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サンドリア王国 (The Kingdom of San d'Oria)[]
- ヴォルダイン (Volledyne)
- 歴史上の人物。フルネームは「ヴォルダイン・ミスタル (Volledyne Mistalle)」。後に伯爵となり「ヴォルダイン・M・ミスタル (Volledyne M Mistalle)」となる。
- 第24代サンドリア国王、後に龍王と呼ばれるランペール・R・ドラギーユ (Ranpeerre R D'Oraguille) が王であった時代に白魔道士として神殿騎士団に属していた。
- ランペールにより二王時代が収束し再び一つとなったサンドリア王国だったが、100年に及んだ分裂状態の傷は深く、王都の治安も安定したものではなかった。
- そこへ新たな問題が浮上する。翌天晶暦816年、東サンドリアの残党がノルバレンにて蜂起、独立国家樹立を宣言したのだ。三月王国事件と呼ばれるこの反乱の陰にはバストゥーク共和国による支援があったとも言われている。治安問題のため王都を離れることができないランペールは王立騎士団長エルパラシオン・B・シャノア (Erpalacion B Chanoix) とヴォルダインの二人に反乱の鎮圧を命じる。二人は力を併せ、わずか3000人の兵力ながらたったの三ヶ月でこの反乱を鎮めることに成功する。ヴォルダインはこの功績を評価されて伯爵の爵位を賜った。一方のエルパラシオンはその後、帰途にて突然姿を消した。彼ら二人は決して良好な関係にあったとは言えなかったようだが、ヴォルダインは指揮下の兵を総動員して彼を捜索したという逸話がある。しかしその行方は杳として掴めず、エルパラシオンはその亡骸が見つからぬまま国葬に付された。[1]
- エルパラシオン (Erpalacion)
- 歴史上の人物。サンドリア王国の英雄の一人とされている。フルネームは「エルパラシオン・B・シャノア (Erpalacion B Chanoix)」。
- 第24代サンドリア王、後に龍王と呼ばれるランペール・R・ドラギーユ (Ranpeerre R d'Oraguille) が王であった時代の王立騎士団団長。
- 生没年:天晶暦768 - 816。[2]
- 幼い頃からサンドリアのために尽くし、流派として廃れつつあった竜騎士の老将を師とし、その武の才能を発揮。次々と技を習得し、わずか16歳で奥義「竜剣」を伝授されて免許皆伝を得た。当時唯一竜騎士の流派を継ぐ者としてランペール王に仕る。
- 天晶暦786年のエルシモ海戦の大戦果をきっかけに、史上最年少の王立騎士団長に抜擢される。王に忠義を尽くし数々の戦功を立てるなどしてサンドリア再統一に尽力し、ランペール王からの深い信頼を得る。
- しかし、天晶暦816年の内乱平定後、王の命令により「戦略的に意味が無い」と評される遠征の参加が決定。その帰路にて行方不明となり[3]、(サンドリアを含む「中の国」における)竜騎士の流派はここで一度潰えたとされる。そのことから、「ラストドラグーン」とも呼ばれる。
- 北サンドリアのNPCのセリフに彼をにおわせるものがあるなど、サンドリアの民衆の間で英雄の一人として称えられている。
- フランマージュ(Francmage)
- フルネームは「フランマージュ・M・ミスタル」。
- 故人であり、プロマシアミッション等に登場するルーヴランス(Louverance)の祖父にあたる人物。
- サンドリア王国の王立騎士(当時)であり、30年前の北の地の調査団の参加者の一人。[4]
- 性格、立ち振る舞い共に典型的なエルヴァーンそのもので、国家への忠誠心は篤いが、他国の者を見下す物言いが多かった。
- 帰国後、夜更けにボストーニュ監獄を散策していた所を、他の調査団員と同様に謎の死を遂げる。[5]
- アルフォニミル(Alphonimile)
- 南サンドリア〔S〕のクエスト「少年たちの贈り物」に登場するエルヴァーン男性。
- ランスを装備していることからジョブは竜騎士である可能性が高い。
- フルネームはアルフォニミル・M・オルシャー(Alphonimile M Aurchiat)。
- 先代のオルシャー家当主にして王国大騎士。爵位は伯爵。
- 現在はバリスタ監督として、水晶大戦時は少年騎士団長としてその名を知られているエグセニミル・M・オルシャー卿の実父である。
- アルテニア(Altennia)
- 南サンドリア〔S〕の連続クエスト、「少年たちの贈り物」「オーク軍団掃討作戦」「巨人偵察作戦II(ツー)」「ちいさな勝利、ひとつの決意」に登場するエルヴァーン女性。
- 水晶大戦当時は王立騎士団の騎士隊の一つ、紅燕隊所属の従騎士。任務の傍ら少年騎士団の面倒も見ているようだ。
- 現サンドリア宰相ハルヴァー・M・ボーレルの妹であり、ドラギーユ城の休日のイベントシーンで名前が出てくる行き遅れの妹とは彼女の事らしいが、現代では未登場。
- Torresapet B Ordelle(とれるざーぺ・びー・おるでーる)
- サンドリア王国の著名な冒険家。通称、オルデール卿。
- 種族はエルヴァーン。
- 生没年:天晶暦733 ~ 768。
- 755年、彼の行動力と博識に目をつけた時の国王から、視察官として任命される。
- 759年、グィンハム卿と出会い、意気投合。以降、自他ともに認めるライバルとしての付き合いが始まる。また、グィンハム卿の影響を受け、遺跡や地底の地図の作製をするようになる。
- 768年にラテーヌ高原にある巨大な鍾乳洞をくまなく調査し、地図を作製。直後に病に倒れ、再び起き上がること無く死去。35歳。この鍾乳洞が、現在我々がオルデール鍾乳洞と呼んでいる洞窟である。
- ヴィジャルタール・カフュー(Vijartal Caphieux)
- サンドリア王国の屈指の勇者として語り継がれている歴史上の人物。
- 第二次コンシュタット会戦にも従軍している。その戦闘で父を、その後ロンフォールで行われたと思われる国土防衛戦で兄を失い、バストゥークに対して憎悪を抱いていた。その後フェレナン公爵が王都を占拠、ルジーク王から禅譲の証として王錫をフェレナン公爵に贈るよう命を受ける。
- その途中、ひょんなことで現在のオルデール鍾乳洞へやってきてしまったようだが…。
ドラギーユ王家[]
- ランフォル・R・ドラギーユ (Lanfeaur R D'Oraguille)
- 在位:385 - 421年。初代国王。サンドリア王国を建国。「建国の覇王」「鉄血王」とも。
- ウィンダス連邦の総督府に仕えるエルヴァーンのガレヤン族の庭師の家に生まれる。幼少時より利発で、府の役人にも可愛がられていた。タルタルの書物を読んで知識を身につけていた。
- 14歳の時、父親がスパイ容疑で捉えられ処刑。それを機にエルヴァーンのサンドリア族へ亡命。反連邦軍のゲリラとして身を投じるも失敗。その後放浪生活を続け、遠地で竜騎士の技を会得。帰還後はサンドリア族の族長に選ばれ、エルヴァーン族の統一を悲願に活動を続ける。他部族や連邦軍と戦い、相次いで勝利。ついに天晶暦385年、サンドリア王国を成立させ、自ら王位に就き、王国の礎を築いた。
- 天晶暦387年にはそれまでエルヴァーン諸族間で異なっていた国内の通貨をノワに統一させた。貨幣鋳造が禁止されたため、深刻な貨幣不足が生じ、これを打開するため、鍛冶師たちを王都にまねき貨幣を作らせた。これがサンドリア鍛冶ギルドの始まりである。
- 天晶暦391年、サンドリア王立騎士団結成。初代団長にフェンブルール・オルデール卿を選出。
- 天晶暦398年、ウィンダスのサマリリによって魔法がサンドリアにもたらされると、翌年には当時ウィンダス領であったノルバレンに侵攻。大魔元帥ダカルジンカル率いる戦闘魔導団6個師団が護る、ジャビゴゴ砦を陥落させノルバレンを支配下にいれた
- 天晶暦403年にはドラギーユ城が完成している。[6]
- 天晶暦420年、7年前にウィンダス連邦と締結した不可侵条約を破棄し、ミンダルシア大陸に侵攻。ソロムグに砦を建設。翌年陣中に没した。
- アシュファーグ・R・ドラギーユ (Acheufagais R D'Oraguille)
- 第九代国王。積極的に遠征を繰り返す。異名は「戦王」。
- 16歳の若さで後継者争いのライバルであった異母兄姉を殺して自ら王位に就く。内政を重視した父王と違い、積極的に対外討伐に乗り出す。バストゥーク侵攻、オーク討伐など、25年の生涯で33もの戦を率いた。「戦王」という二つ名は、敵味方に恐れられたことにより名付けられた。
- 性格は剛直で快活であり、騎士達や兵士達に愛されたが、貴族達からは逆に評判が悪かったため、25歳の若さで陣没した際には、貴族から毒殺されたという噂が王都に流れた。[7]
- 上記から内政には関心が薄かったようだが、設定資料集によれば現南サンドリア東部にある獅子の広場は彼が民のために唯一残したものと伝えられる。
- マレリーヌ・R・ドラギーユ (Marelinne R D'Oraguille)
- 在位:568 - 588。第十代国王。辺境の備えを整備した。「旅王」と呼ぶ史家も。
- 戦王アシュファーグの従妹。二つ名は「旅王」。10歳の時、戦王が夭折し諸侯の対立が激化。あわや内乱となる時に、直系である彼女が浮上し、即位。ことなきを得た。
- その後、後継者を巡る争いが始まり、それに嫌気がさした彼女は17歳になると、辺境視察を名目に王都を出立。以降、行方不明になるまで王都には戻らず、王令を発し国政を司った。
- 580年、タブナジア侯国の侯子フィレディナンと電撃的に結婚。周囲を驚かせた。
- 586年にアシャク山脈で遭難。捜索がなされるも発見されず、その2年後打ち切られる。辺境を整備した功績は、龍王ランペールに高く称揚され、それによって史家による再評価がされた。
- ルジーグ・R・ドラギーユ (Raigegue R D'Oraguille)
- 在位:686 - 不明。二つ名は狼王。自らを戦王アシュファーグになぞらえた武闘派の王である。
- 経済活動の興隆により国力を増大するバストゥークに対抗し、王立騎士団の増強に努め、武力を背景とした拡大政策を取る。
- バストゥークに侵攻後、破竹の勢いで首府の目前にまで迫るものの、シュルツの指揮する共和国軍に第二次コンシュタット会戦で大敗する。ルジーグ自身はなんとかサンドリアに帰還し、バストゥークの追撃をロンフォールで撃退したが、この戦いで王立騎士団長はじめ多くの戦力を失った。
- 二年後、戦力を回復させたルジーグはバストゥークへの再侵攻を企図するが、留守中ルジーグの政策に反対する弟のフェレナン公爵が神殿騎士団の支持を得て王都を掌握してしまう。ルジーグはバストゥーク攻略を断念しフェレナンを捕らえたが、フェレナンは脱獄しルジーグに対抗して王を名乗る。以降サンドリアは長きに渡る内戦状態(二王時代)となり、龍王ランペールが統一を果たすまで相争うこととなるのである。[8]
- ランペール・アール・ドラギーユ (Ranpeerre R D'Oraguille)
- 第24代サンドリア王国国王。生没年:天晶暦739 - 832(在位:782 - 832)
- 「龍王」の二つ名を持ち、約100年もの間続いた二王時代を再統一し、内乱を終わらせた偉大なる王として知られる。またドラゴンスレイヤーでもある。
- 「龍王」という二つ名の由来は、天晶暦829年に王都に黒龍ヴリトラが舞い降りて大いに暴れた(黒龍の大火)事件が起こり、ランペールがその黒龍の住処を探し出して退治したことにちなんだものである。[9]
- グランテュール・R・ドラギーユ (Grantieul R d'Oraguille)
- 在位:832 - 851。第二十五代国王。「刑王」と呼ばれる。デスティン・R・ドラギーユの父親。
- 宰相ペリデュークと共に改革を進める。刑法を改め王都治安の回復を図るも狩りの最中にオークのドッグヴデッグに斬殺される。
- フェレナン(Fellenant)
- 力の時代から技の時代への時代の境目にかけて生存したドラギーユ家の人物。
- 当時のサンドリア国王ルジーグ・R・ドラギーユ(Raigegue R D'Oraguille)の弟であり、爵位と併せて「フェレナン公爵」として有名。
- ”狼王”の異名を取り自ら戦陣に赴いたルジーグとは正反対の人物で、国王の版図拡大政策(バストゥーク方面への侵攻)にはかねてより異を唱えていた平和主義者とされる。[10]
- 歴史的大敗から二年後、バストゥークとの再戦の準備を整えた国王ルジーグが出征した天晶暦693年、フェレナンは神殿騎士団を掌握し突如として王都を占拠する。ルジーグ率いる王立騎士団がラテーヌ高原を進軍していたさなかの出来事であった。いかに”狼王”と言えど前後を塞がれては身動きが取れず、王立騎士ヴィジャルタール・カフュー(Vijartal Caphieux)に王家に伝わる錫を託し王都へと向かわせた。[11]
- しかしながらフェレナンは禅譲を受けず、バストゥークとの休戦条約締結を条件にルジーグに投降する。フェレナンの意向もあり神殿騎士団はその罪を不問とされたが、自身は牢獄に繋がれることとなった。こうしてサンドリア王国を揺るがした反乱はきわめて迅速に鎮圧されたかに見えた。
- しかし、投獄からおよそ3年後、フェレナンは突如として脱獄しその行方をくらます。その後の天晶暦702年、再び世に現れ王を僭称する。西サンドリアの建国である。これ以後サンドリアは100年に渡り分裂状態、世に言う「二王時代」に突入する。
- 王位に就くことを一度は拒んだものの、最終的に彼が導き出した結論は祖国を二つに割ることであった。そこには国を分けてでも他国への侵攻を防ごうとした、きわめて強い意志が見てとれる。事実、二王時代の間サンドリアには目だった遠征を行ったという記録はなく、宿敵バストゥークも鎖死病蔓延の後遺症のため戦争どころではなくなった。王国の再統一後は獣人勢力の台頭があったため、第二次コンシュタット会戦がクォン大陸史上最後の人間対人間の大規模な戦いとなったのである。[12]
- ローテ王妃 (Leaute)
- サンドリア王国の現国王であるデスティンの王妃。タブナジア侯国の侯女であり、絶世の美女と言われた。
- 天晶暦853年、デスティン国王と結婚。トリオン王子、ピエージェ王子、クレーディ王女の三子をもうけたが、869年に死去。[13]しかし、その柔和な人柄は今なお人々に慕われているようだ。
バストゥーク共和国 (The Republic of Bastok)[]
- シュルツ(Schultz)
- バストゥーク共和国の英雄の一人。
- フルネームはグンサー・シュルツ(Gunther Schultz)。生没年:天晶暦664~701。
- 元・第二共和軍団参謀長。
- 画家を志すも生計が立てられず、止むなく戦争画家として従軍。しかしその時に戯れに描いた敵の行軍予想図がことごとく的中し、参謀部がスカウト。以後、クゥダフ討伐やガルカ傭兵の乱、バルクルム紛争などを勝利に導き、名声を得る。第二次コンシュタット会戦では、壮大な包囲戦で共和軍団を勝利に導いた。
- その神算鬼謀のバックボーンにあったとされるのが、戦術魔法大典「グリモア」である。グリモアはウィンダス連邦のかつての大魔元帥ルンゴナンゴ(Lungo-Nango)の遺した魔道書に由来する、魔法と用兵術を組み合わせた軍学書とも言うべき書物で、シュルツはこれを収集、ときに独自の注釈を加え、現実の戦争に適用できる形へと纏め上げた。
- その研究はシュルツ流軍学として後進に受け継がれ、ヴァナ・ディールに多くの軍学者を生んだ。これら学者の知略がクリスタル戦争においてアルタナ諸国の勝利に大きく貢献することになる。
- しかし、グリモアは肥大化し、戦術書や魔道書の枠を超えた百科事典的なものとなり、膨大な情報量と物理的サイズゆえ用いるのに一苦労する羽目になる問題点も現れた。
- シュルツの戦略論を執筆後、惜しまれつつ退役。カザムに渡り、静かに絵を描きつつひっそりと余生を過ごしたらしい。
- Ulbrecht(ウルブレヒト)
- NPCのひとり。ヒュームの男。
- シュルツ流軍学者で、水晶大戦時代におけるバストゥーク共和国軍の参謀長の立場にあり、ジョブ「学者」関係のクエストでは傭兵となった冒険者とも関わることとなる。
- 参謀長という立場では仕方ないのかもしれないが、ともすれ自信過剰で傲慢な性格と見えなくもない人物である。また学者への道を志そうとした冒険者に対し、彼の態度はそれを単に歓迎するものとはいえない。最初は冒険者の熱意や態度あるいは好奇心を表面的には認めつつ、その後それらだけでは学者になれないと無下に断ろうとした。その言葉をシュルツ流軍学の鉄則に反すると同じ軍学者のアーリーンに窘められると、今度は[14]必要なベラムを要求し、返答も待たず去っていった。
- そんな彼であるが、シュルツ流軍学に、あるいは水晶大戦時代におけるその第一人者であるグンサー・シュルツ、通称シュルツII世に心酔しているようである。事実「シュルツ先生」の言葉をそのまま引用し口にすることも少なくない。よって先生には頭が上がらないようであるが、逆に言葉の上で論理を披露しがちな彼は、シュルツから「生兵法は大ケガのもと」といわれてしまう場面もある。[15]
- ヴェルナー(Werner)
- 20年前のバストゥーク共和国の軍務大臣。
- 862年10月の肌寒い夜、当時のバストゥーク共和国の大統領であったプリーンとの会談を終えた後の帰宅途中に何者かに暗殺される。
- 鋭利な刃物で、何度も執拗に刺された跡が胸にみつかったことから当初は怨恨殺人の線で捜査を進められていたがサンドリアからきていた駐在武官の進言によってまったくの別の殺人像が浮かび上がる。それはトンベリで、武官によれば開戦前よりサンドリアでは闇の王が放ったと思われるトンベリによって主戦派と目される騎士が何人も暗殺されており、その傷口は全く同じものだった。
- その駐在武人の奇妙な話はやがて首府に吹き荒れることになった要人暗殺の嵐、大統領プリーン暗殺未遂事件の発生に至り、実証されることになったという。[16]
- ヨミ(Yomi)
- 故人。
- アヤメとカエデの母親である。
- 20年前にノーグの海賊船で活躍した伝説の忍者で、その腕前は当時の頭領と同格かそれ以上とまで言われていた。
- エンセツの子(アヤメ)を身ごもったことで、忍者を辞めたが………
歴代の大統領[]
- マイヤー(Mayer)
- バストゥーク共和国初代大統領。
- 生没年:天晶暦?~ 503(在任:494 ~ 503)。
- 近東の地に生まれる。
- 少年の頃ゴールドラッシュに憧れ、密航してクォン大陸にやってきた。
- その後グスゲン鉱山ではよく働き、周囲の人間にも可愛がられ、認められ、「鉄腕マイヤー」とあだ名されるほどの立派な体躯の青年へと成長。
- しかしおりしも鉱山労働者とサンドリア王国との争いの絶えない時期であり、王国騎士が鉱山を襲撃した際に妻を殺されてしまう。
- それ以降、つるはしを剣に持ち替え、友人のガルカ族のダルハと共に遊撃隊を組織。サンドリア各地で抵抗運動を広げた。
- そして 487 年、サンドリア王国軍をバストゥーク渓谷に誘い出し、見事大勝利を修める。
- これにより、鉱山労働者の中での名声を不動のものとし、494 年、ついにバストゥーク共和国の建国を宣言。終身大統領に選出されると、国家の基礎を築き上げていった。
- しかしその9年後、ガルカの一青年に暗殺された。
- Prien(ぷりーん)
- バストゥーク共和国の元大統領(第68代大統領)。
- 生没年:天晶暦822~880(在任:862~865)。種族はヒューム男性。
- 元・工務省職員。大統領就任前は一介の私塾を経営する教師であった。
- 政権を執ったのは4年間と短かったが、この天晶暦862~864年にクリスタル戦争が勃発しており、プリーンは大戦時のバストゥークの指導者として歴史にその名を残している。
- 天晶暦861年、闇の王率いる獣人連合軍により人間諸国への事実上の宣戦布告が行われる。大統領就任直後のプリーンは、直ちにこれに対する非難声明を発し、共和国軍を戦時体制へと移行させた。これにより獣人対人間という対立の構図が確立し、クリスタル戦争の幕開けへと繋がってゆく。
- 真っ先に獣人への対応を決めたバストゥークだったが、サハギン部隊によるバストゥーク港襲撃事件など旗色は決して芳しくなかった。プリーンはジュノ大公カムラナートの呼びかけに応じ、サンドリア国王デスティン・ウィンダス指導者星の神子とル・ルデの庭にて会談を行い、アルタナ連合軍を結成。これが人間側の反転攻勢のきっかけとなり、クリスタル戦争のゆくえを決めることとなった。
- 大戦終結後、もとよりの政策主眼であった教育改革政策を推し進めるも貧困層の怒りを買い、鉄片追放により失脚。[17]
ガルカ族[]
- ラオグリム (Raogrimm)
- ガルカ族の語り部。故人。ガルカ。
- 転生という行為にて生まれ変わり続けるガルカ族の中で、転生後も前世の記憶を持つ語り部と呼ばれるガルカの先導者的な存在で、誰からも尊敬を集める極めて優れた人物であった。
- 聡明かつ理性的な人柄であり、獣人と人間との紛争に関しても疑問を抱いていた。また、かつてのミスリル銃士隊隊長でもあり、銃士隊一の剣士だった。: 30年前、三国合同で行われた北の地の調査に赴き、調査中にモンスターに襲われ、コーネリアと共にクレパスに転落、消息を絶つ。その後、残りの調査隊メンバーで探索するも発見できず、記録上は「死亡」と扱われている。
- しかし、この時ラオグリムは大いなるクリスタルに接触しており、この接触によりガルカ族の持つ罪である憎悪を増幅させ、10年後、獣人血盟軍の盟主である闇の王(シャドウロード)となってヴァナ・ディールに舞い戻る事となる。闇の王となったラオグリムは、獣人血盟軍を率いて人間の国々に侵攻するも、水晶大戦最後の戦いであるザルカバード会戦において、ザイドによって討たれる事となる。[18]
- 水晶大戦より20年後、再び闇の王として復活するも、冒険者によって再び倒される事となる。そして倒された後、エルドナーシュによりその首が持ちさられ、その首に残されていた力を神の扉を開き真世界を実現する為に利用される事となる。
- デュナミスに囚われたラオグリムの魂は、不思議な砂時計の力を借り、デュナミスへと赴いた冒険者たちによってデュナミスロードが倒される事で解き放たれるも、デュナミスの支配者の意思に抵抗する為、かつての仲間と共に戦い続ける事となる。
ミスリル銃士隊[]
- コーネリア(Cornelia)
- オグビィの弟子で故人。ミスリル銃士隊員。誰からも愛された銃士のヒューム。
- 兄の仇を討つ為、オグビィに無理矢理弟子入りするなど強引な性格だったが、ラオグリムと出会い、身分や種族、貧富の差に捕らわれない寛大な性格へと変わっていった。
- 30年前、3国合同の北方調査隊に参加したが、調査中にラオグリムと共に消息を絶つ。[19]
- ウルリヒ(Ulrich)
- 先々代ミスリル銃士隊の隊長でありフォルカーの叔父。故人。
- 種族はヒューム。
- 30年前、三国合同で行われた北の地への調査に赴いた一人。
- 種族差別主義者であった故に、語り部として尊敬を集め、獣人との和平を訴えていたラオグリムとはソリが合わなかった模様。
- 北の地の調査でラオグリムが獣人の襲撃に拠る事故で行方不明(事実上死亡の扱い)になったため、代わりとして銃士隊の隊長に任命されるが、ガルカには嫌悪されていた。後に謎めいた不慮の死を遂げる。
黄金騎士隊[]
- フリーゼ(Friese)
- バストゥーク共和国黄金銃士隊の初代隊長。
- 生没年:天晶暦657~698。
- 貧家に生まれたため、幼くしてガルカの鍛冶職人の徒弟になる。19歳の時に設計した歯車が工務省高官の目に留まり、風車群の設計に参画。その時に見聞したクゥダフ族の情報を持って鉱務省に接近。大臣の知己になり、当時省内で編成中だった黄金銃士隊の隊長に大抜擢される。
- 664年にパルブロ山に有望なミスリル鉱脈を発見すると、彼女の指揮により同山にいたクゥダフ族を当時の新型火薬「踊る火」によって徹底的に滅ぼした
- これにより、バストゥーク共和国に莫大な富をもたらしたのだが、同時に不倶戴天の敵を抱えることになる。
- バストゥークにミスリル景気をもたらしたフリーゼと黄金銃士隊の名声は共和国において並ぶ者がないほど高まった。これによって慢心が起きたのか、傍若無人な振る舞いが目立つようになり逆に国内から疎まれることとなる。この結果、大統領の命を受けたミスリル銃士隊の諜報活動により黄金銃士隊への摘発を招いてしまう。フリーゼ自身こそ不起訴となったが、多くの黄金銃士が処刑台の露と消え、銃士隊の戦力は大幅に殺がれた。
- 691年、フリーゼはプライドを捨て巨人族の傭兵までも使って第二次コンシュタット会戦に参戦。一時停戦を結び油断した相手を背後から攻撃するといった、非道の謗りを受けることも厭わぬ戦ぶりは鬼神に喩えられ、共和国に勝利をもたらすと同時に汚名返上を果たす。
- 698年、パルブロ鉱山で落盤事故に巻き込まれて命を落とす。
- 二つ名の「梟雄」とは、英雄的資質を持ちながらも残虐な人をさす。その為この死も「非道な者に相応しい惨めな死」とする人がいる一方、どういう形であれバストゥークに巨万の富をもたらした者に相応しくないあっけない最後、と評する人もいる。
- 立場によりガラリと評価が変わる良い例である。
ウィンダス連邦 (The Federation of Windurst)[]
- ルンゴナンゴ (Lungo-Nango)
- 歴史上の人物で、ウィンダス連邦の英雄の一人。生没年:天晶暦342 - 376。
- 魔法の時代後期の大魔元帥。[20]
- ジョブは獣使いで、クァールのメウルルを生涯の友とした。[21]
- 368年には現ノルバレンの属州長官に着任し、エルヴァーンのガレヤン族とサンドリア族を討伐。翌年には元老院にエルヴァーン討伐を進言し、その場で了承を得て討伐軍を編成しクォン大陸に侵攻。ロンフォール→ザルクヘイムと進軍しつつエルヴァーン諸族に相次いで勝利。372年、特例で通常は元老院議員が勤める大魔元帥に任命。その年についにグスタベルグにまで到達し、翌年373年、エルヴァーン有力氏族が立てこもっていた最後の砦モルトゥーグを陥落させ、前人未到の二大陸制覇を成し遂げた。しかし帰国すると査問委員会に出頭を命じられ、作戦における独断専行を理由に大魔元帥を解任。挙句の果てには聖都追放刑としてマウラへ追放され、熱病のため没した[22]
- 377年のロンフォール総督府襲撃を皮切りにしたサンドリア族の反乱で現ザルクヘイムを失い、382年の第二次エルヴァーン討伐軍は後任の大魔元帥アトギノクトギが戦死する惨敗。399年には6個師団が護っていた、ノルバレンのジャビゴゴ砦が陥落。二大陸制覇からわずか26年で、ウィンダスはクォン大陸から一掃されてしまった。ある意味、彼が生きていた間がウィンダスにとって最も栄光のある時代だったのかもしれない。
- 死から36年が経過した412年に名誉回復がなされ名誉議員の称号が送られたが、これは当時不可侵条約を結びに使者を出した、サンドリア王国のランフォル王の提案によるもの。またその死から約300年後、バストゥークのシュルツにより彼の著したとされる魔道書をもとに戦術魔法大典「グリモア」が纏められ、ヴァナ・ディールに多くの軍学者(学者)が誕生した。
- 死後も自国からは顧られることの少ない男だった。だがその功績は国境を越えて確かに評価されている。
- ガラズホレイズ(Garazu-Horeizu)
- 歴史上の人物でウィンダス連邦の魔道士。「渦の魔道士」と呼ばれた。
- メダダに呪いをかけ呪文を封じたり、天晶暦534年ヤグードの現人神を強力な催眠魔法で操りヤグード教団を動かして聖都ウィンダスに攻め込んだりと(第四次ヤグード戦役)、国家転覆を狙って色々と暗躍したようである。結局このヤグード戦役はクレブオグレブ・メダダ兄妹によって失敗している。
- サマリリ(Samariri)
- ウィンダス連邦の英雄の一人。「反戦の聖者」と呼ばれている。
- 生没年:天晶暦371-404年。
- 魔法の時代後期の活動家。ササオラ族の裕福な族長の家に生まれ育つも、第二次征討軍の帰還兵と知り合ったことをきっかけに反戦運動を開始。国内各地で、非戦・魔法放棄・人権保護を訴えた。
- 天晶暦???年、水の区の路上で踏みつぶされているトードたちを哀れんで、禁呪で彼らの身体を巨大化させ、後ろ肢で立って歩く獣人ポロッゴに変化させた。その際に人の言葉と魔法を彼らに与えている。
- 突然現れた獣人に街は大混乱し、軍隊まで駆り出す大掛かりな掃討作戦が行われ、わずか数日で絶滅したと伝えられている。
- 天晶暦393年、反戦新聞発行の廉で、エルシモ島へと流される。その2年後脱出。クォン大陸へと活動の場を広げる。その際に、国家最高機密であった魔法を、エルヴァーン族に伝授。その後ミンダルシア大陸へ戻り、ヤグード族へ説教のため向かうも、帰らぬ人となった。
- 私情から禁呪を用いてまで街中に獣人を出現させて、街を混乱させたり、国家最高機密であった魔法を流出させたことなどから、長年、「記録抹消刑」とされていたが、近年「世界に均衡をもたらした者」として再評価がされている。[23][24]
歴代の星の神子[]
- リミララ(Rimilala)
- 初代星の神子。生没年:天晶暦?~253年(在位:219~253年)。
- 219年、ウィンダス周辺に点在する魔法塔に迷い込み、そこで天啓を受け「魔法」を会得したといわれている。
- それ以降、リミララは「星の神子」と崇められ、タルタル族の長であり精神的支柱となった。
- 翌220年には、「約束の地」で暴れていた荒ぶる獣を、満月の泉に見いだして、これを鎮めたという。
- また、「神々の書」も彼女が書いたとされ、それは現在もウィンダス連邦に影響を与えているようである。
- いずれにせよ、魔法という偉大なる力を得たことは、他の種族や獣人達に比べて非力であったタルタル諸部族にとって、まさに救いの力であり、大いなる武器であったに違いない。
- ミラテテ(Miratete)
- 歴代の星の神子の一人。
- 海千山千の諸部族長を束ね上げた豪腕は名高く、言行録をまとめたミラテテ様言行録はリーダー必読の書とされる。
- ラカポポ(Rakapopo)
- ウィンダス連邦の星の神子。在位:704年前後。
- 東の国の使節団と会い、国交樹立させた。
- 競鳥好きでチョコボレースの「ラカポポカップ」の創設でも知られている。
- あますず祭りで東方の納涼踊を披露する「ラカポポダンサーズ」もRakapopoが在位中に設立されたと思われる。
- トゥクク(Tukuku)
- ウィンダス連邦の魔法の時代前期の星の神子。生没年:天晶暦274~298(在位:290~298)。
- 部族ごとに争っていたタルタルをまとめ、ウィンダス連邦を成立させた。
五の院の関係者[]
- カラハバルハ (Karaha-Baruha)
- ウィンダス連邦の英雄の一人。生没年:天晶暦835 - 862。
- 目の院の前院長。種族はタルタル。
- クリスタル戦争で聖都ウィンダスを滅びから救ったとされる偉大なる召喚士とされ、現在でもその名は英雄として語り継がれている。
- 神々の書から「召喚」の技術を復活させ、召喚魔法を編み出した世紀の天才。
- 20年前星の神子が星読みでウィンダスの滅びを見ると、召喚魔法を使いフェンリルを操って滅びのさだめを変えようと試みるが、その巨大な力に耐え切れず命を落とす。同時にフェンリルを殺し、ウィンダスから星月の加護が失われてしまったものの結果的には滅びは回避された。彼ほどの天才が召喚で命を落とす事を予見できなかったのだろうか? それとも?
- 星の神子が彼に神々の書の閲覧を許したり、星の神子の寝室から彼の研究室(心の院)へ直接行けたりと二人の間柄はかなり特別なものだったと思われる。
- ウィンダスを滅びから救うには初代の星の神子が詠んだ月詠みの予言(古の契約)を破棄するしかないが、それは月の意志であるフェンリルを殺すことを意味する。だがウィンダスは星月の加護で成り立っている国家である。フェンリルを殺し、加護を失えばその時点で滅びを回避できても結局国が次第に衰退して滅ぶのは目に見えている。
- そこでカラハバルハは月詠みを破棄して尚且つ星月の加護を失わない方法を考えた。それはフェンリルを一度殺して同時に月詠みの予言を破棄、その後殺したフェンリルを復活させて星月の力も復活させるものである。それのためにカラハバルハは四重の策を用意していた。
- まずフェンリルを復活させるにあたって使ったのが手の院の禁術である。カーディアン製作者が死ぬとそのカーディアンも停止してしまうが、もしその停止したカーディアンを無理やり復活させるとカーディアン製作者も蘇るというもの。
- だがフェンリルがカーディアンを作るわけがないし、そもそもそんな巨大な力を持つ神獣を殺すなど不可能である。そこでカラハバルハが次に打った策が召喚である。力を借りる召喚ではなくフェンリルと精神をリンクし、完全に操る「完全召喚」。カラハバルハ自らカーディアン「ジョーカー」を作り、完全召喚でフェンリルと精神をリンク、そして自ら死ねば自分とリンクしているフェンリルを殺すことができる。しかもカラハバルハが作ったジョーカーを復活させれば自分もフェンリルも復活できて一石二鳥。
- だがここで問題が二つ起こる。一つ目はフェンリルと精神をリンクしたまま復活すれば精神が混ざり合って蘇ってしまう可能性があること。この問題に対してカラハバルハが弄した三つ目の策がフェンリルの意識をジョーカーに宿し、自ら完全復活に向けて活動できるようにすることである。このためにジョーカーに魔法塔の魔導器の全てを任せている。
- そしてもう一つの問題はそもそも誰かがジョーカーを復活させなければ自分もフェンリルも復活できない。ジョーカー復活は国の者に任せるとこもできるが、その時の情勢や手違い、この策の漏洩などで復活が失敗する恐れがある。よってジョーカー復活は第三者の手によるものが望ましいだろう。
- これに対する策として当時軍隊用に「主人」の設定をされていたカーディアンたちに目をつけた。カーディアンは「主人」と認識する者の命令に従う。当時戦時中だったウィンダスではカーディアンを軍隊に仕立てるため、それぞれのカーディアンに認識ナンバーの上の者に従うような設定がなされていた。カラハバルハはジョーカーを認識ナンバーの最も高いエース・カーディアンの「主人」に設定したのだ。つまりジョーカーをカーディアンの頂点に据えたことになる。ジョーカーが死ぬとカーディアンたちは「主人を失った」という問題を解決するために主人・ジョーカーを復活させようと動き出す。実はジョーカーを復活させようとウィンダスを離れて活動しているカーディアンたちが野良カーディアンになったのだ。……結局ジョーカー復活は野良カーディアンではなくただの子供達が偶然成し遂げたのだが。
- カラハバルハは手の院の禁術、召喚、ジョーカー、野良カーディアンの四つを使って月詠み破棄と星月の加護の復活をやってのけたのである。
- イルクイル (Iru-Kuiru)
- 故人。種族はタルタル。
- 30年前に三国共同で行われた北の地の三か国合同調査隊に参加した人物の一人。
- 伝説や伝承からタルタル族のルーツを解き明かすという研究をしていたのだが、あまりに突飛な研究だったためか、鼻の院を破門にされている。調査隊への参加は、その研究の手がかりを求めてのこと。現鼻の院院長ルクススの恩師にあたる人物でもある。
- 北の地の調査から帰国した以後は、ウガレピ寺院に篭ってひとり研究を続けていたのだが、得体の知れない闇の影に襲われ非業の死を遂げた。
- メダダ (Medada)
- 生没年:天晶暦524 - 584。
- 歴史上の人物で、ウィンダス連邦の英雄の一人。「無敗の勇者」にして発明家。
- 初代手の院院長。兄クレブオグレブ同様、生まれながらに非凡な魔力を有していた。
- 4歳の時に「渦の魔道士・ガラズホレイズ」の呪いを受けて呪文を封じられる。連邦軍を遠地におびき出し、強力な催眠術でヤグードを操り聖都に奇襲をかけたガラズを、当時10歳だったメダダは咄嗟に目から呪文を放って兄と共にこれを迎撃した。その際、現人神の幻影を作り出すことでガラズの術を破ったという逸話も残されている。
- その後耳の院に進学し魔法具の研究に没頭、リンクシェルを発明し、後の情報革命の礎を築いた。
- 572年、その戦歴や発明を認められ手の院院長に就任、後年は魔動兵器ではなくもっぱら魔動楽器を開発して余生を過ごした。
- アイアンハートの石碑によると、カルゴナルゴ城砦はメダダの考案により設計されたものである。[25]
- Uran-Mafran(うらんまふらん)
- 前手の院院長[26]。
- 種族はタルタル。
- 「人形使い」の異名を持ち、ルクスス、イルディゴルディらと同期で成績最優秀者だったことから将来を期待されたが、その反面コルモルが手の院院長への推挙を渋るほどの危険思想の持ち主でもあった。
- 結局同じ手の院院長候補者であったイルディゴルディがとある事故を境に魔力を失ったことで手の院院長へと就任する。しかしある日突然彼を知る者達に記憶を奪う魔法をかけ、ウィンダスから彼の存在を消して行方を眩ます。
- その後長い間行方不明であったが、最近巨大クリスタルを調査をしてる鼻の院研究員の記憶を奪い、冒険者を何度も「大いなるもの」に挑ませてその力を収集しているという噂を聞く。その目的はわかっていないが、彼の手の院院長就任中は「渦の魔道士」の末裔と言われる悪徳商人ホノイゴモイの後ろ盾で、万年赤字の手の院を一時的にも赤字から脱却させている事実があることから、何か良からぬ事を企んでいると思われる。
ミスラ族[]
- Yow Rabntah(よー・らぶんた)
- ミスラの火の部族の狩人。故人。
- 30年前に行われた三か国合同調査隊にウィンダス連邦の代表として参加。
- カザム出身の傭兵であり、ウィンダス鼻の院の白魔道士イルクイルに雇われて、調査隊に同行した。
- この際、ひそかにミスラ本国へ魔晶石を持ち帰っており、これを元に光の弓を制作。
- 後に突如現れた魔物に襲われ、非業の死を遂げる。
ジュノ大公国 (The Grand Duchy of Jeuno)[]
町・村[]
セルビナ (Selbina)[]
マウラ (Mhaura)[]
脚注[]
テンプレート:脚注ヘルプ
- ↑ 彼と同じ「ミスタル」の名を持つフランマージュ (Francmage) やルーヴランス (Louverance) は彼の子孫に当たる。
- ↑ アサルトに登場するクラボエール男爵(Clavauert B Chanoix)と血縁的な繋がりがあるのかもしれない。
- ↑ 詳しいことや真実は、竜騎士AF取得クエストを受けていくことによって判明をする。
- ↑ 彼の表向きの任務は北の地での三国合同調査とされていたが、他国から派遣されてきた者達を監視するのが真の目的であったようだ。
- ↑ しかし、いくら寝付けないと言ってもなぜそんな場所をわざわざうろついていたのか、なかなか謎の多い男である。
- ↑ 船宿コーカバで聞ける曲「鉄血王に栄光あれ」はこれから来ているのであろう。
- ↑ チョコボレースの「ドラギーユ凱旋門賞」を創設したことでも知られている。
- ↑ なお、ランペールはルジーグではなく、フェレナンの子孫である。王としての資質は不明だが、敗色濃厚な中でありながら、槍兵の退路を確保するために自ら騎士団を率いて突入する、良くも悪くもサンドリア気質の騎士だったようである。
- ↑ ちなみに、現国王であるデスティン (Destin) はこの時6歳であった。
- ↑ この兄弟の関係性は現在の二人のサンドリア王子にも少しばかり重なるところがあるかもしれない。
- ↑ これが意味するところはすなわち、フェレナンに対して王位を禅譲する意思の表明であった。
- ↑ なお、二王時代を収束させた”龍王”ランペール(Ranpeerre R D'Oraguille)はフェレナンの子孫であり、西サンドリアが本来のサンドリアである東サンドリアを併呑した格好になった。このため、現在のデスティン国王(Destin R d'Oraguille)もルジーグではなくフェレナンの子孫である。そんな事情もあるせいか、王国史に残る未曾有の大乱の首謀者であるにも拘らず彼に対する王国民からの評判は決して悪いものではない。 その人物像にはいろいろと謎があるものの、三国が手を取り合う未来を導いた一人であることは否定できないだろう。むしろ彼の行動自体、そんな未来が来ることを確信して動いていたかのようでさえある。
- ↑ その原因は未だ謎とされている。
- ↑ 少なくとも直接的には冒険者にではなく、軍学者たちに
- ↑ 彼はまた、冒険者ととある事件において関わることとなるが……。
- ↑ アルタナの神兵では、冒険者が20年前の時代に遡りバストゥークのクエスト「静かなる警鐘」の末端でベルナー暗殺の出来事を目の当たりにしてしまうが…。
- ↑ 数代(約17年。この間の歴代大統領の記録は明らかでない)の政権交代を経て、当時工務省職員であったリヒター・カルスト(Richter Karst)が大統領に就任し、現在まで続く長期政権を築いているのは周知の通り。
- ↑ この時、デュナミスに囚われたラオグリムの魂から、無限の憎悪を放出する影デュナミスロードが生み落とされ、ディアボロスの作った夢の世界デュナミスが変質する事となる。
- ↑ デュナミスを巡る物語にも登場し、闇の王(ラオグリム)の憎悪を無制限に解き放ち続けた結果生み出されたデュナミスロードが冒険者たちに倒された後、デュナミスの絶対的な意思に抵抗しようとするラオグリムに付き従う事を選ぶ。
- ↑ デュナミスに於いてドロップする旧貨幣、ルンゴナンゴ翠貝貨でのみ名前が登場する。
- ↑ 魔法に関しては才能が無かったらしく、魔法学校は中退するも、軍に入り魔戦士として活躍。よほど武勲があったのか、24歳で戦闘魔道師団長に抜擢される。
- ↑ トリビューンや公式設定資料集にははっきりとは記載されていないが、どう見ても利用するだけ利用された挙句、武勲が高まりすぎたために暗殺されたように見える。けれども皮肉なことに、彼の死後ウィンダスには敗北が続く。
- ↑ エラント装備は彼女の旅装を元としている。
- ↑ エインヘリヤルやナイズル島踏査指令には、Samaririの名を冠するポロッゴが複数存在する。ポロッゴを生み出した彼女との何らかの関係を表している可能性が高いが、詳細は明らかにされていない。
- ↑ 子孫に大戦中白羊戦闘魔導師団を率いたルテテがいる。
- ↑ ただしその事実は本人の手によりウィンダス中から抹消されている
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