五蛇将の噂を耳にしその英雄譚を歌にしようと考えるが、取材にはほとんど赴かずに茶屋でただ話を聞くだけ。遠隔地での取材には「付き人」である冒険者が代わりに向かうことになる。この依頼がいわゆる「五蛇将クエスト」で、このクエストの内容及び五蛇将の人気のおかげでファリワリ自身の人気もそこそこあるらしい。また、クエストを進めていくと分かるが、詩作の才能については確かである模様。[12]

不滅隊関連[]

ラウバーン(Raubahn)
皇国に絶対の忠誠を誓う不滅隊の隊長。
種族はヒューム。
その大半が謎に包まれた人物。不滅隊の隊長というだけあり、並の不滅隊員(青魔道士)を遥かに越える圧倒的な魔の力を有する。[13]
不滅隊の隊長という立場から青魔道士関連のクエストはもとより、五蛇将クエストやアトルガンミッションにも重要人物として登場する。
青魔道士関連のクエスト発生のキーとなる占い師ワーウード(Waoud)とは恐らく同一人物であると思われる。[14]
青魔道士の限界クエスト5の不滅ではこのラウバーンと対峙することになるのだがその実力はというと青魔法をほぼ無詠唱で行使し、片手剣での攻撃は軽く3桁のダメージをたたき出してくる。流石は不滅隊隊長というところだろうか。
限界クエスト5以外にも不滅隊・魔滅隊合同演習やアトルガンミッションなど、アトルガンの秘宝NPCでは対戦の機会が最も多い。[15]
青魔道士関連のクエスト中の演出や、錬金術師との会話などから、ラウバーンは「魂を食らう」ことのみで力を身につけた青魔道士ではないことが窺える。[16]
少なくとも確認できるのは、彼の瞳にはアーリマン族の瞳の組織が移植されていること。これによって、彼はアーリマンから得られる青魔法だけでなく、相手の力量を推し量ったり、一種の催眠状態に陥れるといった特殊能力をも持ち合わせている。青魔道士関連のクエストの際に、催眠術を用いてプレイヤーを意のままに操っていると見られる場面が多々ある。
さらに、最終戦での驚異的なまでのアイズオンミーの威力の高さも、アーリマン族の瞳の組織が移植されていると考えれば納得が行く。[17]
アトルガンミッションの最終戦「少女の決意」で、プレイヤーはラウバーンと対峙するが、彼は一度倒しただけでは屈服しない。二度倒してもまだ立ち上がってきて、三度目にしてようやく動かなくなるという、恐るべき生命力を見せている。また、最終戦クリア後のイベント中に彼の姿を見ることができるので、三度倒されてもなお絶命はしていないことが分かる。
このことから、「死ねなくなった青魔道士」とはラウバーンその人であると考えることもできる。[18]
丞相の命とは言え、聖皇に背く大事を犯したラウバーンだが、その後もアサルト等にも元気に登場し、今日も「とある場所」で新たなる「蒼き獅子」の候補を探すべくひっそりと佇んでいる。戴冠式では一言も話すことはないが、聖皇の傍らで威厳を見せつけている様子から察するに、ガッサド同様に聖皇の特赦を受け、今後も進むべき道を修正したアトルガン皇国のために暗躍するものと思われる。
Amnaf(アミナフ)
NPCの一人。種族はヒューム女性。
アトルガンミッションや一部アトルガンクエストに登場する、不滅隊所属の青魔道士。
AMでは「聖跡の巡視」から登場。
リシュフィー(Rishfee)と共にアトルガン皇国皇宮からのメッセージを傭兵(冒険者)へ届ける役回りを務める。
一見ただのお使いとも取られかねない役柄だが、実際は丞相ラズファード(Razfahd)はおろか、聖皇ナシュメラ2世(Nashmeira)にまで謁見することを許されており、不滅隊の中でもかなり高い位置にいると思われる。
メッセンジャーを務めているのはむしろ、冒険者たちの様子を皇宮に報告する目的もあってのことだろう。
不滅隊隊長ラウバーン(Raubahn)の腹心でもあり、クエストなどでも同行するシーンが見られる。また、同僚のリシュフィーとは古くからのなじみでもある。
アトルガン皇国に対しての忠誠心は非常に高い。彼女の生い立ちと何か関係がある。
Rishfee(りしゅふぃー)
NPCの一人。不滅隊の隊員で種族はヒュム。
アトルガンミッションに登場する。
他の不滅隊のメンバーが一癖も二癖もありそうな中で、数少ない良心的な人物。
同僚のAmnafとは昔からのなじみだが、青魔道士としては人がよすぎると評された。
ミッションの途中で素顔がわかるが、片目を閉じている。負傷して閉じているだけなのか、それとも何らかの事情で目を失ったのか、詳細は不明。

アフマウ関連[]

アフマウ(Aphmau)
アトルガンミッションに関わる重要人物と目される一人。宮廷傀儡師の15歳の少女。
無手の傀儡師という異名をもつため、かなりの腕前のからくり士と思われる。オリジナルの衣装とフェイスタイプ、外見をしている。
普段は大人しく、主に聖皇の傍に従事している。このような公の場に出る際は白い装束を纏っている。オートマトンとお忍びで行動している時などは「表着」と呼んでいる赤色の衣装に着替えた上で一人称が「マウ」となり、かなりやんちゃになる。
彼女に従事しているオートマトンは性格の異なるアヴゼン(Ovjang)とメネジン(Mnejing)が居り、実はこの二つのオートマンには秘密がある模様。

アフマウのオートマトン[]

アヴゼン(Ovjang)
無手の傀儡師であるアフマウのオートマトン。
相方に、メネジン(Mnejing)がいる。
元々はアフマウに近しい人物のオートマトンであったらしい。
かなり我の強いオートマトンであるが、アフマウに何かとこき使われる。[19]
ちなみにヘッドとボディはカーマインスコーピオー(魔法戦フレーム)。
メネジンの目を借りて遠隔地で映像を映し出す能力を持っている。
メネジン(Mnejing)
現在より50年前に、ガルカの人形師・ガッサド(Ghatsad)が率いる職人集団によって開発された、最初のオートマトン。
アヴゼン(Ovjang)と共にいることが多いので、相方であるとの認識が強い。
当時は皇太子であったジャルザーンによって皇宮内に招き入れられ、開発発展を遂げ現在に至る。現在も、アヴゼンと共に皇宮内にいる。
常に毅然と両手を後ろ手に組み、威厳に満ちたそのセリフからも、アヴゼンとは正反対の印象を受ける。
マスターはアヴゼンと同様にアフマウであるかと思いきや、実は不明である。
ヘッドとボディ(フレーム)はホワイトキャンサー(白兵戦フレーム)。
戦闘能力はそれなりにあるのだろうが、ある人物に極めて屈辱的な扱いをされる。[20]
また自らの目で見た遠隔地での映像をアヴゼンに送信する能力を持っている。

サラヒム・センチネル[]

サラヒム・センチネル(Salaheem's Sentinels,)
拡張データディスク「アトルガンの秘宝」で登場した傭兵派遣会社。
社長はナジャ・サラヒム(Naja Salaheem)。
アトルガン皇国内で聖皇ナシュメラ2世に許可を得た企業で、本社をアトルガン白門・アルザビ港に構える。
この会社に入社し傭兵となることで数々のメリットが得られるようになる。
* サンクションへの参加
* 上記に付随して皇国軍戦績の獲得
* ビシージへの参加
* アサルトへの参加、及び作戦戦績の獲得
* 移送の幻灯の使用
* モグロッカーの使用
冒険者はアトルガンミッション「不滅の防人」をコンプリートすることで晴れてこの会社に入社、傭兵としての道を歩みだすことになる。
ナジャ社長の豪放磊落な性格だけでも手に余るところだが、会社としての勤務評価基準もまずは社長ありきの破天荒そのものという超ワンマン企業である。
同社を舞台に社長と社員アブクーバ(Abquhbah)の間で繰り広げられるやりとりはアトルガンミッションの見所のひとつと言える。
また、本社の他に出張所がアトルガン白門・バルラーン大通りの2階[21]に存在している。
社外ではこの出張所のほかに、アルタナ四国へ傭兵キャラバンを派遣しての広報活動や士官候補生向けに教育を行う学校も展開している。派遣業に留まらぬその商魂のたくましさもこの会社の特徴のひとつと言えるだろう。
ナジャ・サラヒム(Naja Salaheem)
傭兵派遣会社「サラヒム・センチネル」の社長。通称、ナジャ社長、ネコ社長。
種族はミスラ。南国ゾワ出身。
片手にトレードマークのモーニングスターを持ち、ナシラ装束に身を包んで机を両手で何度も叩きながら相手に反論を許さず一方的に怒鳴りつけるのが彼女の特徴である。歴戦の冒険者ですら彼女の怒鳴り声を仰け反りながら聞き続けなくてはならない有様。
なかなか勇ましいが、唯一平然と反論する金色の騎士には手を焼いたり、この世ならざる者(オバケ等)相手に臆病になったり、ファッションショーを繰り広げるなどの可愛い一面もある。かなり強欲で利益のためなら卑劣な手段も厭わない性格。[22]
そんな彼女にも会社設立に一切借金をしていない、ツテもないのに聖皇の信頼を得た等、何か裏を思わせる噂がある。
アブクーバ(Abquhbah)
ヒューム男性。
アトルガン白門の傭兵派遣会社サラヒム・センチネルの人事担当者である。
人事部長と言えども、事実上ナジャ社長(Naja Salaheem)の召使い筆頭という扱いで、サラヒム・センチネルを舞台とするアトルガンミッションやアトルガンクエストでたびたび情けない姿を見せる。
NPCとしてはサラヒム・センチネル本社の玄関そばに立ち、サラヒム・センチネルのシステム指南と冒険者への勤務評価の伝達という役割を務めている。[23]
数多といる傭兵一人一人の評価を逐一覚えていることから、事務員としてはおそらく有能な部類に入るのだろう。
Arcuhbah(アルクーバ)
サラヒム傭兵士官学校の教頭。種族はヒューム。
頼りなさそうな感じなどがどことなくサラヒム社の人事担当に似ている。
Koja Salaheem(こじゃ・さらひむ)
サラヒム傭兵士官学校の校長。種族はミスラ。
サングラスを掛けているだけで某傭兵会社社長にとてもとても似ている。
Falzum(ファルズン)
人呼んで【猛虎のファルズン】。ロンジェルツをして【勇者】と言わしめ、自らを【エース】と号する傭兵派遣会社サラヒム・センチネルの社員。
種族はエルヴァーン。
プレイヤーと同じ日に傭兵となった同期であるが、階級の差から「後輩」として扱われている。
初登場はクエスト「昇進試験~傭兵長」など。
性格は極めて弱気であり、任務達成度も著しく低く、当然、社での評価も高いとはいえない。[24]
錬金術ギルドに入門してはいるが、未だに素人のままであり、買った素材は倉庫に入れっぱなしで、合成もよく分からないまま行なっているらしい。
Kubhe Ijyuhla(クベ・イジューラ)
NPCの一人。種族はミスラ。
アトルガン白門の常設NPCで、「友情のカルテ」のオファー主。また、「昇進試験~少尉」「昇進試験~中尉」で登場する。
普段は相方のトカと蛇王広場にたたずみ、サラヒム・センチネル社にまつわる黒い噂などを冒険者に伝えるただの町人といった風情。
昇進試験~少尉からの連続クエストにおいては、冒険者と同様に士官候補生としてサラヒム傭兵士官学校で地獄のシゴキを受けることとなる。
トカと2人で1セットのNPCという感が強く、またファルズン、ヤスミール、ネオザリヤといったアクの強いキャラに押されて人数あわせのにきやかしといった微妙なポジションを感じさせてしまう。
Tohka Telposkha(トカ・テルポスカ)
NPCの一人。種族はミスラ。
アトルガン白門の常設NPC。また、「昇進試験~少尉」「昇進試験~中尉」で登場する。
普段は相方のクベと白門噴水広場にたたずみ、サラヒム・センチネル社にまつわる黒い噂などを冒険者に伝えるただの町人といった風情。
昇進試験~少尉からの連続クエストにおいては、冒険者と同様に士官候補生としてサラヒム傭兵士官学校で地獄のシゴキを受けることとなる。
クベ以上に噂好き・おしゃべりキャラを強調されており、その件でクベともども鬼軍曹のカミナリを食らうこともしばしば。
Yasmeel(ヤスミール)
NPCの一人。種族はヒューム。
「昇進試験~少尉」「昇進試験~中尉」で登場する。
ツァヤ自警軍の出で、サラヒム傭兵士官学校に士官候補生として入学。
自警軍出身とあってか場慣れしており、地獄のシゴキの中でも他の候補生たちを牽引していく役割を担うことが多い。
その優等生ぶりたるや、鬼軍曹ロンジェルツ(Rongelouts)をして「委員長」と呼ばせるほどのものである。
自警軍から傭兵に転向した経緯・目的などはまったく不明だが、ある程度はクエストを進めていくことで判明する。もっとも核心的な部分は当の本人がぼかしているため、クエストを最後まで解いてもわからなかったりする。[25]
Rongelouts(ロンジェルツ)
サラヒム傭兵士官学校の主任教官にして、歴戦の勇士。
階級は軍曹。
初登場時ですでに特務曹長(軍曹の2階級上)であるプレイヤーにもこのような態度だが、リアルでも士官学校に入校した時点で元の階級は一時的に剥奪され、いわば士官候補生という階級となる。ゆえに軍隊を模しているサラヒム・センチネルの傭兵士官学校もこのような様式がまかり通るのだろう。[26]

五蛇将(ごじゃしょう)[]

  • 五蛇将(ごじゃしょう)
魔笛を安置している封魔堂の扉を開くカギ五鏡を所持する、以下の5人の皇国軍将校たち。
* 天蛇将:ルガジーン(Rughadjeen)
* 炎蛇将:ガダラル(Gadalar)
* 水蛇将:ミリ・アリアポー(Mihli Aliapoh)
* 土蛇将:ザザーグ(Zazarg)
* 風蛇将:ナジュリス(Najelith)
一騎当千の猛将と称されるだけあって、どの将軍も桁違いの戦闘力を誇っている。
なお、ビシージの都市防衛戦では、彼らが全員倒されると、蛮族軍が封魔堂へダイレクトにアクセスできるようになるため、敗色がかなり濃厚になる。よって、五蛇将の死守が傭兵達に課せられた第一級任務であるともいえる。
市街戦の開始・終了を告げる鬨の声を上げるのも五蛇将である。[27]
なお5人とも不在の場合は不滅隊の将校がこれを行う。彼らほどプレイヤーの横で頻繁に戦うNPCは他にいない。[28]
「五蛇将」の名は、アトルガン皇国の象徴である蛇王ザッハークの伝承に登場する蛇の使徒と彼らの数がともに5で一致していることから、誰からともなくこのように称されるようになった。
ルガジーン(Rughadjeen)
種族はエルヴァーン。
魔笛を安置している封魔堂の扉を開くカギ五鏡を所持する。
ビシージ時の初期配置はウルタラム大通り(Ulthalam Parade)。
天蛇将(Skyserpent General)と言う、五蛇将を束ねる総大将と言う地位にある。
ナイトでありアルゴルと言う特殊な両手剣を携え、身に纏っている装束も現在は未実装の特殊グラフィック。長身痩躯、整った容貌に落ち着いた物腰、等いかにもリーダー格ではあるが、他の四将の強烈な個性の前に今ひとつ印象が薄い。[29]
守備位置の大通りは大抵の局面で大乱戦となる激戦区であり、そこを隅から隅まで駆け回っている。
そのためか、敵が青魔法や自爆系などを行う場合は、知らないうちに戦闘不能になっていることも。2006.10.19のVUにより開戦時と終結時の演出が変更されたが、終結時に見せる、剣を支えに咳き込む姿からも、戦闘の激しさ、ダメージの重さがうかがえる。
また、アトルガンクエスト「天駆ける剣」をはじめとした五蛇将クエストで語られるエピソードに見られるように、彼は自らの地位を投げ捨て民衆を救う為に奮闘し、[30]聖皇の慧眼にかなった真の意味の「勇者」であり、部下を庇い、迷える者に道を説くなど説得力の有る言葉を出すことができる、強いリーダーシップの持ち主である。
ガダラル(Gadalar)
種族はヒューム
炎蛇将(Flameserpent General)で、魔笛を安置している封魔堂の扉を開くカギ、五鏡を所持する。
東部戦線では、敵から羅刹と恐れられた猛将。[31]
平常時は、ワジャーム樹林方面の門を監視している。
水蛇将ミリ・アリアポー同様、傭兵達を毛嫌いしている。[32]
何故に、彼は目に入るもの全てを憎むかの如く荒れ狂い、全力を持って敵を灰燼に帰すのであろうか。その答えは、炎蛇将ガダラルの燃えさかる心の中に秘められている。
戦闘時、競売エリアの防衛に当たっており、通常時はスパイク系の魔法を詠唱して有事に備えている。
戦闘が始まると開幕で敵の集団にファイガIIIを放ったりとまさに墨としか言いようのない戦闘パターンであるため、うっかり放置すると敵の大群に囲まれてあっさり討ち死にするという危険極まりない鉄砲玉のような将軍である。
ここまで見ると攻撃力だけは抜きん出ているように思えるが、実際のところは敵の魔法耐性と詠唱時間の関係で目を見張るほどのダメージは出ないという悲しさが付きまとう。
それでもキチンと護衛さえしてあげれば五蛇将屈指のアタッカーである。
なお、モンスターを含める他のNPC同様、彼のMPも無限ではなく、MPを使い切る場面がある。[33]
ミリ・アリアポー(Mihli Aliapoh)
種族はミスラ
水蛇将(Waterserpent General)で、魔笛を安置している封魔堂の扉を開くカギ五鏡を所持する五蛇将の一人。
アトルガン皇国のある属国の出身で、祖国の期待を一身に受けているらしい。
いつもは魔笛の安置されている最終ラインを護っているため自己強化魔法を使用するだけで終わってしまうこともあるが、死者の軍団が攻めてきた時にはボギー系がいきなり現れるため、知らぬ間に戦闘不能になっていることが多い。いざ戦闘となると愛用の棍棒を片手に平時はバニシュIII・ホーリー・バニシュガIII、HPが減るとケアルV・ケアルガIV・イレースなどの高等白魔法を唱えつつダブルアタックを繰り出しヘキサストライクで撲殺する白魔道士へと豹変する。[34]
冒険者に食ってかかる強気な一面も見せるが、捕虜になったときに精神的な弱さがうかがえる。[35]
ザザーグ(Zazarg)
種族はガルカ。
土蛇将(Stoneserpent General)で、魔笛を安置している封魔堂の扉を開くカギ五鏡を所持する。
数多の戦場を知る歴戦の勇士だが、兵士と寝食を共にし、誰にでも気さくに声をかける。
アトルガンに来る前はバストゥークにいたことがあり、過去バストゥークに行くと会うことができる。
平常時は、バフラウ段丘方面の門を監視をしている。
豪気で豪快と漢らしさを十二分に発揮しているため、冒険者から信奉されている。また、その豪快な性格から兄貴と呼ぶ人もいるとかいないとか。あるクエストのイベントシーンでは実際に「兄貴」と言われ親しまれている。
そんな普段の彼の姿から脳筋気質であると先入観を持たれがちであるが、並外れた戦闘能力はもとより、一本筋の通った強い信念と、戦況を冷静に見極める卓越した戦術眼を備えた、類稀なる器量の持ち主である。[36]
戦闘時はガルカでモンクということからか、攻撃力だけでなく耐久力もずば抜けて高いため、五蛇将筆頭のアタッカーといっても過言ではない。ただし、手数の多さゆえ、ワモーラ族(幼虫)などを代表とするブレイズスパイクで丸焦げになってしまうので、彼がそれらの敵を相手にしているときは注意を払ってあげたいところ。
ナジュリス(Najelith)
種族はヒューム。
本名ナジュリス・タイラ(Najelith Taira)。[37]
魔笛を安置している封魔堂の扉を開くカギ五鏡を所持する。五蛇将の一人で、風蛇将(Galeserpent General)。
本人も東国の英雄「ヨイチ」と並び称される弓の天才。[38]
上等傭兵アサルトで捜索するライアーフ二等兵は実弟であり唯一の肉親。常に弟を気遣っており、とても甘い。
クエスト「風纏う弓」では、弟にべったりな彼女の姿を見ることができる。そんな姉に対してライアーフ本人の心中は複雑であるらしい。
ちなみにナジュリス、ライアーフの父も軍人で、皇国軍で弓の師範を行っていた。
戦闘時の凛とした態度や、可愛げのあるモーション、普段は威圧感を与えない穏やかな物腰など、女性として十分魅力的である。
傭兵達を信頼し、鼓舞しながら毅然と矢を放つナジュリスの姿は美しい。その心の中は常に「過ちを繰り返さない」という強い決意が宿っている。そんな風蛇将を支え、共に戦い、信頼に応えること。それこそが彼女に共感した者の為すべき行動である。[39]

五蛇将の部下[]

Biyaada(びやーだ)
NPCの一人。種族はヒューム。
アルザビ人民街区にてRughadjeenの付き人を務めている。
五蛇将関連クエスト「天駆ける剣」はこのBiyaadaとFari-Wariの対談という形で構成されている。[40]
ルガジーン不在(捕虜)時の台詞などからも、他者に対する心遣いは基本的に懇切で細やかなものと考えられる。

ナシュモ(Nashmau)[]

脚注[]

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  1. アトルガン皇国マジャーブ朝の第16代聖皇。
    常にヴェールの奥にいる為、種族などは不明だが声から女性である事がわかる。
    先代聖皇ジャルザーンが崩御した際、突如として現れ聖皇に即位するも、即位以来、姿を現す事は滅多にない。
    即位してより皇国の治安が急激に悪化し、蛮族の侵攻が盛んになり、良いことが何ひとつないと、民衆からの評判はすこぶる悪い。
    本人は政治に関心が無いようで、イベント絡みでもヴェールから出てこない。わかるのは女性であることだけで、容姿・種族・年齢のいずれもまだ明らかにされていない。ヴェールから出てこないというよりも、出てこられない理由がありそうである。民草の声に敏感であるらしい。
  2. 恐らく同時期に母を亡くしていたせいか、当初は内気な少女だった。
  3. その一例としては、蛮族侵攻の際、子供を助けようとして自分も倒れてしまい、そこを救ったのが当時上官の不評を買い一兵卒に降格されたルガジーンである。ルガジーンの献身に報いるため、ナシュメラは彼を天蛇将に大抜擢している。
  4. アトルガンミッションの初期、まだナシュメラとアフマウが同一人物だとプレイヤーに知らされていないとき、例えば「ナシュメラが自分でとある調査をしたくて、アフマウ名義の自分に調査を命令をするという戯れ」や、「(アヴゼンとメネジンにいったと思しき)ラズファードの『話し相手になって差し上げろ。陛下は……、御一人では何もできない』という台詞の前に、アフマウの簡単な台詞を入れる」等、アフマウとナシュメラを混同させるいわば叙述トリックのようなものが仕掛けられていたりする。
  5. 聖皇を怒鳴りつける描写があるなど聖皇を操り実質皇国の実権を掌握しているらしい。文民統制である現実世界の我々から見ると違和感を覚えるかもしれないが、軍部に対しても大きな権限を有しており、本来聖皇親衛隊の不滅隊を直属部隊として率いる。
  6. いまだにナシュメラを聖皇としての自覚が足りないとみなし、皇国の事実上握っているともいえる。
  7. 特に聖皇ナシュメラと無手の傀儡師アフマウとについての件が気になる。
  8. アトルガンミッションを進めて行くと、彼がただの人形師でなく、アトルガン皇国の中枢にも係わっている事実を垣間見ることができる。
  9. アトルガンクエスト、ミッションではいわゆる「ヘタレ」なNPCが数多く登場するが、そのしでかした所業による人的・物的被害はおそらくトップクラスであると思われる。クエスト時点からある程度時間は経過しているため成長している可能性はなくはないが、アサルトでは未だ二等兵であるのを見る限り大幅な改善は難しそうである。
  10. ナジュリスの弟であることからおそらく姓は「タイラ」であると思われるが、ナジュリスが事情により「パレビア」姓を名乗っている今、どちらを名乗っているかは不明。
  11. なお彼の装備はブリガンダインの様に見えるがからくり士はブリガンダインを装備できない。
  12. ファリワリ関連クエストは該当五蛇将が捕虜になっていると、クエストそのものが発生しない、あるいは発生していても中断してしまうので注意が必要である。
  13. 己の限界を超えていない青魔道士は、彼に力を認めさせる事で己の限界を超える事ができるようになる。
  14. 新しい青魔道士の誕生に大きく関わっているようであり皇国配属の錬金術師たちと意味深なやりとりをしている場面を何度か見ることが出来る。
  15. クエスト「不滅」などで見られるように、その実力は不滅隊の中にあっても群を抜いている。ただ、それらの実力は単に経験の違いだけではないらしい。
  16. 聖皇バルラーンの時代に試みられたものの、結果として失敗が続いた(ただし現在も試験的に継続して行われている)「組織の移植」も、施されているようである。
  17. 青魔道士の中で存在すると噂される「不死なる者の魂を移植した結果、死ねなくなった青魔道士」も、このラウバーンを指すのではないかと考えられる節がある。
  18. ただし、ラウバーンは単に(今のところ冒険者が会得できない)リレイズ効果のある青魔法ないし特殊能力を会得している、もしくは何らかのリレイズアイテムを使用しただけとの見方もできるため、断言することはできない。
  19. シャントットのような高笑いなど独特のポーズからも見て取ることができる。
  20. キング・オブ・ハーツのことである。
  21. 出張所ではUgrihdより皇国軍戦績を各種アトルガン貨幣と交換してもらうことができる。
  22. 何故か前屈み気味な姿勢をよくとるが、胸のサイズはかなり控え目と言える。
  23. 特に勤務評価は傭兵階級を上げるために重要なものなので、彼の反応が以前と変わったら一度ナジャ社長にお伺いを立ててみよう。 また、傭兵階級が一定度上がる度にナジャ社長について聞ける内容が変わるので、気になる方は昇級したら聞きに行くことをお奨めする。
  24. 彼特有の土下座モーションがある。
  25. その「含み」の部分も含め、今後何らかのストーリーが展開されることが予想されるNPCの一人でもある。
  26. 尚、彼とは昇進試験以外でも意外な場所で会うことが出来る。
  27. これはルガジーン>ザザーグ>ナジュリス>ガダラル>ミリ・アリアポーの序列に従って、その時点で捕虜になっていない将軍の中で最上位の1人がこれを行うため下位の将軍の名乗りはなかなかレアであった。2006年10月19日にのバージョンアップで、健在な将軍の中からランダムで表示されるようになった。また、台詞とムービーも若干だが長いものに変えられている。ようやくガダラルやミリの勇姿を見ることができたPCもいるらしい。
  28. 満員御礼なビシージのキーパーソンであることも加わり、今までのNPCにはないほどの知名度と人気がある。
  29. なお、彼が天蛇将になる前はアルゴルの代わりにダークファルクスを背負っていた。
  30. 運命のいたずらも相まって
  31. ビシージでの行動を見ると、羅刹と恐れたのは実は味方じゃないのかと思われたが、意外にも部下思いなのだそうだ。どうしたわけか、「炎蛇将」と呼ばれることを極端に嫌っている。
  32. ただしミリの場合は親しくされることで弱みや隙を見せたくないという意地が感じられるのに対し、ガダラルは自身のプライドの高さや傭兵に対する根本的な不信感などが根底にあると思われる。
  33. その場合、直接攻撃しか行わなくなるが、無駄に詠唱の長い精霊魔法を唱えているよりもよっぽど強い。
  34. なお、脱衣のダンスを100%無効化する非情な特性を持つ。
  35. 以前は見る機会が全くと言っていいほどなかったが、2006年10月19日のバージョンアップにより開始時及び終了時の鼓舞・勝どきのイベントが生存している五蛇将の中からランダムになった。
  36. 共に笑い、戦い、苦しみ、勝利を得る事で、傭兵は土蛇将ザザーグから「戦う事の真の意味」を学ぶ事であろう。その教えは、戦い続ける限り生き続けるはずだ。
  37. ある事件を契機に現在はパレビア(Vareviya)の姓を名乗る。
  38. スペルのせいか、PCから時々「ナジェ」と誤って呼ばれることもあるらしい。
  39. ミリ・アリアポー同様、脱衣100%レジストという非情な特殊能力を持つ。
  40. そのフェイスタイプとも相俟って、軍人としての厳粛なイメージがあるが、非常に女性らしい可愛い一面も併せ持つ。
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