Final Fantasy Wiki

Final Fantasy Wikiへようこそ!現在、Final Fantasy Wikiには600の記事があります。
記事を書く場合は、是非ともHelp:記事の書き方に目を通してください。

もっと見る

Final Fantasy Wiki
Advertisement
ファイナルファンタジーシリーズ > ファイナルファンタジーXI > ファイナルファンタジーXIのゲームシステム

ファイナルファンタジーXIのゲームシステムでは、スクウェア・エニックスが開発したMMORPGファイナルファンタジーXI』 (FFXI) のゲームシステムについて解説する。

概要[]

『FFXI』において、プレイヤーは、自分の操作するプレイヤーキャラクター (PC) を作り、仮想の世界ヴァナ・ディール (Vana'diel) の中を冒険者として自由に往来しながら、モンスターと戦ったり、ミッション(PCの所属する国家や、追加ディスクの世界にまつわるストーリーイベント)やクエスト(ミッションより小規模な、街の人々などからの依頼)をクリアしたりすることで、自分のPCを育てていく。同時に、他のプレイヤーたちとチャットで会話したり、協力し合ったり、取り引きしたりすることで、仮想的な社会に属することも楽しむ。

ミッションとクエスト[]

ミッション
所属している国から受けるものと、追加ディスクに収録されたものとに分かれる。メインストーリーの役割を持ち、ミッションが進行することで移動が可能になるエリアも存在する。追加ディスク収録のミッションでは要所で強力なアイテムが手に入るためミッションを進めるためのモチベーションともなっている。
クエスト
NPCよりPCにオファーされる課題。連続した一連のものと、単独のものがある。完了することにより通貨やアイテムなどの報酬が与えられる。達成率がPCの名声に影響があり、各国と一部の組織ごとに名声値が蓄積される。名声値によって発生するクエストが増加していく。

キャラクター[]

種族[]

プレイヤーは5つの種族(ヒューム、エルヴァーン、タルタル、ミスラ、ガルカ)の中から身長(S・M・L)、性別(ガルカは性別という概念なし、ミスラは女性のみ)、フェイスパターン(8つのタイプとその髪の色違い2種で計16種)を選択することが出来、任意またはコンピューターの自動設定でプレイヤー名を付ける。重複した名前、ゲーム中に登場するNPCの名前、開発関係者と混同するような一部の企業名、個人名は使用できない。

種族によりステータスに個性があり、ヒュームを平均値としてエルヴァーンとミスラが小異、タルタルとガルカが大幅な割り振りの対になっており、ステータスの数値を平均化すると全種族同一となる。同種族内での身長、性別、フェイスパターンによるステータス差はない。

2体目からはキャラ作成権(100円/月)を購入することにより一つのIDにつき最大(メインキャラを含め)16体のキャラクターを作成できる。

種族特性の詳細についてはヴァナ・ディールを参照。

ジョブ[]

各国に存在するモグハウス、ノマドモーグリで戦闘能力や使用魔法、装備可能な武器・防具に違いのある複数のジョブを選択できる。サービス開始当初、選択できるジョブは「戦士」「モンク」「白魔道士」「黒魔道士」「赤魔道士」「シーフ」の6種に限られる。特定の条件を満たすことでエキストラジョブ14種が選択可能となる。

ゲーム内では、武器による近接戦闘を行うジョブや敵の攻撃を引き付けるジョブを前衛(敵の攻撃を引き付ける役を盾、敵に攻撃する役をアタッカーと呼称し)、魔法による攻撃を行うジョブや味方をサポートするジョブを後衛と呼称(回復役をヒーラー、攻撃役をアタッカーと呼称)する(日本人以外のプレイヤーは、海外製のMMORPGで一般的なMeleeやSpellCaster、Tankといった呼称の仕方をする場合もある)が、アトルガン以降どちらの役割もこなせる中衛ジョブが誕生した。前衛に対して後衛の比率が低いために、しばしば後衛が不足するという事態が発生する。

他のMMORPGとの違いは、上記モグハウスやノマドモーグリの存在により、街の特定の場所において自由にジョブを変更できる点にある。これにより、あるジョブを上限レベルまで上げたとしても、キャラクターを作り直すことなく別のジョブを育てることが可能となっている。

また、メインジョブにサポートジョブを組み合わせることで、ジョブの能力をある程度付加することが出来るサポートジョブシステムがあり、プレイの幅を広げている。

キャラクターの強化[]

キャラクター本体のレベル、能力は存在せず、常に選択しているジョブレベルに能力は準拠する。

ジョブレベル[]

ジョブごとに最大90までの独立したレベルを持つ。レベルを上げていくことによって、HPやSTR、INTなどのステータス値、および、武器スキルや魔法スキルなどのスキル上限値が、固定値で上昇し、新たな武器や防具を装備可能になったり、魔法を習得する為の魔法スクロールを使用可能になったりする。ジョブごとに独立したレベルを持つためか、それぞれのジョブでレベルアップに必要な経験値は、レベルアップ制を導入している他のオンラインゲームと比べ、かなり少なめで、後述するレベルキャップまで比較的容易に到達出来る。

なお、レベル50、55、60、65、70、75、80、85で一度レベルキャップと呼ばれるレベルアップの限界に達し、それ以上レベルが上がらなくなる。この状態で特定のクエストをクリアすると、レベルキャップ(レベルアップの限界)が+5される。

このレベルキャップの上昇は全てのジョブで共有される為、1度クエストをクリアすれば、どのジョブにジョブチェンジしても、そこで打ち止めになる事はない。

アビリティとジョブ特性[]

レベルに応じてジョブ固有のアビリティとジョブ特性を習得していく。
メニューから選ぶか、コマンドを入力して任意で発動させるものをアビリティと言い、自動的に発動するもの(パッシブスキル)をジョブ特性と言う。
任意で発動させるアビリティの例としては、戦士がレベル5で習得する、モンスターの敵対心を上昇させて敵の攻撃を自身にひきつける「挑発」や、赤魔道士がレベル40で習得する、自身のHPとMPの値を入れ替える「コンバート」などがある。
また、全てのジョブには、各ジョブごとの特徴をあらわした2時間に一度使用可能なアビリティであるSPアビリティ(一例として、範囲内のパーティーメンバーのHPを全回復させ、全ての状態異常を治療する白魔道士の「女神の祝福」や、一定時間、あらゆる物理攻撃のダメージが0になるナイトの「インビンシブル」、一定時間、召喚獣の維持コストが0になり、強力な契約の履行が使用可能になる召喚士の「アストラルフロウ」などがある)
自動的に発動するジョブ特性の例としては、2つの片手持ちの武器を右手と左手それぞれに装備出来る様にする「二刀流」(通常、武器は片手持ちであっても1つしか装備出来ない)や、ヒーリング時のMP回復量が増加する「クリアマインド」、モンスターへの武器攻撃が失敗(ミス)した際に、一定の確率で再び武器攻撃を行う「残心」などがある。
ただし、どちらも習得しても当該ジョブをメインジョブ、もしくはサポートジョブに選択していなければ、その能力を発動出来ない(なお、SPアビリティを始めとする一部のアビリティは、サポートジョブに選択した場合に限り、使用不可能になったり性能がダウンしたりする)
また、習得LVに達している必要もある為、LV制限下などでは既に習得済みであっても一時的に使用できなくなるアビリティも出てくる。
なお、Lv75へ到達する事で蓄積可能になるメリットポイントを消費する事で、習得できるようになるアビリティやジョブ特性もある。
各アビリティは一度使用すると、アビリティごとに決められているリキャスト時間(再使用までの待機時間)が経過するまで、再度使用する事は出来ないが、特定のアビリティやアイテムを使う事で、瞬時にリキャスト時間(再使用までの待機時間)を0にする事も可能ではある。
なお、アムネジアの状態変化(状態異常)やアビリティ封印のパドス(行動制限)を受けている場合は、リキャスト時間(再使用までの待機時間)が0であろうとも、使用出来ない。

魔法[]

白魔法、黒魔法、青魔法、召喚魔法、歌(呪歌)、忍術の6種類が存在する。各魔法は一度使用すると、魔法ごとに決められたリキャスト時間(再使用時間)が経過するまで、使用出来ない。また、静寂の状態異常や魔法封印のパドス(行動制限)を受けている場合も、使用出来ない。

魔法系統
白魔法
対象としたPCのHPを回復するケアルや、対象としたPCの各種状態異常を治療するポイゾナ、ストナ、イレース、レイズなどの回復魔法、対象としたPCの防御力を上昇させるプロテスや、対象としたPCの攻撃間隔、および魔法のリキャスト時間を短縮させるヘイストなどの白魔法系強化魔法、対象としたモンスターを麻痺状態(何らかの行動を行う際に一定の確率で、その行動がキャンセルされてしまう(行動に失敗してしまう)可能性のある状態)にするパライズなどの白魔法系弱体魔法、対象としたモンスターを睡眠状態(一切の行動が出来ない状態(リジェネ効果以外でHPが変動する行動を受ける(HP回復を受ける、ダメージ(毒などによるスリップ効果でのHP減少も含む)を受ける)と強制解除))にするリポーズや、対象としたモンスターにダメージを与えるホーリーなどの神聖魔法を総称した魔法系統。
テレポ系、リコール系の移動魔法も白魔法に属する。
白魔道士、赤魔道士、ナイト、学者が扱うことができる。
黒魔法
対象としたモンスターにダメージを与えるストーン、ウォータ、ファイア、エアロ、ブリザド、サンダーなどの精霊魔法や、自身をカウンター効果(攻撃者にダメージを与える)のある炎のスパイクアーマーで包むブレイズスパイクや、天候と同じ属性の魔法命中率を上昇させる虚誘掩殺の策などの黒魔法系強化魔法、対象としたモンスターをヘヴィ状態(移動速度がダウンし、回避率もダウンしている状態)にするグラビデや、対象としたモンスターを暗闇状態(物理攻撃の命中率がダウンしている状態)にするブラインなどの黒魔法系弱体魔法、対象としたモンスターからHPを吸収するドレインや、対象としたモンスターを短時間行動不能にするスタンなどの暗黒魔法を総称した魔法系統。
エスケプ、リトレース、デジョン系の移動魔法も黒魔法に属する。
黒魔道士、赤魔道士、暗黒騎士、学者が扱うことができる。
青魔法
モンスターが使う一部の特殊技(モンスターがTPを消費して放つ技)を魔法化し、TPではなくMPを消費する事で扱える様にした特殊な魔法系統。
ただし、モンスターの使用する特殊技がそのままの性能や威力で使える様になるわけではなく、モンスターが特殊技として使用するオリジナルのものとは性能や威力が異なっている事が多い(オリジナルのものよりも性能や威力が劣化しているものが多く、威力に関してはオリジナルのものと比較した場合、半分以下の威力しかないものもある)。
青魔法の系統として物理系青魔法と魔法系青魔法があり、アビリティを利用することで物理系青魔法はWS(ウェポンスキル)との連携を行うことができ、魔法系青魔法はマジックバーストを行うことができる。
基本的にモンスターの使う特殊技は、対象に掛けられている強化系の魔法効果を吸収して自身に付加したり、対象の物理防御力と魔法防御力を両方ともダウンさせるなど、特異な効果(性能)を持つものが多い為、他の魔法系統には存在しない効果(性能)を持つ魔法が多いのが特徴である。
術者の物理防御力で威力が、術者の武器スキルで命中率が、それぞれ影響を受ける物理系攻撃青魔法キャノンボール、術者のCHR値の影響を受ける魔法系攻撃青魔法アイズオンミー、術者の現在のHP量の影響を受ける魔法系攻撃青魔法R.ブレスなど、他の魔法では魔法の効果量や成功率に影響しないパラメータによって効果量や成功率が変化する特異な魔法が数多く存在する。
また、魔法毎にモンスターの種族が設定されており、モンスター間の相関関係(バード(鳥)種はアクアン(水棲生物)種に強くアモルフ(軟体生物)種に弱いなど、モンスター種同士の強弱関係)によって、効果量や成功率が変化する。
また、攻撃系物理青魔法のダメージは物理青魔法自体が持つ、斬、突、打の武器属性の概念と、ステータスによる修正項目が反映され、命中率も装備武器のスキルと相手の回避率で決定されるという、物理属性のウェポンスキルに限りなく近い計算式となっている(ただし、武器の攻撃力(D値)は無視され、青魔法スキルから算出されるD値が攻撃力として扱われる)
その為、敵の武器属性耐性、防御力、回避率などによって、同じ魔法でも与えるダメージ量に極端な差が生じる事が多々あり、他の魔法以上にレベル差補正の影響も大きく受ける。
が、その代わり、魔法防御やレジストの概念を無視し、不意打ちなどのクリティカル効果も反映される為、それなりに安定したダメージを出す事も出来る。
ちなみに、この魔法系統は習得しただけでは使用できず、青魔法専用のセットアップ画面にて、使用する魔法をあらかじめ選択し、青魔法セットポイントを消費してセットしておく必要がある(青魔法セットポイントの上限は青魔道士のレベル、およびジョブ特性「アシミレーション」の強化度合いに応じて変化する)
ただし、HNM(ハイレベルノートリアスモンスター)と呼ばれる強力なモンスターから習得出来る青魔法に関してはセットする必要がなく、「ノートリアスナレッジ」というアビリティを使うことで一時的に使用可能になる。
なお、青魔法をセットすると、魔法ごとに決められたステータスが増減し、ジョブ特性が追加で付加される(詳しくはジョブの青魔道士を参照)
青魔道士のみ扱うことができる。
召喚魔法
カーバンクル、タイタン、リヴァイアサン、イフリート、ガルーダ、シヴァ、ラムウ、フェンリル、ディアボロス、の計9体の神獣や、土、水、火、風、氷、雷、光、闇の計8体の精霊(エレメンタル)を召喚する魔法系統。
召喚した神獣や精霊(エレメンタル)は、召喚士自身のMPを消費し続ける事で、MPが尽きるまで召喚状態を継続(維持)する事ができ、その間、神獣や精霊をモンスターと戦わせる事が可能である。
なお、神獣はペットコマンドを使い、PCの任意の行動を取らせる事ができるが、精霊(エレメンタル)は自動で行動する。
また、神獣には神獣ごとに固有で「幻術」と「験術」の二つに分類される様々な技や魔法が設定されており、召喚士自身のレベルを上げる事で、順次それらの技や魔法が使用可能になっていく。
この技の中には、アビリティ「アストラルフロウ」を使い、その効果時間中のみ使用が可能となる強大な性能をもつ「ダイヤモンドダスト」や「タイダルウェイブ」など、シリーズでもおなじみの技もある。
なお、このアビリティ「アストラルフロウ」の効果時間中のみ、アレキサンダーとオーディンも召喚する事が可能になる(ただし、召喚と同時にアレキサンダーは「絶対防御」を、オーディンは「斬鉄剣」をそれぞれ実行して消滅する)
召喚士のみ扱うことができる。
歌(呪歌)
効果範囲内にいる全てのパーティメンバーのMPを徐々に回復する魔道士のバラード、効果範囲内にいる全てのパーティメンバーの移動速度をアップさせるチョコボのマズルカ、効果範囲内の全てのモンスターを眠らせる魔物たちのララバイなどの呪歌全般を表す魔法系統。
この呪歌の効果は、詩人1人につき2つまで付加する事ができる(3つ目の呪歌効果が発生すると1つ目の呪歌効果が自動的に消去される)。
魔法にカテゴリされてはいるが、使用してもMPを消費する事はない。
吟遊詩人のみ扱うことができる。
忍術
敵からの攻撃を一定回数回避する空蝉の術や、対象としたモンスターの攻撃間隔を遅延させる捕縄の術、対象としたモンスターに土属性のダメージを与え、風属性への耐性をダウンさせる土遁の術などの忍術全般を表す魔法系統。
他の魔法がMPを消費して使用するのに対し、忍術は触媒となるアイテム(忍具)を消費する事で使用できる(触媒となるアイテム(忍具)を所持していない場合は忍術を習得していても使用する事はできない)
基本的に忍術ごとに決められている忍具を所持している必要があるのだが、メインジョブが忍者である場合に限り、遁術(攻撃)全般(土遁の術、火遁の術など)は「猪ノ札」、自己強化全般(空蝉の術、遁甲の術など)は「鹿ノ札」、敵弱体全般(捕縄の術、哀車の術など)は「蝶ノ札」というように、複数の忍具の代わりを果たす特殊な忍具を使用する事が可能である。
忍者のみ扱うことができる。
魔法の習得
青魔法と召喚魔法を除く4つの魔法は、魔法スクロールと呼ばれるアイテムをジョブごとに決められたレベル以上で使用する事によって習得できる。
青魔法は、青魔法に指定されているモンスターの特殊攻撃を、該当するモンスターが戦闘中に使用した状態で戦闘に勝利(特殊攻撃を発動させた後で撃破)すると、一定の確率でラーニングが発生し習得する。
なお、ラーニングが発生する可能性があるのは、戦闘勝利時に戦闘不能状態になっておらず、なおかつ撃破したモンスターから一定の距離内(経験値が得られる範囲内)にいるメインジョブが青魔道士のプレイヤーのみとなっている。
召喚魔法は、精霊召喚と神獣召喚の2種類があり、精霊召喚は他の魔法同様に魔法スクロールと呼ばれるアイテムを使用する事で習得できるが、神獣召喚は神獣との戦闘(バトルフィールド戦闘)に勝利し、神獣と個別に契約していく必要がある。
なお、光の神獣カーバンクルのみは、召喚士のジョブを習得した際に自動的に契約される。
アビリティと同様に、習得しても使用する為には魔法ごとに設定されている一定のジョブLVが必要となる為、サポートジョブやLV制限下では使用できなくなる魔法も出てくる。
なお、ジョブによっては、メリットポイントを消費する事で習得できる魔法もある。
また、黒魔法「インパクト」の様に、特定の防具を装備している時のみ使用可能になる魔法もある。

サポートジョブ[]

レベル18への到達を条件として受けることが可能になるクエストを完了すると、サポートジョブの使用が可能となる。サポートジョブはメインジョブに加えその半分の能力が付与・使用でき、状況に合わせて選択することで有利にプレイできる。たとえば、ナイトは戦士をサポートジョブに選択するとレベル10で戦士がレベル5で習得するアビリティ「挑発」が使用でき、敵からの攻撃によるダメージを自身が全て引き受ける事で他のパーティメンバーを護る、といった盾役としての役割を有利に進められる。攻撃魔法しか使用できない黒魔道士のサポートジョブに白魔道士を選ぶことで、回復魔法の補助もできるようになる、といったメリットがある。ただし、サポートジョブに選択するジョブのレベルもメインジョブの半分程度まで上げておかなければ実力は発揮できない。

ステータス[]

キャラクターにはHPとMP以外に、下記の7つのステータスがあり、レベルに応じて上昇していき、ジョブや種族によって基本値が変化する。魔法、アビリティ、装備品、食事、薬品、青魔法のセットなどによって補正(基本値の横に+10、-5といった感じで補正値分が表示され、補正上限は999)する事ができる。

STR(Strength/ストレングス)
物理攻撃力、大半のウェポンスキル(WS)の威力、および大半の物理系青魔法の威力に影響する。エルヴァーンが最も高く、タルタルが最も低い。
なお、片手武器と両手武器では物理攻撃力への影響力が異なり、両手武器の方が物理攻撃力への影響が大きい。
VIT(Vitality/バイタリティ)
物理防御力、回復魔法を受けた際のHP回復量、魔法や忍術の詠唱中にダメージを受けた際に発生する詠唱中断を防止する確率に影響する。また、多くの格闘武器系ウェポンスキル(WS)の威力や、「キャノンボール」、「サーマルパルス」、「デルタスラスト」などの一部の青魔法の威力、ナイトのアビリティ「かばう」の効果時間、モンクのアビリティ「チャクラ」のHP回復量にも影響する。ガルカが最も高く、ミスラとタルタルが最も低い。
DEX(Dexterity/デクスタリティ)
近接物理攻撃の命中率や物理攻撃全般のクリティカルヒット発生率に影響する。また、多くの短剣系ウェポンスキル(WS)の威力や、「ディセバーメント」、「バニティダイブ」、「チャージドホイスカー」などの一部の青魔法の威力、シーフのアビリティ「不意打ち」の威力にも影響(メインジョブがシーフの場合のみ影響)する。ミスラが最も高く、エルヴァーンが最も低い。
なお、片手武器と両手武器では命中率への影響力が異なり、両手武器の方が命中率への影響が大きい。
AGI(Agility/アジリティ)
遠隔物理攻撃(遠隔武器系ウェポンスキルを含む)や、コルセアのアビリティ「クイックドロー」の命中率、物理攻撃全般の回避率、敵に与えるTPの軽減量に影響する。また、「ジェットストリーム」などの一部の青魔法の威力や、シーフのアビリティ「だまし討ち」の威力にも影響(メインジョブがシーフの場合のみ影響)する。ミスラが最も高く、エルヴァーンが最も低い。
INT(Intelligence/インテリジェンス)
黒魔法、魔法系青魔法の魔法攻撃力や魔法命中率(弱体魔法の場合は、その弱体効果の付着率、効果時間、強さ)、および「土遁の術」や「雷遁の術」などの攻撃系忍術の威力に影響する。また、「レッドロータス」、「サイクロン」、「ヴィゾフニル」などの光属性以外の属性を持つウェポンスキル(WS)の威力にも影響する。タルタルが最も高く、エルヴァーンが最も低い。
MND(Mind/マインド)
白魔法の魔法攻撃力や魔法命中率(弱体魔法の場合は、その弱体効果の付着率、効果時間、強さ)、および回復魔法(白魔法系回復魔法、青魔法系回復魔法)のHP回復量に影響する。また、「マインドブラスト」、「みんなの怨み」などの一部の青魔法の威力や、モンクのアビリティ「気孔弾」の威力、「シャインブレード」などの光属性を持つウェポンスキル(WS)の威力、高レベルの片手剣系ウェポンスキル(WS)の威力にも影響する。エルヴァーンが最も高く、ミスラとタルタルが最も低い。
CHR(Charisma/カリスマ)
呪歌の命中率や獣使いのアビリティ「あやつる」の成功率、および踊り子のアビリティ「ケアルワルツ」などの効果に影響する。また、「アイズオンミー」などの一部の青魔法の威力や、「ダンシングエッジ」などの一部のウェポンスキル(WS)の威力にも影響する。種族による差はあまりないが、ヒューム、エルヴァーン、タルタルが少し高めで、ミスラとガルカが少し低めである。

装備品[]

下記のような16の部位へ装備することで能力を強化する。装備品は装備可能ジョブやレベルが個別で設定され、基本的に同じ名称であれば性能の差はないが、オーグメントのアイコン(赤い玉にAugと表記されたアイコン)が表示されている装備品のみ、同じ名称でも性能が異なる。防具は軽装備、重装備、布装備、武器は片手剣、両手剣、弓といったカテゴリで主に装備できるジョブが限定される(もちろん、例外も数多く存在する)

メイン武器(右手)
剣、斧、槍など近接攻撃武器用枠。盾はメイン武器には装備できない。
サブ武器(左手)
盾用枠。ジョブ特性二刀流を所持(習得)している場合には、片手武器も装備可能となる。また、両手武器装備時には、その補助的な役割を持つストラップを装備可能となる。
なお、二刀流によってサブ武器に装備している武器のウェポンスキルは使用出来ず、ウェポンスキル時のD値にも反映されない。
遠隔武器
弓、銃、ボウガンなどの遠隔攻撃武器、および釣り竿用枠。通常時のキャラクターグラフィックには反映されないが、遠隔攻撃を実行する際には、遠隔武器ごとのグラフィックと、種族ごとの構えモーションが表示される(釣り竿も同様に、釣りを行っている際のみ、グラフィックと釣りモーションが表示される)
投擲武器、矢弾、その他
投擲武器、矢、銃弾、釣り餌、特殊アイテム(魔石や魔導具)の装備枠。キャラクターグラフィックには反映されない。
投擲武器以外は、この枠に装備しても投げる事は出来ない(投擲武器に分類される特殊アイテム(魔石や魔導具)も、ごく一部を除き投げる事は出来ない)
兜、ヘルメット、帽子、髪飾り、眼鏡など頭部の防具用枠。胴にクローク(フード付きの長衣)を着用していると、この部分には防具を装備できない。
ネックレスや首輪など頸部の防具用枠。キャラクターグラフィックには反映されない。
鎧、ローブ、服など上半身の防具用枠。
両手
篭手、腕輪、手袋など腕部の防具用枠。
ズボン、トラウザ、クウィス、腰衣、佩楯など下半身の防具用枠。サブリガ系の装備は腿(もも)の部分が露出するようになっていて、パンツ(下着)である。
脛当、脚絆、ブーツなど足部の防具用枠。材質によって移動時の足音が異なる。
ベルトや帯など腰部の防具用枠。キャラクターグラフィックには反映されない。
背中
マントやケープなど背中につける防具用枠。キャラクターグラフィックには反映されない。
右耳、左耳
イヤリング、ピアスなど耳につける防具用枠。左右に一つずつ装備できる(同じ耳装備でも、Rareアイコンが表示されていない物なら、装備箇所が異なっていれば装備可能) キャラクターグラフィックには反映されない。
右指、左指
指輪など指につける防具用枠。左右に一つずつ装備できる(同じ指装備でも、Rareアイコンが表示されていない物なら、装備箇所が異なっていれば装備可能) キャラクターグラフィックには反映されない。

武器スキル[]

ジョブ毎に装備可能な武器や得意な武器が設定されており、カテゴリに応じたスキル値の上限が設定されている(ジョブによっては、武器を装備する事が可能であっても、スキルがないという物もある)。

スキルの上限は、メリットポイントの割り振りによってのみ上昇させることができる。

なお、一部の装備品には一時的にスキルを上昇させる物があり、それらの装備を装着する事でスキルの上限を超える場合は、装着している間のみ、そのスキル上限を突破する。

直接攻撃(オートアタック、遠隔攻撃)かウェポンスキル(WS)を実行し、1以上のダメージを与えると、装備中の武器(使用した武器)のスキルが一定の確率で上がっていく。

武器を使ったウェポンスキル(WS)の習得は、該当武器を使用することによって上昇するスキル値に依存して習得していく。

ウェポンスキル(WS)は、通常の攻撃に比べ威力が高いものや、状態異常(もしくは、ステータスダウン)の追加効果が付与されているものがあり、状況に応じた使用で戦闘を有利に進められる。

発動には武器で敵を攻撃しダメージを与えるか、敵からの攻撃でダメージを受けるか、特定のアビリティを使用するか、特定のアイテムを使用するか、リゲインの強化効果が発生している状態で時間経過するかのいずれかによって得られるTP(Tactical Point)が必要となり、このTPの値が100%(最大300%)を超えた状態になっている時に、任意のタイミングで発動させられる(ただし、行動不能な状態異常や、アムネジア状態に陥っている時には発動させられない)が、発動するとTPの値に関係なく全てのTPを消費する(ただし、TPの値が300%に近い程、WSの性能は向上する)

なお、敵も基本的にはTPを使用して特殊技を繰り出してくる。この敵の特殊技の使用タイミングは、敵の残りHPによって変化し、残りHPが25%以上の際には、TPが100%を到達した後にランダムなタイミングで使用してくるが、残りHPが25%以下の際には、TPが100%に到達した瞬間に使用してくるようになる。また、オートリゲインの特性を所持し、時間経過によってTPが自動的に増えていくモンスターも存在する(オートリゲインによるTPの増加速度はモンスター毎に異なる)

一部の敵はTPに関係なく、PCがとった特定の行動に反応し、反撃の如く特殊技を繰り出してくる敵もいる(例えば、ウィルム族のモンスターに後方から攻撃を仕掛けると、敵側のTPに関係なく尻尾による反撃技を使用してくる、といった感じである)

格闘スキル
素手による攻撃、およびグローブや爪などの格闘戦用の武器を扱うスキル。モンクが最も高い数値を有し、戦士、忍者、シーフ、からくり士等もスキルを有する。スケルトンやマジックポット等に対してダメージがアップする。反面、スライム等に対してダメージがダウンする。
短剣スキル
短剣を扱うスキル。シーフが最も高いスキルを有し、刃物を所持する事を禁じられている聖職者(白魔道士等)以外の大半のジョブもスキルを有する。飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする。
片手剣スキル
広刃剣、小剣(細身の剣)、湾刀(曲刀)など片手持ちの剣を扱うスキル。ナイトが最も高いスキルを有し、モンク以外の大半の前衛ジョブがスキルを有する。また、赤魔道士や青魔道士などの一部の魔道士もスキルを有する。なお、小剣(細身の剣)タイプの片手剣は突属性を有するため、他の片手剣と異なり、飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする(ただし、ウェポンスキルには影響しない)
両手剣スキル
大剣(大型の長剣)を扱うスキル。暗黒騎士が最も高いスキルを有し、戦士、ナイトもスキルを有する。
片手斧スキル
片手持ちの手斧やピックを扱うスキル。戦士と獣使いが最も高いスキルを有し、暗黒騎士、狩人もスキルを有する。
両手斧スキル
戦斧(大型の斧)を扱うスキル。戦士が最も高いスキルを有し、暗黒騎士もスキルを有する。
片手棍スキル
小型の杖や棍棒を扱うスキル。ナイトが最も高いスキルを有し、コルセアと踊り子以外の全てのジョブがスキルを有する。スケルトンやマジックポット等に対してダメージがアップする。反面、スライム等に対してダメージがダウンする。
両手棍スキル
大型の杖や棒術具(戦闘棍)を扱うスキル。ナイトが最も高いスキルを有し、戦士、モンク、白魔道士、黒魔道士、吟遊詩人、竜騎士、召喚士、学者もスキルを有する。スケルトンやマジックポット等に対してダメージがアップする。反面、スライム等に対してダメージがダウンする。
両手鎌スキル
大鎌を扱うスキル。暗黒騎士が最も高いスキルを有し、戦士、獣使い、黒魔道士もスキルを有する。なお、ごく一部の両手鎌は無属性を有するため、他の両手鎌と異なり、どんな敵に対してもダメージが変化しない(ただし、ウェポンスキルには影響しない)
両手槍スキル
槍を扱うスキル。竜騎士が最も高いスキルを有し、戦士、侍、ナイトもスキルを有する。飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする。なお、矛(薙刀)タイプの両手槍は斬属性を有するため、他の両手槍と異なり、飛行している敵やスケルトン等に対してもダメージが変化しない(ただし、ウェポンスキルには影響しない)
片手刀スキル
小刀、短刀、忍刀、苦無などを扱うスキル。忍者のみがスキルを有する。
両手刀スキル
打刀や野太刀などの各種日本刀を扱うスキル。侍が最も高い数値を有し、忍者もスキルを有する。
弓術スキル
弓を扱うスキル。狩人が最も高いスキルを有し、戦士、侍などもスキルを有する。飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする。なお、短弓と長弓の2種類があるが、どちらでも同じ矢が使える。
射撃スキル
銃、大砲(大筒)、クロスボウ(弩、ボウガン)などを扱うスキル。狩人が最も高いスキルを有し、コルセア、忍者、シーフなどもスキルを有する。飛行している敵に対してダメージがアップする。 反面、スケルトン等に対してダメージがダウンする。なお、弓と違い、銃、大砲(大筒)、クロスボウ(弩、ボウガン)で、それぞれ必要となる矢弾が異なる。
投擲スキル
ブーメラン、チャクラム、手裏剣などの投擲武器を扱うスキル。忍者が最も高いスキルを有し、大半のジョブがスキルを有する。 現状では他の武器のようなウェポンスキルはない。

魔法スキル[]

魔法スキルも武器スキル同様、上限はメリットポイントの割り振りによってのみ上昇させることができる。 なお、一部の装備品には一時的にスキルを上昇させる物があり、それらの装備を装着する事でスキルの上限を超える場合は、装着している間のみそのスキル上限を突破する。

魔法を発動する事で、魔法に対応したスキルが一定の確率で上がっていく。

回復魔法スキル
白魔法系回復魔法の回復量、および青魔法系回復魔法の回復量に影響を及ぼす。白魔道士が最も高いスキルを有し、赤魔道士、ナイト、学者もスキルを有する。なお、白魔法系回復魔法は、アンデッド系モンスターに対して使用した際には、ダメージを与える事ができる。
神聖魔法スキル
神聖魔法系魔法の命中率、ダメージ率に影響を及ぼす。白魔道士が最も高いスキルを有し、赤魔道士、ナイト、学者もスキルを有する。
精霊魔法スキル
精霊魔法系魔法の命中率、ダメージ率に影響を及ぼす。黒魔道士が最も高いスキルを有し、赤魔道士、暗黒騎士、学者もスキルを有する。
暗黒魔法スキル
暗黒魔法系魔法の命中率、ダメージ率に影響を及ぼす。黒魔道士と暗黒騎士が最も高いスキルを有し、赤魔道士、学者もスキルを有する。
弱体魔法スキル
弱体魔法系魔法の命中率に影響を及ぼす。赤魔道士が最も高いスキルを有し、黒魔道士、白魔道士、暗黒騎士、学者もスキルを有する。
強化魔法スキル
強化魔法系魔法の効果率、スパイク系魔法の反撃ダメージ率、ストンスキンのダメージカット総量などに影響する。赤魔道士が最も高いスキルを有し、白魔道士、黒魔道士、ナイト、学者もスキルを有する。
歌唱スキル
呪歌の命中率に影響を及ぼす。吟遊詩人のみが有する。
弦楽器スキル
弦楽器を使用した際の呪歌の命中率に影響を及ぼす。吟遊詩人のみが有する。
管楽器スキル
管楽器を使用した際の呪歌の命中率に影響を及ぼす。吟遊詩人のみが有する。
忍術スキル
忍術の命中率、ダメージ率に影響を及ぼす。忍者のみが有する。
召喚魔法スキル
召喚獣の魔法命中率および効果範囲に影響を及ぼす。召喚士のみが有する。メリットポイントを割り振るか、特定の装備品を装備する事によって、各レベル本来のスキル値上限を超えたスキルを有している場合、召喚獣の使う各種技(契約の履行)の性能にボーナス(効果時間延長など)を得る事ができる。
青魔法スキル
物理系青魔法の追加効果発動率、魔法系青魔法の魔法命中率、一部魔法系強化青魔法の性能、およびラーニングの可否判定に影響を及ぼす。青魔道士のみが有する。

防御スキル[]

敵からの攻撃に対して発動し、上昇する。

回避スキル
物理回避率に影響を与える。シーフが最も高い数値を有し、全ジョブがスキルを持つ。
盾スキル
敵から受ける物理ダメージを軽減する盾による防御効果の発動率に影響を与える。ナイトが最も高い数値を有し、片手武器が得意なジョブの大半がスキルを持つ。
ガードスキル
防御して敵から受ける物理ダメージを軽減する確率に影響を与える。モンクが最も高い数値を有し、からくり士がスキルを持つ。
受け流しスキル
敵の近接物理攻撃を、手持ちの武器で受け流す事で無効化にする確率に影響を与える。シーフ、侍、忍者、コルセアが高い数値を有し、大半の前衛ジョブがスキルを持つ。

メリットポイント[]

上限であるレベル75以降、キャラクターの強化を図るためには経験値の代わりに蓄積されるメリットポイントを消費し、各種パラメータやアビリティ、魔法取得に割り振ることができる。

また、レベル75以降のレベル上限突破にも必要となる(メリットポイント以外にも、印章系アイテムが複数個必要となる)

通常の経験値をリミットポイントとして蓄積し、10,000ごとに1メリットポイントが蓄積される(経験値をリミットポイントとして蓄積するか、経験値として蓄積するかは、レベル制限下以外ならいつでも自由に切り替え可能。また、経験値がレベルキャップ(レベル上限)でのカンスト値(限界値)に到達している場合は、自動的にリミットポイントとして蓄積される)。

メリットポイントでの強化は、レベル段階に応じて有効になるステータスや、該当ジョブがレベル75以上時のみ発動する魔法、アビリティがある。その場合、レベル制限が課されるような状況下では使用できない。

食事とステータスアップアイテム[]

消費アイテムである多様な食事や薬品、妙薬を使用することでPCを強化できる。効果の上限や時間は個別に設定されていて、効果は一時的なものである。

フェローシップ[]

ミッションランク4以上でオファー可能なクエストを完了することにより、20時間に1度シグナルパール(耳装備)を使用してPCが任意に選択した性別、種族、フェイスタイプ、名称のNPCの呼び出しが可能になる。その際は取得経験値の30%が減少する。

なお、呼び出しが可能な場所は、初期ディスク(サービス開始時からあるエリア)のフィールドとダンジョン、追加ディスク「ジラートの幻影」のフィールドとダンジョン(トゥー・リアを除く)、追加ディスク「プロマシアの呪縛」のフィールド(ルモリアを除く)、追加ディスク「アルタナの神兵」の過去世界のフィールド(アライドタグを受けていない時に限る)となっており、バトルフィールドやレベル制限のかかるダンジョン、追加ディスク「アトルガンの秘宝」で追加されたエリアなどでは呼び出す事はできない。

PCのパーティメンバーと同様の扱いで、1パーティには3人までしか召喚できず、6人を超えてパーティを組むことはできない。フェローを含め6人以上のパーティにPCが参加すると消滅する。

呼び出しや会話によって蓄積される友好度に応じてクエストが発生し、持続時間、倒せる敵の数が上昇していく。初期レベルは30だがPCのレベルがそれ以下の場合、レベルを合わせて召喚される。本来のレベル以上の敵と戦闘した場合には経験値を獲得し、レベルが上昇する。レベルは70まで上げる事が可能だが、レベル50からはプレイヤー同様、5レベル毎にレベル上限を引き上げる事ができるクエストをクリアする必要がある。

武器の種類は攻撃間隔に影響するが、クエストによる同種上位武器への変更はグラフィックのみで能力には影響はない。ジョブ(フェローの能力タイプ)は「攻撃」「防御」「回復」の基本3種とクエストを完了することにより追加される「猛攻」「鉄壁」「治癒」の上位3種の計6種類用意されており、自由に変更できる。

防具は呼び出し時の条件によりグラフィックの変更されるが能力に影響は無い。友好度によっては好みのグラフィックで固定することもできる。

種族、性別、性格(口調)などは、フェローシップに関わる最初のクエストの中で決定する事ができる。

各国に存在するRendezvous Pointを調べると専用の画面が表示され、フェローと会うことができる。ここでは、雑談やクエストの状況などを話したり、特定の防具グラフィックを固定したり、フェローの能力タイプやLVを調べたりする事ができる。

ジョブ一覧[]

スタンダードジョブ[]

ゲーム開始から選択できるジョブ。

戦士 (Warrior/WAR)
近接物理攻撃を得意とし、様々な種類の武器を使いこなせる近接武器のエキスパートで装備可能な武器の種類・量が最も多い。標的の敵対心を増大させ、自身に敵の攻撃を向けさせる「挑発」のアビリティを始め、防御力を犠牲に攻撃力を高める「バーサク」のアビリティや、一定の確率で2回攻撃を行う「ダブルアタック」のジョブ特性など、前衛に有用なアビリティやジョブ特性を多く持つ為、前衛ジョブ(主に盾役や、低~中レベル帯での物理攻撃役)のサポートジョブとして使われる事が多い。
習得するアビリティの一例に、自身の命中率をアップさせるかわりに、自身の回避率がダウンする「アグレッサー」や、効果時間中に攻撃を受けると低確率で反撃を行うようになる「リタリエーション」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、敵の特殊防御力(武器や魔法への耐性)を大きく減らす投げ斧、「トマホーク」や、次の攻撃で必ず「ダブルアタック」を発生させる「ウォリアーチャージ」(連続攻撃を行うウェポンスキルに対して、このアビリティの効果を発生させた場合には、攻撃回数が+2される)、範囲内のパーティメンバーのクリティカル発生率、クリティカルヒットダメージを一定時間高める「ブラッドレイジ」などがある。なお、クエストをクリアする事で習得できる特殊な必殺技(WS)の数が最も多いジョブでもある。
モンク (Monk/MNK)
HP量に秀で、鍛錬された己の肉体のみで戦う格闘のエキスパート。敵の攻撃を受けた際に低確率で攻撃を無効化し、反撃を行う「カウンター」のジョブ特性を有する。その他、「マーシャルアーツ」というジョブ特性を有しており、レベルが上がるほど格闘攻撃の攻撃間隔が早くなる。また、アビリティ「ためる」を使う事で攻撃力を段階的に(12回まで重ねがけで)上昇させることができる。高レベルで習得するWSの一例に、敵単体に対して8回攻撃(最大8ヒット分のダメージを与える物理攻撃)を行う「夢想阿修羅拳」がある。
中レベル帯で習得するアビリティに、自身のカウンター発生率をアップさせるかわりに、防御力が大幅にダウンする「かまえる」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、敵からの攻撃を1度だけ確実にカウンター(攻撃を無効化して反撃)する「絶対カウンター」や、一定時間、通常攻撃の属性を無属性にする(敵の物理耐性を無視する)「無想無念」、近接攻撃が連続してヒットすると攻撃力、クリティカル発生率がアップする「インピタス」などがある。
白魔道士 (White Mage/WHM)
パーティメンバーの強化や、HP回復、および状態異常を治療する白魔法のエキスパート。戦闘不能時の経験値ロストを大幅に減らして復活させる高位の蘇生魔法を扱えるのが特徴。
自身が受ける魔法ダメージを軽減する特性を有し、更に白魔法「シェル」により魔法ダメージを軽減できるため、魔法ダメージに対する耐性がかなり高い。
アビリティの一例に、HP回復魔法の効果を倍増させる「女神の印」がある。なお、このアビリティは白魔道士のジョブLVが一定に達すると、状態異常を治療する魔法を単体からパーティメンバー全員へと効果範囲を拡張する性能が追加される。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、自身のHPを消費して味方のMPを回復する「デヴォーション」、次に唱えた状態異常回復魔法で状態異常を回復した場合、回復したPCのその状態異常に対する耐性を大幅に高める「女神の愛撫」、範囲内のパーティメンバーの魔法防御力をアップさせる「女神の聖域」などがある。
また、習得する魔法の一例に、自分を中心とした一定範囲内のパーティメンバー全員をザルカバード(ゲーム内の地名。詳しくはヴァナ・ディールのバルドニアを参照)へと転送する「テレポヴァズ」、対象PCの攻撃間隔や魔法リキャストを短縮する「ヘイスト」、対象PCの状態異常を自身に移す「サクリファイス」、自身の受けている毒、麻痺、暗闇の中からランダムで1つ(アビリティ「ハートオブミゼリ」の効果中は、自身の受けている毒、麻痺、暗闇、病気、悪疫、呪い、呪詛の全てとイレースで治せる悪い魔法効果の中から2つ)を、自身および自分を中心とした一定範囲内のパーティメンバー全員治す「エスナ」、敵単体を睡眠状態にする「リポーズ」などがある。
なお、現状ではケアルV、ケアルVI(非常に高い回復量の回復魔法)を使用可能なのは白魔道士のみである。
黒魔道士 (Black Mage/BLM)
対象を攻撃したり、弱体させたりする黒魔法のエキスパート。パーティメンバーをダンジョン内からフィールドへワープさせる脱出魔法や、自他をホームポイントや過去世界の所属国へ瞬時にワープさせる帰還(転送)魔法も扱える。
中レベル帯で習得する魔法の一例に、「フレア」「クエイク」「トルネド」など、シリーズでもおなじみの強力な攻撃魔法(一般的には、古代魔法と呼ばれている攻撃魔法群)があり、更に高レベルでこれらの上位魔法や、ストンジャ、ウォタジャなどの、FFシリーズでは登場回数の少ないジャ系魔法を習得できる。
その他、習得するアビリティの一例に、一度だけ魔法の命中率を大幅に上昇させる(レジストされる確率を大きく低下させる)「精霊の印」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、HPへのダメージを半減させた上でMPへのダメージに変換(受けるダメージを0にし、本来受けるはずのダメージの半分、MPを消費)する「マナウォール」、標的に累積されている敵対心(ヘイト)を低下させる「エンミティダウス」、次に唱える魔法の消費MPが0になる「魔力の雫」などがある。
赤魔道士 (Red Mage/RDM)
白魔法と黒魔法、双方の魔法を平均的に扱う事ができ、自他のMPを徐々に回復する「リフレシュ」、対象の移動速度を遅くする「グラビデ」、対象の魔法回避率をダウンさせる「アドル」などの専用魔法も持つ。強化、弱体、スリップ(HPを徐々に削っていく、いわゆる毒状態のような状態変化)魔法のエキスパート。習得するジョブ特性(パッシブスキル)の一例に、魔法詠唱時間、およびリキャスト(魔法が再詠唱可能になるまでの時間)を短縮する「ファストキャスト」がある。
習得するアビリティの一例に、自身のHPとMPを入れ替える「コンバート」がある、また、高レベルで習得するアビリティの一例に、次に唱える弱体魔法の効果と効果時間を強化する「サボトゥール」や、次に唱える魔法の詠唱時間が大幅に短縮される「クイックマジック」がある。
また、魔道士ではあるが、攻守両面において平均以上の素養があるため、状況に応じて、アタッカー役、盾役、ヒーラー役、サポート役など立ち回り方(役割)を自在に変える事が可能でもある。
単独戦闘における持久戦に非常に長けている為、本来なら複数のPCがいなければ倒せない様な敵も、プレイヤーの技量次第では時間こそかかるものの倒す事が可能な場合もある。
シーフ (Thief/THF)
ダンジョン内に配置された宝箱や鍵の掛けられている一部の扉を、モンスターがドロップするそれらの鍵を使わずに専用アイテムを使って開ける事ができる唯一のジョブで、短剣、盗賊技能のエキスパート。魔法やアビリティに頼らない、物理攻撃に対する回避能力は全てのジョブの中で最高である。
敵がアイテムを落とす確率が上がる「トレジャーハンター」(レベルが上がるとII、IIIと性能がアップしていく)や、獲得できるギルが増える「ギルスティール」などの特性を持ち、戦利品目当てでの戦いにおいてパーティ内に一人は欲しいとされるジョブ。
習得するアビリティの一例に、敵の所持しているアイテムを盗む「ぬすむ」(ただし、アイテムを所持していない敵や、一度アイテムを盗んだ敵からは何も盗めない)、敵の背後から攻撃することで大ダメージを与える「不意打ち」、味方の背後から攻撃する事で与ダメージによる敵対心をその味方になすりつける「だまし討ち」、パーティメンバー1人の敵対心の一部(1/4、もしくは半分)を盗み、自身に移す「コラボレーター」や「アカンプリス」などがある。
また、高レベルで習得するアビリティの一例に、次に通常攻撃が命中した際(アビリティ使用後に通常攻撃が命中した時点で効果が発揮される)に対象の回避率を大きく低下させる「フェイント」、敵の所持しているアイテムを盗みつつ状態異常を付与する「ぶんどる」、標的をひるむ状態にする「まどわす」がある。
なお、高レベルになるとサポートジョブに忍者や踊り子を設定していなくても二刀流が可能になる。

エキストラジョブ[]

レベル30以上でオファー可能な特定のクエストをクリアすることにより、「ナイト」「暗黒騎士」「獣使い」「吟遊詩人」「狩人」「侍」「忍者」「竜騎士」「召喚士」「青魔道士」「コルセア」「からくり士」「踊り子」「学者」のエキストラジョブが選択可能になる。(※侍、忍者、竜騎士、召喚士は「ジラートの幻影」、青魔道士、コルセア、からくり士は「アトルガンの秘宝」、踊り子、学者は「アルタナの神兵」の導入が必要)エキストラの名が示すとおり、これらのジョブはスタンダードジョブと同列かつ追加・冗長要素として扱われ、「上位(上級)職」と呼ばれる存在ではない。キャラクター自身にはレベルがなく、ジョブレベルが個別のため、ジョブごとにレベルを上げる必要がある。

基本ディスクで使用できるエキストラジョブ[]

ナイト (Paladin/PLD)
防御力に秀でており、敵の敵対心(敵の攻撃対象PCを決める値)を稼ぐ事に特化し、また不死者(アンデッド)に強い特性を有する仲間を敵から守る為のジョブ。
対象PC1人のHPを回復する「ケアル」や、自身へのダメージを軽減する「ファランクス」などの一部の白魔法を使うこともできる片手剣と盾のエキスパート。習得するアビリティの一例に、パーティメンバーをかばう事でダメージを肩代わりしつつ、自身の敵対心を増やしかばった相手の敵対心を減らす「かばう」や、自身が受ける物理ダメージを大きく減らす(時間経過により減らせるダメージ量が減少していく)「センチネル」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、TPを消費してMPを回復(回復量はTPの値により変化)する「シバルリー」、次に唱える神聖魔法の命中率と敵対心をアップさせ、なおかつバニシュ系とホーリー系の魔法に関しては、更に神聖魔法スキルに応じたダメージボーナスが得られるようになる「神聖の印」、盾の発動率が上がり、敵対心が下がりにくくなる「パリセード」などがある。
また、特定の条件を満たす事で、敵対心に応じてダメージが変化する特異なウェポンスキル「ロイエ」を習得できる。
暗黒騎士 (Dark Knight/DRK)
自身のHPを消費し、物理攻撃のダメージを上昇させる「暗黒」や、防御力を下げて攻撃力を上げる「ラストリゾート」などのアビリティを有する攻撃に特化し、魔法生物(アルカナ)に強い特性を有するジョブ。また、一部の黒魔法や専用の魔法を使うことができる。武器攻撃と暗黒魔法のエキスパート。習得する専用魔法の一例に、敵のTPを吸収する「アブゾタック」、敵の命中率を吸収する「アブゾアキュル」、敵からダメージを受けた際に受けたダメージ分のHPを吸収する「ドレッドスパイク」などがある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、次に唱える暗黒魔法の命中率を大幅にアップさせる「ダークシール」、次に唱える吸収魔法(ドレインやアスピルなど)の吸収量を約1.5倍にする「ネザーヴォイド」、被ダメージを物理攻撃力、魔法攻撃力に変換する「レッドデリリアム」などがある。
獣使い (Beastmaster/BST)
モンスターを操り戦わせるモンスターのエキスパート。特定のアイテムを使ってモンスターを呼び寄せる事も出来る。その特色からソロ活動が多い。習得するアビリティの一例に、ペットにWSをつかうように命令する「ほんきだせ」や、自身の敵対心をペットへと移し、敵の攻撃をペットに向けさせる「ひきつけろ」がある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、範囲内のパーティメンバー全員にペットが有しているキラー効果(昆虫系のモンスターを一定の確率でひるませる(行動をキャンセルする)ヴァーミンキラーや、植物系のモンスターを一定の確率でひるませる(行動をキャンセルする)プラントイドキラーなど)を付加する「K.インスティンクト」や、ペットにストアTPの効果を付与する「きばれ」がある。
なお、高レベルで呼び出せる様になるペットモンスターは、比較的強いものが多い上、一部の技や状態変化を無効化にする為、そういった技を多用するNM戦では討伐パーティの盾役兼アタッカー役を担う場合もある(PCではなくペットが)。
吟遊詩人 (Bard/BRD)
「呪歌」によるパーティメンバーの強化や、HP、およびMPの緩やかな回復、敵の弱体や、強化効果の解除など、戦闘補助に長ける歌と楽器のエキスパート。
単体では攻撃や防御に関する性能はかなり低いが、味方を強化する歌を駆使してパーティ全体の戦闘能力を向上することで戦闘を優位に進めていくことができる。その特性からソロ活動よりもパーティでの活動に優れたジョブ。
戦術の強化や弱体を主とする歌を駆使する特性上、アビリティにはほとんど依存しないが高レベルになると歌の効果を高めたり使いやすくするアビリティをいくつか習得する。そのようなアビリティの一例に、効果時間内、歌の詠唱時間、再詠唱時間を半減する「ナイチンゲール」や、次の歌の効果が自分自身にかかった時、他の歌で上書きできないようにする「テヌート」、次に唱える歌の効果を高める「マルカート」などがある。
また、高レベルで習得する呪歌の一例に、範囲内のパーティメンバーの移動速度をアップさせる「チョコボのマズルカ」、標的のパーティメンバーの敵対心(ヘイト)を低下させる「冒険者のダージュ」、範囲内のパーティメンバーがHPの3/4以上のダメージを受けた際に、そのダメージを軽減する「警戒のスケルッツォ」などがある。
狩人 (Ranger/RNG)
遠隔物理攻撃を得意とする。弓矢、クロスボウ、銃、大砲など、遠隔武器のエキスパート。
遠隔物理攻撃は敵との距離でダメージが変化し、武器の性能が最大限に発揮される距離は遠隔武器の系統(種類)ごとに異なっているため敵との距離(立ち位置)が重要となる。
アビリティには瞬時に大ダメージを与える遠隔攻撃「イーグルアイ」、遠隔攻撃を複数回行う「乱れ撃ち」、次の遠隔攻撃を矢弾を消費せずに実行できるようになる「エンドレスショット」、遠隔攻撃の攻撃力をアップさせ、攻撃間隔を短縮するかわりに、近接攻撃の攻撃力がダウンし、攻撃間隔も延長されるという「ベロシティショット」など遠隔攻撃に関するものが多数ある。 また、高レベルで習得するアビリティの一例に、攻撃を当てた敵からの敵対心を低下させる「ステルスショット」、一定時間の間、遠隔攻撃時に確率で2連続攻撃が発生する様になる「ダブルショット」、標的の戦利品ドロップ率を高める「バウンティショット」などがある。

拡張ディスク「ジラートの幻影」で追加されたエキストラジョブ[]

(Samurai/SAM)
必殺技(ウェポンスキル)を使うのに必要なタクティカルポイント(TP)が溜まりやくなる能力を持つ。攻撃系アビリティと防御系アビリティを使い分ける事で様々な立ち回りが可能な、魔族(デーモン)に強い特性を有するジョブ。両手刀のエキスパート。習得するアビリティの一例に、敵の物理攻撃を回避する「心眼」、自身のTPを一定量上昇させる「黙想」、次に使ったWS(ウェポンスキル)の消費TPが100になる「石火之機」などがある。また、高レベルで習得するアビリティの一例に、標的を被連携状態に(状態変化「チェーンバインド」を付与)する「渾然一体」、自身のTPの一部(自身の現TP-100の値)を他のパーティメンバーに分け与える「士気高揚」、次に使用したウェポンスキルから繋がる連携のダメージとマジックバーストのダメージをアップさせる「先義後利」などがある。
なお、特定の条件を満たす事で習得出来るウェポンスキル「九之太刀・花車」および「十之太刀・乱鴉」を使用する事で、2種類あるLV3連携の両方を単独で発動する事が可能となる。
また「天の村雲」「十握剣」「天之尾羽張」を装備している時のみ使用可能(十握剣と天之尾羽張は、装備している上で特定の条件を満たしている場合のみ使用可能)なウェポンスキル「零之太刀・回天」、もしくは「正宗」「樋螺鈿の太刀改」を装備している時のみ使用可能なウェポンスキル「祖之太刀・不動」を用いる事により、単独でLV3連携から更に連携する事も可能となる。
忍者 (Ninja/NIN)
片手武器(主に片手刀)を両手にそれぞれ装備し二刀流で戦う。一部の攻撃(広範囲に対して有効な魔法など)を除いて、敵の攻撃を一定回数確実に回避する忍術「空蝉の術」を使用し、パーティの盾役となる忍術のエキスパート。
非常に優れた攻撃回避性能を持つ忍術「空蝉の術」の存在により、高レベルの前衛ジョブのサポートジョブとして使われる事が多い。
習得するジョブ特性(パッシブスキル)の一例に、相手へ与えるTPを減らす「モクシャ」がある。また、習得する忍術の一例に、敵をスロウ状態(攻撃間隔などが延長される)にする「捕縄の術」や、モンスターの聴覚感知を遮断(無効化)する「物見の術」などがある。また、習得可能なアビリティの一例に、敵対心を高め、忍術使用時に忍具を消費しなくなる可能性を得る代わりに、物理命中が下がる(敵の前方にいる場合、更に物理回避率がアップし、敵からクリティカルヒットを受ける確率も下がる)「陽忍」、受け流しの発生率が上がり、受け流し時に敵対心が上昇するようになる「一隻眼」、残りHP量に応じたダメージを与え、自身は経験値ロストなしで戦闘不能となる「微塵がくれ」(なお、微塵がくれによる戦闘不能からレイズなどで復活した場合、衰弱は発生せず、HPも最大値の半分回復した状態となる)などがある。
竜騎士(Dragoon/DRG)
「コールワイバーン」を使い、小型の飛竜を呼び出し、その呼び出した飛竜と共に戦う事が可能な、竜族(ドラゴン)に強い特性を有するジョブ。ジャンプ技と槍のエキスパート。なお、ジャンプ技は上位のものになると、自身の敵対心(ヘイト)を低下させる効果が付く。
その他、高レベルで習得するアビリティの一例に、投槍を用いて敵の防御力を大きく減らす「アンゴン」や、飛竜へのダメージを一定量無効化する「ステディウィング」がある。
竜騎士は、他のペットを有するジョブとは異なり、ペットコマンドによる飛竜への直接的な指示はできず、プレイヤーの行動(主にWSや魔法の使用)に応じて、様々な効果を持つブレスを吐く。
なお、飛竜が吐くブレスの種類や効果対象はサポートジョブと状況により変化するが、高レベルで習得する「スマイトブレス」「レストアブレス」を使う事で、ある程度任意でブレスを吐かせる事が出来る。
また、飛竜は呼び出した後に稼いだ経験値が多くなるほど、その強さが補正される特徴がある(呼び出し状態が解除されると、補正分は初期化される)
召喚士 (Summoner/SMN)
召喚魔法によって精霊や神獣(召喚獣)を使役し、敵への攻撃や弱体、味方への回復や強化を行える召喚魔法のエキスパート(召喚士には拡張ディスク「ジラートの幻影」がなくてもなれるが、すべての神獣を召喚可能にするには「ジラートの幻影」「プロマシアの呪縛」「アトルガンの秘宝」が必須)。
クエスト形式のバトルフィールドにおいて、それぞれの神獣との戦いに勝利し、契約する事で召喚可能となる。なお、この時、契約をしない代わりにギル(お金)や装備品を得ることもできる。習得するジョブ特性(パッシブスキル)の一例に、MPmaxにボーナスを得る「MPmaxアップ」や、自動的にMPが回復していく「オートリフレシュ」がある。習得するアビリティの一例に、召喚した精霊(神獣は不可)からMPを吸収する「エレメントサイフォン」や、自身のMPを神獣、精霊のTPへ変換する「マナシード」、神獣ごとに設定されている特殊な履行技を解放する「アストラルフロウ」などがある。
なお、オーディンとアレキサンダーに関しては、レベル75以上で、なおかつ「アストラルフロウ」の効果中でないと召喚する事が出来ない。
また、この二体は、出現と同時に特殊な履行技(オーディンは、範囲内の敵全てを一撃で倒す(ただし、敵の数が多いとミスが発生するようになる)か、残りHPに応じた割合ダメージを与える「斬鉄剣」、アレキサンダーは、範囲内のパーティメンバー全員に強力な被ダメージ軽減効果と状態異常耐性を付加する「絶対防御」)を発動し、発動後は、即座に消滅する。

拡張ディスク「アトルガンの秘宝」で追加されたエキストラジョブ[]

以下の3つのジョブは、他のジョブとは異なったアーティファクト(ジョブ専用の武具)入手手段とレベル70のレベル上限解除クエストを持つ(ただし、レベル75以降のレベル上限解除クエストとレベル65までのレベル上限解除クエストは、他のジョブと同様)

青魔道士 (Blue Mage/BLU)
モンスターのWS(特殊攻撃)の一部をラーニングする事で青魔法として使用できる様になるという特殊な性質を持つ魔道士。片手剣スキルがナイトに次ぐ高さである事、および青魔法の射程距離の関係上、接近戦を行う必要が多い事から、魔道士というよりは魔法剣士に近い青魔法のエキスパート。
青魔法は青魔法スキルだけではなく、武器スキルや回復魔法スキルなど他の戦闘スキルや魔法スキルの影響や、現在のHPや物理防御力など他の魔法では影響しないステータスの影響なども受ける為、命中やダメージなどの判定基準が他の魔法とは大きく異なっている。
同様に普通のウェポンスキルや魔法とは異なっている点として「ブルーチェーン」、「ブルーバースト」、「アジュールロー」のアビリティを使用する事で連携やマジックバーストが可能になるというものがある(逆を言えば、これらのアビリティを使用しなければ連携やマジックバーストは出来ない)
また、他の魔法とは異なり、習得しただけでは使用できず、習得した青魔法の中から使用する青魔法をあらかじめ選択し、セットしておく必要がある。
なお、青魔法ごとに個別に設定されているセットポイントというものがあり、このセットポイントの合計が、青魔道士のレベルごとに決められている合計上限値内に収まるようにセットする必要がある。
この様な独自の魔法システムを持っている為、青魔道士はもっともプレイヤー自身の個性が反映されるジョブとなっている。
なお、青魔法をセットした際には、青魔法ごとに決められたステータス(HP、STR、DEXなど)に補正がかかる。
更に「F.リップ」と「ディセバーメント」を両方セットする事で「物理命中率アップ」(近接物理攻撃、および物理系青魔法の命中率がアップする)のジョブ特性(パッシブスキル)が得られるといったように、特定の青魔法と青魔法を組み合わせてセットする事で、様々なジョブ特性が追加される場合もある。
追加で得ることが出来るジョブ特性の一例に「オートリフレシュ」(自動的にMPが回復していく)、「カウンター」(敵から近接攻撃を受けた際に低確率で攻撃を受け流して(敵の攻撃によるダメージを受けずに)近接攻撃による反撃を行う事がある)、「ファストキャスト」(魔法の詠唱時間と再使用までの待機時間が短縮される)、「二刀流」(片手武器を両手に装備可能になる)、「ダブルアタック」(オートアタック、もしくは物理属性のウェポンスキルを使用した際に低確率で攻撃回数が+1される)などがある。
また、高レベルで習得するジョブ特性の一例に、青魔法のセットポイントの合計上限値をアップさせる「アシミレーション」があり、同様に高レベルで習得するアビリティの一例に、次に唱える補助系青魔法の効果が範囲になる「ディフュージョン」や、次に唱える物理系青魔法にTPボーナスを得、なおかつD値がアップする「エフラックス」などがある。
セットした後はペナルティとして1分間青魔法が使用できなくなるので、戦闘中に青魔法を切り替えて(セットし直して)すぐ使用する、といった事は出来ない。
なお、特定の条件を満たす事で習得出来るウェポンスキル「サベッジブレード」および「エクスピアシオン」を使用する事で、2種類あるLV3連携の両方を単独で発動する事が可能となる(「エクスピアシオン」の代わりに「シャンデュシニュ」を用いても可能)
また、アビリティ「アジュールロー」中は、ウェポンスキルを用いずとも、物理系青魔法のみで全ての連携を単独で発動する事が可能である。
コルセア (Corsair/COR)
様々なダイスを使用する「ファントムロール」によって、パーティメンバーを強化する(ダイスで出た目の合計値が11に近いほど、強化効果の性能が向上する。ただし、出た目の合計値が12を超えるとBustとなり強化効果が発揮されない)他、8種類のカードを使用したカードショット「クイックドロー」(命中は、使用者のAGIと対象の属性耐性の影響を、ダメージは、使用者の遠隔武器のD値と魔法攻撃力、対象の魔法防御力と属性耐性の影響を、それぞれ受ける)で、敵にかけられている弱体効果を増幅、強化効果を1つ解除、睡眠状態にするなどもできる短銃とギャンブル要素の強い強化のエキスパート。
語源はムスリム海賊から。盗賊技能はない。
習得するファントムロールの一例に、範囲内のパーティメンバーのMPを徐々に回復する「エボカーズロール」や、範囲内のパーティメンバーの移動速度をアップさせる「ボルターズロール」、範囲内のパーティメンバーのTPを徐々に回復する(蓄積させる)「タクティックロール」などがある。
また、習得するアビリティの一例に、範囲内のパーティメンバーのアビリティのうちどれかひとつのリキャストを復活させることがある「ランダムディール」がある。 その他、高レベルで習得するアビリティの一例に、次に使用するファントムロールの出る目が必ず1になる「スネークアイ」や、一定時間の間、遠隔攻撃時に確率で3連続攻撃が発生する様になる「トリプルショット」がある。
なお「クイックドロー」のアビリティのみ、アビリティの使用方式が後述の学者同様、チャージ方式となっており、最大で2連続使用が可能。
からくり士 (Puppetmaster/PUP)
「アクティベート」を使い、様々な形態のオートマトン(人形)を呼び出し、「ストリンガー」と呼ばれる物で、その呼び出したオートマトンを操って戦う人形使いのエキスパート。からくり士自身もマーシャルアーツを有し、格闘戦をある程度こなせる。また高レベルで習得するアビリティの一例に、対象モンスターのマスターとオートマトンへの敵対心(ヘイト)を入れ替える「腹話術」や、マスターとオートマトンのTPを入れ替える「タクティクスウィッチ」がある。
オートマトンは、竜騎士の呼び出す飛竜や、召喚士の呼び出す召喚獣とは異なり、フレーム、ヘッドと呼ばれる部位を変更したり、アタッチメントと呼ばれる人形用の装備品をセットしたりする事によって、白兵戦タイプ、魔法戦タイプといった感じで戦闘時の行動パターンを自由にカスタマイズする事ができる。前述のアタッチメントのセッティングや自身からの指令「マニューバ」によってある程度行動を指定させることが可能だが、逆にこの仕様が分からないと意図せぬ動作を繰り返すことになるため慣れていないうちは扱いが難しい。

拡張ディスク「アルタナの神兵」で追加されたエキストラジョブ[]

以下の2つのジョブは、他のジョブとは異なったアーティファクト(ジョブ専用の武具)入手手段とレベル70のレベル上限解除クエストを持つ(ただし、レベル75以降のレベル上限解除クエストとレベル65までのレベル上限解除クエストは他のジョブと同様)

踊り子 (Dancer/DNC)
片手武器(主に短剣)を両手にそれぞれ装備し二刀流で戦う。標的のHPを回復したり、踊り子が攻撃した敵に特殊な状態変化(踊り子が攻撃した敵に対して攻撃を加えると、その敵からHPを吸収できる状態にするなど)を付加する「ダンス」(サンバモード、ワルツモード、ジグモードの3系統のダンスがあり、1つの系統内で再使用時間を共有している為、系統内で1つダンスを実行すると、その系統全てが一定時間使用出来なくなる)と、防御力や回避率などをダウンさせ、敵を弱体化させる(効果時間内に更に重ねて実行する事でレベル5まで弱体効果を引き上げられる)事が出来る「ステップ」の2種類のアビリティ群を駆使して戦う踊りのエキスパート。
なお、ステップを実行すると、「フィニッシングムーブ」と呼ばれるものが蓄積され、1つ以上蓄積されると「フラリッシュ」と呼ばれるアビリティ群が使用可能になり、「挑発」の効果を持つ「A.フラリッシュ」、自身のTPを増やす「R.フラリッシュ」などの様々なアビリティ(フラリッシュ)をフィニッシングムーブを一定数消費して使用出来る様になる。
基本的に「ダンス」と「ステップ」はTPを消費して発動させるが、アビリティ「トランス」の効果時間中は消費しないで使用出来る。
なお、この「トランス」の効果中は、ワルツモードの再使用間隔が6秒に固定される。
また、高レベルで習得するアビリティの一例に、ダブルアタックの発生率を大幅にアップさせる「剣の舞い」(ただし、ペナルティとしてワルツが使用不可になる)、敵からの物理攻撃によるダメージを大幅に軽減する「扇の舞い」(ただし、ペナルティとしてサンバが使用不可になる)、次に使用した「ステップ」の効果を高め、なおかつ得られる「フィニッシングムーブ」の数が増加する「プレスト」、ダブルアタックが発生する状態になる「S.フラリッシュ」などがある。
学者 (Scholar/SCH)
「白のグリモア」と「黒のグリモア」という2つの基本となる戦術魔道書を使い、得意とする魔法系統を切り替えつつ、対象のパーティメンバーの周囲に砂塵(強力な属性)などの天候効果を付加する「○○の陣」(8属性)、対象モンスターに天候の影響を強く受けた(それ以外にも、INTや魔法攻撃力の影響も強く受ける)強力な属性のスリップダメージを与える(他のスリップ効果とは異なり、10秒に1度スリップダメージを与える)「○○門の計」(8つの属性)、天候と同じ属性の魔法命中率を上げる「虚誘掩殺の策」、パーティメンバー1人のTPを一定時間徐々に増加させる「鼓舞激励の策」などの学者専用の魔法を含む白魔法と黒魔法、双方の魔法を扱う事が出来る戦術魔道書のエキスパート。
学者専用魔法以外の白魔法や黒魔法に関しては、デフォルト(サポートジョブを利用しない)で使う事が出来る魔法の種類は非常に少ないが、各グリモア使用中のみに使える「白の補遺」「黒の補遺」のアビリティを使う事で、詠唱(使用)可能な白魔法、もしくは黒魔法が追加されるという仕組みになっている。
また、普通ならアビリティ毎に定められているリキャスト時間が経過しないと、同じアビリティを再度使用する事はできないが、学者に関しては、戦術魔道書に属するアビリティ群に限り、このアビリティリキャストを回数として最大4回分(学者のLVにより回数は異なり、サポートジョブの場合はサポートジョブのLvに応じ1回または2回)まで使用回数をチャージ(蓄積)する事ができる為、連続で同じアビリティを使用する事が出来る。
戦術魔道書「白のグリモア」使用中は、白魔法の詠唱時間を大幅に短縮する「電光石火の章」などの白のグリモア使用中専用のアビリティが追加され、回復魔法、強化魔法、弱体魔法、神聖魔法の魔法スキルがアップし、消費MPが減少、詠唱時間が短縮される。反面、精霊魔法、暗黒魔法の魔法スキルがダウンし、黒魔法の消費MPは増加、詠唱時間が延長される。また、回復、神聖、弱体の3つの魔法スキルがアップする。
戦術魔道書「黒のグリモア」使用中は、一部の黒魔法系の弱体魔法の効果を範囲に拡大する「精霊光来の章」(効果範囲を拡大出来ない黒魔法も存在する)などの黒のグリモア使用中専用のアビリティが追加され、精霊魔法、弱体魔法、暗黒魔法の魔法スキルがアップし、消費MPが減少、詠唱時間が短縮される。反面、回復魔法、強化魔法、神聖魔法の魔法スキルがダウンし、白魔法の消費MPは増加、詠唱時間が延長される。また、精霊、暗黒、弱体の3つの魔法スキルがアップする。
戦術魔道書に属するアビリティ群以外のアビリティ(他のジョブのアビリティ同様にリキャスト時間毎にしか使えないアビリティ)には、効果時間中、チャージ数を消費せずに戦術魔道書のアビリティ群を無制限に使用出来る「連環計」や、使用するとスリップダメージを受ける(3秒毎にHPが1、もしくは3ずつ減少する)状態になるが、再度アビリティを使用した際に、それまでに受けたスリップダメージの総量分のMPを回復する事が出来る「机上演習」(机上演習によるスリップダメージは、現在のHPが最大HPの約半分になるか、ダメージ蓄積量が最大HPの約1/4になると自動で解除される)などがある。
なお「机上演習」によってMPを蓄積している状態の時は、ドリンク類や白魔法リフレシュによるMP回復の効果は無効となる。既にMP回復の効果を受けている場合は、その効果が消失する。
高レベルで習得するアビリティの一例に、パーティメンバーの敵対心(敵の攻撃対象に選ばれる基準となる通常は確認出来ないパラメータ)を確認する「ライブラ」や、次に唱える白魔法系強化魔法の持続時間を延長する「令狸執鼠の章」、次に唱える精霊魔法が連携可能になる(ただし、その代わりマジックバーストは発生しなくなる)「震天動地の章」、全ての魔法スキルが上昇し、アビリティ「白の補遺」と「黒の補遺」を使用する事で詠唱可能になる全ての魔法を、使用しなくても次の1度だけ詠唱可能にする「大悟徹底」などがある。
なお「大悟徹底」を使用しても「グリモア」によって発生するボーナスやペナルティはそのままとなっている為、現在使用中の「グリモア」と相反する魔法系統の魔法を詠唱した場合、通常通りペナルティが発生するので注意が必要である。

戦闘システム[]

詳細はファイナルファンタジーXIの戦闘システムを参照

認可と戦績[]

シグネット(個人戦績)
PCがいずれかに所属する3つの国は、現実時間の週に1度(日本時間で月曜日の0時)のコンクェスト集計を通じてクォン大陸やミンダルシア大陸上の領土(リージョン)を奪い合う。コンクェストの対象となるリージョンは19リージョンである。
この集計に必要なポイントは、主にシグネットと呼ばれる認可を町やアウトポストの特定のNPCから受けた状態で(コマンドメニューの「調べる」を実行して「練習相手にもならない」と表示されるモンスター以外の)モンスターを倒し、経験値を獲得することにより自国に加算される。
集計時点で最もポイントが高い国が次の集計まで領土を支配し、特産物が自国で販売される他、アウトポストへの転送サービスが受けられる。
また、PC自身にもポイントが加算され、ポイントと引き換えに専用アイテムと交換することができる他、PCに対して規定のレベル以上の(コマンドメニューの「調べる」を実行して「練習相手にもならない」と表示されるモンスター以外の)モンスターから、モンスターの種族に応じた属性のクリスタルを得ることができる。また、一部の装備("自国支配地域:"や"他国支配地域:"のプロパティがついたもの)の能力が発揮されるようになる。
認可(シグネット)の有効時間は、ミッションランク(高いほど延びる)とPCが所属する国の領土の数の順位(低いほど延びる)によって変わる。
2007年3月のバージョンアップにより、認可(シグネット)の有効時間中はヒーリング時にボーナスとしてTP減少なし、HPとMPの回復量上昇の効果を得られる様になり、自分のレベル以下の敵をオートアタックしている時にもボーナスとして、オートアタックしている敵から攻撃を受けた際に受けるダメージが減少し、攻撃自体を回避する確率もアップする様になった(ただし、オートアタックしていない敵からの攻撃(敵側から一方的に攻撃を受けている時)にはボーナスが発生しない)
アトルガンエリア(エラジア大陸西部)や過去世界では、シグネットの効果は一切発揮されない。
サンクション(皇国軍戦績)
アルタナ諸国の協定領域外(コンクェストの対象範囲外)であるアトルガンエリア(エラジア大陸西部)では、独自の認可と戦績が適用され、認可の有効時間中に得られるボーナス効果も異なる。
認可(サンクション)の有効時間は傭兵ランク(二等傭兵~大尉)に準じる。
なお、傭兵ランク最高の大尉になると移送の幻灯の使用料や、アルザダール文明遺跡群へ進入する際に取られる拝観料が無料になるなどのボーナスを得られる。
特殊戦闘の1つであるビシージによるアルザビの防衛成功回数に応じて、経験値の習得量増加、リジェネ効果の発動条件緩和、リフレシュ効果の発動条件緩和、食事効果時間延長の延長時間増加などのサンクションを受けている際に得られるボーナス効果が強化される。また、こちらでも一部の装備("自国支配地域:"や"他国支配地域:"のプロパティがついたもの)の能力が発揮される。もちろん、アトルガンエリアをアルタナ諸国が支配することはないため"他国支配地域:"のプロパティがついた能力のみが発揮されることになる。
アトルガンエリア以外のエリア(クォン大陸やミンダルシア大陸など)では、サンクションの効果は一切発揮されない。
シギル(連合軍戦績)
過去世界では、シグネットやサンクションとは異なる独自の認可と戦績が適用され、有効時間中に得られるボーナス効果も異なる。
連合軍戦績を消費する事で、サンクションと同様のボーナス効果(リジェネ効果・リフレシュ効果・食事効果時間延長)を付加する事が出来る。また、特定のゲストNPCがいる国のみ(死んだ際の)経験値ロスト軽減を付加できる。なお、単独でもシグネットと同様のボーナス効果を有する。
認可(シギル)の有効時間は受勲している勲章の数に準じる。
他の2つの認可(シグネット、サンクション)とは異なり、シギルを受けている状態でモンスターを倒しても連合軍戦績を得る事は出来ない。
過去世界以外のエリア(現在世界やエラジア大陸西部など)では、シギルの効果は一切発揮されない。
アライドタグ(カンパニエ参加証)
カンパニエバトル発生中にカンパニエバトル管理官に話しかける事で受けられる認可の一種。カンパニエバトルが終了するか、エリアチェンジするか、カンパニエバトル管理官に再度話しかけ査定してもらうか、トラクタの魔法のいずれかで解除される。
この状態でカンパニエ専用モンスター(名前の前に剣のアイコンがついているモンスター)と交戦する事で、その戦闘内容に応じて連合軍戦績と経験値が得られる。なお、このカンパニエ専用モンスターは、アライドタグを受けていない場合は、ノンアクティブとなる為、感知範囲内に入っても襲われる事はない(また、カンパニエ専用モンスターの使う範囲攻撃にも巻き込まれる事はない)が、カンパニエ専用モンスターに対して敵対行動をとった後にアライドタグを解除した場合には、襲われる可能性があるので注意が必要である(なお、当然ではあるが、アライドタグを受けていない状態でカンパニエ専用モンスターに対して敵対行動をとった場合は、普通に襲われる事になる)
アライドタグを受けている間は、モンスターを倒しても経験値を得る事が出来なくなってしまうが、代わりにモンスターに倒された場合も、経験値を失う事がなくなる。
なお、このアライドタグはシギルなどの他の認可を受けている状態でも、別枠で受けられる(他の認可に上書きされない)
ビジタント(位相同期)
アビセアにいる特定のNPCに話しかけ、トラバーサー石と交換する事で得られる認可の一種。滞在可能時間が切れるか、エリアチェンジするか、トラクタの魔法のいずれかで解除される。
なお、滞在可能時間が切れる前にアビセアから別のエリアへ移動した場合、再度アビセアへ進入した時にビジタントを付与してくれるNPCに話す事で、滞在可能時間の残り分を付与可能(滞在可能時間の残りが一定以上でないと付与する事は出来ない)
このビジタントを受けている間のみ、幽門石やマーテローの使用が可能になり、シアリングワードから外へ出られる様になる。
クルオを消費したり、特定のエンシェントジェイドを所持していたりする事で、ビジタントを受けた際に様々なボーナス効果を追加で付与する事が出来る。
なお、このビジタントはシグネットなどの他の認可を受けている状態でも、別枠で受けられる(他の認可に上書きされない)
ペナント(抵抗軍戦績)
バスティオン発生中にバスティオン管理官に話しかける事で受けられる認可の一種。バスティオンが終了するか、エリアチェンジするか、ビジタントが消失するか、バスティオン管理官に再度話しかけ査定してもらうか、トラクタの魔法のいずれかで解除される。
この状態でバスティオン専用モンスターと交戦する事で、その戦闘内容に応じて抵抗軍戦績と経験値が得られる。なお、このバスティオン専用モンスターは、ペナントを受けていないと攻撃する事が出来ないが、ペナントを受けていない場合は攻撃される事もない。
また、ペナントを受けている間は、バスティオン専用モンスター以外のあらゆるモンスターへの攻撃が出来なくなるが、攻撃される事もなくなる。そして、バスティオン専用モンスターの攻撃で戦闘不能に陥っても経験値が減少する事はない。
なお、このペナントはシグネットやビジタントなどの他の認可を受けている状態でも、別枠で受けられる(他の認可に上書きされない)

関連項目[]

外部リンク[]

id:Final_Fantasy_XI no:Final_Fantasy_XI sq:Final_Fantasy_XI sv:Final_Fantasy_XI th:ไฟนอลแฟนตาซี_XI

Advertisement