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テンプレート:子記事 ファイナルファンタジータクティクスに登場するジョブでは、ファイナルファンタジータクティクスに登場するジョブ(キャラクタークラス)について、詳細に記述する。

汎用ジョブ[]

( )内はジョブチェンジできる条件。

見習い戦士
全てのユニットが最初からジョブチェンジできるジョブの一つ。「投石」「手当て」といった文字通りの「基本技」が固有アクションである。戦士系ジョブの源流にあたるが、攻撃力はそれほど高くない。そのほかも能力的に秀でた点は無いが、「取得JpUP」や「Move+1」などの重要なアビリティを覚えることができる。なお、特定のキャラクターは見習い戦士の代わりにそのキャラクター特有のジョブを所持している。
アイテム士
文字通りアイテムを使うことができる「アイテム」のアクションアビリティを持つ。「ポーション」や「フェニックスの尾」は、序盤では重要な回復手段となる。また、装備品の破壊を防ぐ「メンテナンス」や、戦闘フィールドに埋もれたアイテムを発見する「アイテム発見移動」など、アイテムに関わるアビリティを覚えるのも特徴である。魔道士系のジョブに属するため、攻撃力はかなり低いが、銃を装備することができるため、銃が手に入る中盤以降では攻撃要員としても期待できる。見習い戦士と同じく、最初からジョブチェンジできる。
なお、「アイテム」「引き出す」「投げる」などの、所持しているアイテムの種類や個数が係わるアビリティを持つ敵ユニットは、修得しているアビリティであれば無限に使ってくる。

ナイト(見習い戦士LV2)
騎士剣と重装備により、接近戦を得意とするジョブ。装備破壊や能力値低下によって敵の弱体化を促す「戦技」が固有アクションである。また、装備アイテムを増やすサポートアビリティが豊富で、特に「剣装備可能」は、剣技を使用できるキャラクターには必要不可欠である。PS版では専用ジョブを除くと唯一騎士剣を装備できるジョブだった(『獅子戦争』では暗黒騎士とたまねぎ剣士も装備可能)。『獅子戦争』ならば、重装備と騎士剣装備の利点を活かして「暗黒」をセカンドアビリティに装着すれば、暗黒騎士ほどではないが十分な攻撃力を発揮する、バランス的にも優れたユニットとなる。
弓使い(見習い戦士LV2)
その名の通り弓(ダメージは物理ATとSpeedに依存)を扱うことに優れたジョブ。弓は射程が長く、高さによって射程が左右されることがあるので、戦闘時の地形によっては有利に戦うことができる。また、アクションアビリティ「チャージ」を使うことにより敵に与えるダメージを増やすことができる。ちなみに「チャージ」は魔法ではないため「ショートチャージ」は無効である。遠距離攻撃専門で接近戦には弱い。PS版では弓を装備できる唯一の汎用ジョブだった(『獅子戦争』ではたまねぎ剣士も装備可能)。
白魔道士(アイテム士LV2)
「ケアル」「プロテス」などの回復・補助系統の魔法を中心とする「白魔法」を扱える魔道士。また、「白魔法」唯一の攻撃魔法である「ホーリー」は、威力の割にCTが短い優れた攻撃手段である。他の魔道士系ジョブに比べると物理攻撃力が高い(ただし、白魔道士の武器である杖は、魔法攻撃力依存なので実質意味はほとんどない。あるとすればアクションアビリティに「基本技」や「拳術」を付けたときぐらいである)が、その分魔法攻撃力はあまり高くない。
サポートアビリティ「魔法防御力UP」は、魔法防御効果がある「シェル」が永久的に持続するアビリティであるが、装備品で代用できるため、さほど重要ではない。
黒魔道士(アイテム士LV2)
「ファイア」系・「サンダー」系・「ブリザド」系からなる攻撃魔法を中心とする「黒魔法」を扱える魔道士。全ジョブ中最高の魔法攻撃力を誇る。逆に物理攻撃力は低く、しかも専用武器のロッドは物理攻撃力依存であるため、攻撃力の低さに輪をかけている。サポートアビリティ「魔法攻撃力UP」は、単に魔法攻撃の威力を上昇させるだけではなく、補助魔法の成功率の上昇、「ケアル」などの回復魔法の回復量も増やすことが可能。

モンク(ナイトLV3)
武器を持たず、素手の格闘技で戦うジョブ。固有アクション「拳術」は、離れた敵を攻撃する「波動撃」および「地烈斬」やHPとMPを一度に回復する「チャクラ」など、バリエーション豊かなアビリティが揃っており、序盤では頼りになるジョブの一つである。また、武器を装備できない分、ジョブ特性として「格闘」(素手の攻撃力1.5倍)を持ち、素手でも充分な攻撃力を発揮できる。しかし、HPの成長率こそ高いものの、防具が服(女性ユニットの場合は女性専用装備も)しか装備できないため、少々打たれ弱い。
既述の通り、ジョブ特性で「格闘」を持っているため、サポートアビリティに「格闘」をつけることはできないが、「攻撃力UP」や「捨て身」などは有効であるため、さらに上乗せした攻撃力が発揮できる(直接攻撃だけならば「二刀流」のほうが効果的だが、「攻撃力UP」「捨て身」は「拳術」の威力も上昇させられる)。
シーフ(弓使いLV3)
Speed(素早さ)に優れた戦士。武器はナイフしか装備できないが、「盗む」ことを得意としており、盗めるものはお金や装備品にとどまらず、ハートや経験値といった形の無いものも含まれる。ちなみに「盗む」はサポートアビリティに「格闘」や「攻撃力UP」などを付けておくと、なぜか成功率が上昇する。「Move+2」「密猟」は中盤以降必須のアビリティ。また、敵が「投げる」で使用したアイテムを入手できる「キャッチ」は忍者戦で必須である。
陰陽士(白魔道士LV3)
主にマイナスのステータス異常(暗闇・沈黙など)を発生させる「陰陽術」を使う。魔道士系ジョブの中では魔法攻撃力がやや低く、補助に特化したジョブといえる。
ムーブアビリティ「MP回復移動」は、時魔道士のリアクションアビリティ「MPすり替え」とセットで装着することで限りなく不死身に近いユニットを作り出すことが可能で、PS版ではウィーグラフとの一騎打ち対策として有効であった。しかし『獅子戦争』では「MP回復移動」の代わりに「暗黒」の「ダークウェポン(MP吸収)」を使うことで完全無欠の不死身ユニットを作り出せるため、価値が下がってしまった。
サポートアビリティ「防御力UP」は、物理防御効果がある「プロテス」が永久的に持続するアビリティだが、装備品で代用できるため、さほど重要ではない。
時魔道士(黒魔道士LV3)
「ヘイスト」「ストップ」など、主に時間・空間操作を司る「時魔法」の使い手。FFシリーズの最強魔法の一つ「メテオ」もラインナップされている。また、魔法系統に属する攻撃のチャージタイムを半分に短縮するサポートアビリティ「ショートチャージ」やマップ全体が移動範囲となるムーブアビリティ「テレポ」など、優秀なアビリティを覚える。ただ、「テレポ」で自身のMoveを超える距離を移動しようとすると失敗することがある(高低差や障害物は完全に無視できる)。

風水士(モンクLV4)
地形を利用した「風水術」を使用するジョブ。風水術には多数の種類があるが、プレーヤーが選択することはできず、「風水術」を使用するユニットが立っている場所の地形に対応した風水術が発動する(その地形に対応した攻撃を習得していないと「風水術」コマンド自体が選択不能になる)。また、『FFV』と比べると、剣や盾が装備可能になっており、戦士系のジョブとして考えるべきである。とはいえ、魔法攻撃力も白魔道士と同程度の補正率を誇る。サポートアビリティ「攻撃力UP」はノーリスクで物理系攻撃(「拳術」「剣技」系含む)の与ダメージが1.3倍上昇する優秀なアビリティで、戦士系ユニットから銃使いまで幅広く活用可能(「ジャンプ」「投げる」「詩う」「踊る」は無効)。
竜騎士(シーフLV4)
槍(直線で2マス先まで攻撃可能)を主武器として戦うジョブ。固有アクション「ジャンプ」は最大で8マス、8段離れた敵に跳躍攻撃を仕掛けることができる。
ただユニットではなくパネル指定のため、「ジャンプ」中にユニットが移動してしまうと無効になってしまう。また、どんな段差も飛び越せるムーブアビリティ「高低差無視」は高低差の激しいマップで役立つ。槍は「二刀流」は不可だが「両手持ち」は有効である。魔法攻撃力が非常に低いため、武器の追加効果による魔法行使もあまり期待できない。ちなみに「ジャンプ」は斧や鎚、魔法銃など威力がランダムで変化してしまう武器でも最大威力の数値でダメージを与えることができる。また槍を装備している場合、他の武器で「ジャンプ」を行うよりもダメージが上昇する。ただ物理攻撃のため「ショートチャージ」は無効。また「攻撃力UP」「捨て身」「両手持ち」で威力が上がることもない。
話術士(陰陽士LV3)
巧みな「話術」で対象のユニットに精神的に干渉するジョブ。Brave・Faithの値を上下したり、敵をステータス異常にできる。また、敵を「勧誘」できるのが最大の特徴。レベルの高い人間ユニットを「勧誘」し装備品を回収することにより、序盤から強力な装備品を揃えることも可能。銃を装備できる数少ないジョブでもある。そんな便利なユニットのためか、ステータスは総じて高くない。他のジョブでモンスターに対して「話術」を使用する時は「まじゅう語」を同時に装備する必要がある。
召喚士(時魔道士LV3)
「召喚魔法」で召喚獣を呼び出し、攻撃などに使う。攻撃系は敵のみ、回復・補助系は味方のみを対象とするため、敵味方が入り乱れた状況でも確実に威力を発揮できる。全ジョブ中最大のMPを誇るが、Speedは他ジョブより若干低め。最強の召喚魔法「ゾディアーク」はラーニングでしか修得できないため、他のジョブに比べマスターするのが困難。

(ナイトLV4、モンクLV5、竜騎士LV2)
刀を装備して戦うジョブ。固有アクション「引き出す」は所持している刀を媒介にした魔法(魔法攻撃力がダメージ・回復の量に影響するので魔法として扱う)で、召喚魔法と同じく味方を避けて攻撃(敵を避けて回復)可能だが、媒介にした(選択した)刀が壊れることもあるため、店で販売していない刀のアビリティを使用することは非常に困難。リアクションアビリティの「白刃取り」はユニットのBraveの値次第でほぼ確実に敵の物理攻撃を回避可能。物理攻撃力の補正率、成長率はモンクと同等と非常に高く装備武器の刀も高位の武器は騎士剣に引けを取らない威力を誇っており、騎士剣同様Braveの値によって攻撃力が上昇するため、通常攻撃の威力ではナイトを凌ぐ。しかしHP補正率、成長率は鎧を装備できるジョブの中では最低で肝心の「引き出す」の威力に影響する魔法攻撃力も低いため、サポートアビリティや装備品で性能の補填が必要。また刀では『剣技』系のアビリティは発動できない。チャプター1ではこのジョブになれても本領を発揮できない(刀を手に入れることができないため)。
忍者(弓使いLV4、シーフLV5、風水士LV2)
全ジョブ中最高のSpeed補正率と成長率を誇るジョブ。様々な武器を投擲して攻撃する「投げる」が固有アクションだが、機動力が高いこととサポートアビリティ無しで「二刀流」が可能なことから、どちらかと言えば接近戦向きと言える。「二刀流」は素手による攻撃や「チャージ」や「戦技」も1度に2回繰り出せる。攻撃力、機動力は一級品だがHPは低い。なお、高レベルの敵忍者は通常店に並ばない強力な武器を投げてくることもあるため注意が必要(シーフの「キャッチ」で武器が手に入るチャンス、と見ることも可)。ちなみに「投げる」は「攻撃力UP」「捨て身」で威力が上がることはない。また『獅子戦争』で追加された武器は「投げる」のカテゴリー内にある物でも投げられない。
算術士(白魔道士LV5、黒魔道士LV5、時魔道士Lv4、陰陽士LV4)
魔法の対象を計算式で弾き出し、ノンチャージでその対象だけに選択した魔法を発動させる「算術」の使い手。計算に使う項目は「CT」「レベル」「Exp」「ハイト」「素数」「5」「4」「3」があり、これらを組み合わせれば「レベル5デス」「レベル3フレア」といった過去のFFシリーズに出てきたものは勿論のこと、「CT4ヘイスト」「ハイト素数不変不動」といった一風変わった魔法を発動させることもできる。噛み合いさえすればゲームバランスを破壊してしまうほどの威力を誇る。アクションを含め、アビリティには魅力的な物が多いが、その分ステータスはとことん低く設定されており、特にSpeedの低さが致命的(忍者の半分以下)。また、あまりの反則性故に『獅子戦争』の通信対戦では対戦前に「算術」使用の選択の設定が行えるようになっており共同戦線においては「算術」は完全に使用不可となっている(算術士、「算術」をセットしたユニットが参戦した場合、戦闘中に「算術」は使えない仕様となる)。
吟遊詩人(召喚士LV5、話術士LV5、男性ユニットのみ)
詩を「詩う」ことによりステータスを上昇させたり味方に有利な状況を引き起こしたりする。歌の対象になるのは味方全員のみで敵は含まれない。効果は一定時間ごとに発動する。終盤、専らJp稼ぎに用いられることが多いが、延々味方の能力を上げることも可能である。純粋に移動範囲を広げるタイプのムーブアビリティとしては最も性能の高い「Move+3」を覚えるのも特徴。装備武器は竪琴のみ。
ちなみに「詩う」には「ショートチャージ」「攻撃力UP」「魔法攻撃力UP」「捨て身」などは無効。
踊り子(風水士LV5、竜騎士LV5、女性ユニットのみ)
踊りを「踊る」ことによりステータスを低下させたり敵に不利な状況を引き起こしたりする。踊りの対象になるのは敵全員のみで味方は含まれない。効果は一定時間ごとに発動する。終盤、専らJp稼ぎに用いられることが多いが、延々敵をステータス異常にすることも可能である。ムーブアビリティとして「Jump+3」を覚えるが、より少ないJpでより段差を飛び越えることのできるムーブアビリティが他にある(竜騎士の「高低差無視」、時魔道士の「テレポ」等)ため、「Move+3」を覚える吟遊詩人に見劣りする感は否めない(『獅子戦争』では女性ユニットが暗黒騎士になると「Move+3」を習得できる)。専用装備である反物の他ナイフも装備できるため、吟遊詩人よりは装備品に困らないが、「踊る」に専念するのが無難である。
「踊る」も「詩う」同様に「ショートチャージ」「攻撃力UP」「魔法攻撃力UP」「捨て身」などは無効。

ものまね士(見習い戦士LV8、アイテム士LV8、召喚士LV5、話術士LV5、風水士LV5、竜騎士LV5)
出現条件が厳しく、ある意味隠しジョブと言える。初めからマスター状態でリストに追加されるが、一切の装備・アビリティを着けることができず、ひたすら「ものまね」をするだけである。扱いづらいジョブな上に、一切装備できないが、基本能力値はかなり高い。また、MP以外の成長率が非常に高いという特徴がある。
「ものまね」は汎用ジョブが習得可能なアビリティのみ可能で固有キャラやモンスターのアビリティ等は「ものまね」できない。
暗黒騎士の「暗黒」は「ものまね」可能である。

『獅子戦争』で追加された汎用ジョブ[]

たまねぎ剣士(見習い戦士Lv6、アイテム士Lv6)
女性専用を含めた全てのアイテムと専用のオニオンシリーズを装備できる唯一のジョブであるが、専攻するアビリティを持たず、アビリティをセットすることもできない。可能な行動は「たたかう」のみであるが、行動してもExpやjpは獲得できず、ジョブのレベルは他ジョブをマスターすることで上昇する。全てのジョブをマスターし、レベルが8になると全ての能力(正確には能力の補正)が急上昇する他、移動力や回避率などの通常変化しないステータスも上昇する。成長率も急激に上昇するがEXPが取得できないため、レベルアップにはワイルドボーの「食べてもらう」を活用するしかない。これに加え専用のオニオンシリーズを装備すれば能力上他のジョブの追随を許さない存在となるが、能力以外はそれまでの特徴を受け継いでいるので「たたかう」を無効化できるリアクションアビリティを持つ敵には無力である。
ちなみに「共同戦線」で敵として登場するたまねぎ剣士は何故かアビリティをセットして登場している。
暗黒騎士(竜騎士Lv8、風水士Lv8、忍者Lv8、侍Lv8、ナイトをマスター、黒魔道士をマスター、対象ユニットのユニット殺害数20体以上)
自身のHPを削ってダメージ量を増やす「暗黒」を使う。両手持ちで扱う暗黒剣を専用の武器とする(ただし、暗黒剣は通信対戦及び共同戦線を行うことでしか入手できない)が、剣や騎士剣も装備可能。大ダメージを与える技のほか、範囲攻撃やHPMPを吸収する技もあり、実質仲間になることがない固定ジョブダークナイト(後述)の強化版とも言えるジョブ。
「聖剣技」や「剛剣」などノンチャージで強力な遠距離攻撃が可能な「剣技」系を持つ固有キャラに隠れがちだったラムザや汎用キャラもこのジョブになることで同等の活躍が見込めるようになった。PS版で吟遊詩人もしくは踊り子でのみ習得できたムーブアビリティは『獅子戦争』ではそれぞれ暗黒騎士のムーブアビリティとして登場しており、女性キャラに「Move+3」を付けることが可能になった。なお、「暗黒」は実質「剣技」と同様の扱いで剣・騎士剣・暗黒剣のいずれかを装備していなければ使用できない。このジョブの条件となる「殺害数」は戦闘不能のキャラがクリスタルまたは宝箱に化した時点でカウントされる。条件が厳しいだけあって、アビリティは強力で物理攻撃力の補正率、成長率共に後述の最強ジョブである剣聖並に高いが他の能力値の補正率、成長率は総じて低く、特にHPの低さとジョブ自体の回避率が0なのが玉に瑕(そのため盾やマントのような回避率を上げる装備や白刃取りなどの回避アビリティは必須)。サポートアビリティ「捨て身」は「攻撃力UP」と「魔法攻撃力UP」の特性を併せ持つ上、ダメージ量1・5倍増加と攻撃強化系アビリティとしては最強の性能を誇る。しかし自身が受けるダメージ(物理・魔法攻撃共に)も1・5倍増加してしまうため永久プロテス・シェルの効果を持つ装備品、もしくはターン前に「引き出す」の清盛の発動は必須。

モンスターのジョブ[]

モンスターはアイテムを装備することができないが、その分パラメータの補正率や成長率が高い。また、アビリティの付け替えができず、セットされているアビリティがアクションアビリティに限られている分、ジョブ特性として複数のアビリティを備えているものが多い。なお、モンスターのジョブはあくまでもそのモンスターの種族を示すものに過ぎず、別のモンスターにジョブチェンジすることは不可能。
モンスターはその系統ごとに3つの種類が存在し、種類ごとにアビリティやパラメータの補正率などが異なる。仲間になったモンスターはユニット数が限界に達していない限り、定期的に卵を生んで繁殖するが、同系統の別種のモンスター(例えばチョコボから黒チョコボ)が生まれる場合もある。
『FFT』では「人間対人間・魔物」という対立の比重が強く、野生であるモンスターが本筋に関わることは少ない。

チョコボ
FFシリーズおなじみの飛べない大型の鳥。全モンスター中トップクラスの機動力を誇り、SpeedやATも高い強敵。モンスターの中には水場に進入できないものも多いが、チョコボ系は「水面移動」のジョブ特性を持ち水場にも入れる。また、人間ユニットは味方のチョコボ系モンスターに「騎乗」することができ、チョコボに騎乗したユニットはチョコボの移動能力を得ることができる上、状態異常も受け付けなくなる(ただし、人間が騎乗しているチョコボにはターンが回ってこない)。
チョコボは物理攻撃の「チョコアタック」と、CT無しでのHP回復手段「チョコケアル」を持つ。与えたダメージを即座に回復されるため、特に攻撃手段の乏しい序盤では厄介な存在。
黒チョコボはFFシリーズのものと同じく飛行することができるが、チョコボ系の中では最もSpeedが低い。また、遠距離攻撃の「チョコボール」を使う。
赤チョコボはチョコボ系全ての攻撃手段を持ち、特にCT無しで回避不可能な遠距離攻撃を行う「チョコメテオ」が脅威。また、「高低差無視」のジョブ特性を持つため機動力も高く、全てのモンスターの中でも特に警戒すべき相手と言える。
ゴブリン
小鬼。小型だが力は強い。冷気が弱点。
ゴブリンは暗闇状態にする「めつぶし」を使うが、見習い戦士の「手当て」で対処可能。
ブラックゴブリンは周囲を一度に攻撃する「回転パンチ」(「拳術」の「裏回し拳」と違ってハイト差があっても攻撃が当たり、しかも「白羽取り」等での回避が不可能)を使うので、ブラックゴブリンの周囲にユニットを配置する場合には注意が必要。
ガルブデガックの「ゴブリンパンチ」は残りHPが少ないほど威力を発揮するため、瀕死のガルブデガックには要注意。また、「まじゅう使い」で使用できる「ミュウチレイト」は、相手のHPの半分以上を吸収する。
ボム
炎の塊のようなモンスター。自らを戦闘不能にする「自爆」は傷を負うほどに強力になる。また、炎属性を吸収し、ジョブ特性として「浮遊移動」を持つため地属性攻撃を無効化する。冷気ではなく水が弱点。
ボムは前述通り、HPが少なくなると「自爆」を行うため、瀕死状態でターンを与えずに一気に畳み掛けるのがセオリー。
グレネイドは「コボム」のアビリティを持つものの、ボムとの大差は無く、やはり「自爆」が脅威。
イクスプロジャの自身を回復すると同時に周囲を攻撃するアビリティ「スパーク」を持つ。また、下位2種に比べHPが高く、「自爆」も備えている厄介な相手。
レッドパンサー系
素早い身のこなしで敵を攻撃する四足獣。「高低差無視」の特性を持つので、平然と高い塀を飛び越えてくる。「地烈斬」などに弱い。
レッドパンサーは毒の追加効果を持つ「毒牙」を使う。「手当て」で回復できるが、HPの少ないゲーム序盤では厄介な状態異常。
クアールの「ネコキック」はダメージのばらつきが激しいが、それ故に大ダメージを受けることもある。
バンパイアの「ブラスター」は石化かストップ状態にする驚異的なアビリティ。なお、バンパイアの名前に反し、「吸血」は「まじゅう使い」が無ければ使えない。
ピスコディーモン系
北欧神話に登場するクラーケンをモチーフにしたイカの顔をしたモンスター。「水中移動」のジョブ特性を持ち、水場にも進入できる。雷に弱い。
ピスコディーモンは物理攻撃の「触手」のみ使う。
スクイドラーケンは加えて有利なステータス異常を解除する「怪音波」を使うが、ヘイストなどに頼っていないのなら特に被害も無く脅威ではない。それよりも暗闇状態にする「すみ」に注意。
マインドフレイアの混乱かバーサクの状態異常を引き起こす「マインドブラスト」は、特に魔道士系のユニットには脅威的。HPはマインドフレイアが最も低いので、早めに倒すのが無難。
スケルトン系
その名のとおり骸骨のモンスター。物理ATが高く、霊魂を飛ばしての遠距離攻撃ができる。アンデッドモンスターなので戦闘不能時のカウントがゼロになっても一定確率で復活する。フェニックスの尾を使用することにより一撃で倒すことが可能。
スケルトンの遠距離攻撃は「サンダーソウル」。スケルトン系では最も物理ATが低いが、序盤では「手刀」はかなりの脅威。
ボーンスナッチの遠距離攻撃は「アクアソウル」。また、物理ATはスケルトンより高い。
リビングボーンの遠距離攻撃は「アイスソウル」。物理ATはボーンスナッチと同程度。
グール
浮遊している幽霊。ジョブ特性の「テレポ」により高低差、障害物を無視して移動し、タッチされると色々な状態異常が発生する。また、「霊気を飛ばす」で遠距離攻撃も可能。アンデッドモンスターなので戦闘不能時のカウントがゼロになっても一定確率で復活する。
グールは睡眠付加の「スリープタッチ」を使う。
ガストはオイル付加の「グリースタッチ」を使う。
レブナントはHPを吸収する「ドレインタッチ」を使用する。
フロータイボール系
大きな目玉が体の大半を占めているモンスター。翼を持つため飛行して移動する。冷気が弱点。
フロータイボールのアビリティは物理攻撃のみで、物理ATもそれ程高く無い。
アーリマンはランダムで状態異常を発生させる「あくまの視線」と、Braveを下げる「恐怖の視線」を使う。一度の戦闘でBraveが下がり過ぎると、もともとのBraveにも影響するので注意。
プレイグは「死の宣告」を使用するが、戦闘を長引かせさえしなければそれ程脅威ではない。
ジュラエイビス系
鳥型のモンスター。飛行能力があるため移動範囲が広く、C-EVや物理ATも高め。HPは低い。風に強く地に弱い。
ジュラエイビスは物理攻撃の「かきむしる」のみを使用。
スチールホークは「かきむしる」に加えギルを奪う「光ものが好き」を持つが、戦闘終了時に手に入るギルで十二分に補える程度。
コカトリスは石化攻撃の「くちばし」や回避不可能な遠距離攻撃「フェザーボム」を持つ上、下位の2種より物理ATも高い強敵。
ウッドマン系
樹の姿をしたモンスター。移動能力や攻撃力は低い、味方のユニットをサポートする能力を持つ。炎属性が弱点。
ウッドマンは周囲を攻撃する「木の葉乱舞」を使うが、威力はそれ程高くない。
トレントはHP回復の「命の精」を使う。トレント以上は下手に放置すると長期戦になりかねないので。早め早めに叩くのが無難。
タイジュはプロテス付加の「まもりの精」とシェル付加の「貝の精」を使う。タイジュを密猟すると低確率で騎士剣のディフェンダーが手に入る。
牛鬼系
牛の姿に斧を携えたモンスター。パワフルな外見に違わず、物理AT、HP共に高い。
牛鬼は単体攻撃の「ふりおろす」のみを使う。
ミノタウロスは自身の周囲を一度に攻撃する「ふりまわす」を使用する。
セクレトの「タイタンのまね」は「ふりまわす」よりも広い範囲で周囲を攻撃できるが、レビテト状態で回避することができる。放っておくと「力をためる」を使い続けるため、驚異的な攻撃力になってしまうことも。「まじゅう使い」で使用できるミノタウロスとセクレトの「火を吹く」はドラゴン系の「ファイアブレス」とほぼ同じもの。
モルボル
複数の眼を持ち、触手に覆われた醜悪な姿で体中粘液で覆われているモンスター。状態異常を引き起こすアビリティを持つ。また、「水上移動」のジョブ特性を持ち、水場に進入できる。
モルボルはリフレク状態を引き起こす「なめる」を使うが、魔法に頼らないのであれば危険は無い。
オチューはドンムーヴ状態を引き起こす「ねとねと液」を使う。
モルボルグレイト自身を中心とした広範囲に対して多数の状態異常を起こす「臭い息」を使用する。味方ユニット全員が喰らうとそこで全滅と言う可能性もあるため要注意。なお、モルボルグレイトは対象のユニットをモルボルに変えてしまう「モルボル菌」という恐ろしい隠しアビリティを持つが、「まじゅう使い」が必要なため敵に使用される心配は殆ど無い。
うりぼう系
かわいらしいイノシシのようなモンスター。二足歩行。非力なため戦闘には向いていない。密猟すると貴重なアイテムが手に入るが滅多に見られないレアモンスターである。C-EVが全モンスター中でも群を抜いて高い。
うりぼうポーキーワイルドボーの全てが戦闘能力が低く、そもそも滅多に出現しないため取り立てて対策は必要ない。ただ、ワイルドボーは物理ATが高いので、もし対峙する場面があればそれなりに注意が必要。
ベヒーモス
FFシリーズおなじみとなった強力なモンスター。全モンスター中トップクラスの物理ATを誇り、一撃で瀕死、または戦闘不能に追いやられることも少なくない。基本的には物理攻撃しか使用してこないが、「まじゅう使い」のアビリティでルカヴィの眷属が使用する魔法を使える。
ベヒーモスは「まじゅう使い」で「ギガフレア」を使用する。ベヒーモス系の隠しアビリティの中では、唯一相手や自分のHPに威力が左右されないため、最も使い易い。
キングベヒーモスは「まじゅう使い」で「ハリケーン」を使う。相手に与えるダメージは相手の最大HPの3分の1。
ダークベヒーモスの「アルマゲスト」は自身のHP残量が少ないほど与えるダメージが大きくなる。
ドラゴン
大型の竜。HP、物理AT共に高い上に移動範囲も広い驚異的な相手。上級のものは強力なブレスを吐いて攻撃してくる。ドラゴン系モンスターは「足場」にすることができるモンスターの1つで、味方のドラゴン系モンスターを足場にすれば段差のある地点も一直線に進むことができる(ドラゴン系モンスターの上に立ち止まることはできない)。
ドラゴンはブレスを使用せず物理攻撃の「突進」だけだが、物理ATが高いので注意。
ブルードラゴンは「アイスブレス」を使用する。ドラゴン系の中で魔法ATが最も高く、その分ブレスの威力も高い。また、「まじゅう使い」で「サンダーブレス」も吐く。炎に弱い。
レッドドラゴンは「サンダーブレス」を吐き、「まじゅう使い」で「ファイアブレス」を吐けるようになる。こちらは冷気に弱い。
ヒュドラ
3つの首を持つ竜系モンスターで、1ターンに三つの首で同時に攻撃を仕掛けるアビリティを使う。また、ジョブ特性として「飛行移動」を持つ。「足場」にすることも可能。ランダムエンカウントには殆ど出現しないが、その分「密猟」で手に入るアイテムも貴重なものが多い。なお、ヒュドラ系モンスターにはドラグナーの「ドラゴン」のアビリティが通用する。
ヒュドラは前方と左右に同時に物理攻撃を繰り出す「トリプルアタック」を繰り出すので、包囲する際にはユニットの配置に注意が必要。
ハイドラは効果範囲内をランダムに3回攻撃する「トリプルフレイム」を使うため、一箇所に固まっていると大打撃を受けかねない。
ティアマットは「トリプルフレイム」「トリプルサンダー」に加え、前方と左右にブレスを吐く「トリプルブレス」を使う。また、「まじゅう使い」で使用できるティアマットの「暗黒の囁き」は、効果範囲内6回攻撃に加えて即死の追加効果を持つ強力な攻撃手段。

専用ジョブ[]

特定のキャラクターが見習い戦士の代わりに持っているジョブ。アクションアビリティやステータスの成長率、補正率などが見習い戦士と大きく違う。アクション以外の習得アビリティは見習い戦士と同じ。専用ジョブを持つキャラクターはジョブチェンジしてもビジュアルが変化せず、「勧誘」とモルボルのアビリティ「モルボル菌」への耐性を持っている。

見習い戦士
ラムザの専用ジョブ。最初は通常の見習い戦士と殆ど違わないが、チャプターが進むごとに習得アビリティや装備可能な武具が増えていき、最終的にはナイト並みの重装備が可能になる。また、パラメータの補正率も通常の見習い戦士を若干上回る。終盤ではBrave値を10、Speed、物理AT、魔法ATを1ずつ上昇させる「さけぶ」や究極の魔法「アルテマ」をラーニングすることもできる。
ディリータ、アルガスの見習い戦士も通常とは違う固有のもので、ディリータは「おまじない」を、アルガスは一部のブレイク技を使えるのが特徴。
機工士
ムスタディオとバルクの専用ジョブ。銃のみ装備可能。固有アクションの「狙撃」により、敵の移動・行動を制限することができる。これらのアビリティは使用武器が銃でなくとも使用できる。ちなみに銃での「チャージ」は有効である。
ホーリーナイト
アグリアスの専用ジョブ。ノーコスト、CT無しで遠距離攻撃が可能な「聖剣技」を使えるのが特徴。「聖剣技」は基本的に命中率100%で、さらに一部の技は複数の敵を同時攻撃できるため、チャプター2以降の攻撃の要とも言える。なお、「聖剣技」を始めとする「剣技」に属するアビリティ(「暗黒剣」「剛剣」等)は、剣・騎士剣・暗黒剣のいずれかを装備していないと使用できない。ただし、敵は素手でも使用可能である(当然、威力はかなり落ちるが、追加効果は残っているので注意が必要)。
チャプター2以降のディリータもホーリーナイトだが、ディリータのホーリーナイトは聖剣技の他に「おまじない」も使える(PS版ではゲストキャラのため操作はできないが、『獅子戦争』では追加シナリオで操作可能)。
天道士
ラファの専用ジョブ。固有アクション「真言」はMP無消費で効果範囲内をランダムに数回(最大6回)攻撃する特殊な魔法で、一体のユニットに数発命中することもあれば一発も命中しないこともある。狙った目標に確実に当てることができないため使い難い。なお、威力は魔法ATのみによって決まり、自身及び対象のFaithは威力に係わらない。
天冥士
マラークの専用ジョブ。固有アクション「裏真言」は、通常の魔法とは逆に両者のFaithの値が低い程ダメージが大きくなる。確実性に欠ける点は「真言」と共通。また、「裏真言」を強化するためにFaithの値を下げすぎると他の魔法が使い物にならなくなるため、そういった点では天道士以上に使い難い。
魔道士系ユニットとしては物理攻撃力が高いのであえて他の魔法は付けずに物理系アビリティをセットして魔法戦士として育てるのも手である。
なお、『獅子戦争』では「真言」「裏真言」の各種アビリティを始めとする、「効果範囲内をランダムに数回攻撃するアビリティ」が強化されている。具体的には一発あたりの威力が増し、効果範囲内の中央を攻撃する確率が最も高くなっている(PS版では完全にランダム)ため、ある程度一体の敵に的を絞ることができる。また、「真言」「裏真言」及び「ドラゴン」の「ホーリーブレス」の場合、攻撃する回数が最大10回に増えている。
ディバインナイト
メリアドール、ヴォルマルフ、ローファルの専用ジョブ。ダメージを与えると同時に敵の装備を確実に破壊する剣技「剛剣」を使える。ただし、モンスターを含め破壊対象となるアイテムを装備していないユニット、サポートアビリティ「メンテナンス」をセットしたユニットに対しては効果が無い(ダメージも与えられない)ため、「聖剣技」「暗黒剣」に比べ汎用性が低い。しかし、『獅子戦争』では装備を持たないユニット(モンスター含む)に対してもダメージを与えられるようになった(しかもダメージは装備を破壊するときより高い)ため、汎用性が格段に上がった(ただし、「メンテナンス」をセットしたユニットのアイテムを装備している部位に対してはダメージを与えられない)。さり気無く槍と自動弓を装備できるが、その場合は当然、「剛剣」は使えなくなる。若干だが物理攻撃力の成長率は剣聖を上回っており『獅子戦争』ならば性能が向上した「剛剣」と「暗黒」をセカンドアビリティにセットすることでシドに負けない活躍を見せる。味方の時は使い辛い(PS版)が敵に回ると一転、貴重な装備品も容赦なく破壊する恐ろしいジョブになる。
剣聖
オルランドゥの専用ジョブ。ホーリーナイトの「聖剣技」、ダークナイトの「暗黒剣」、ディバインナイトの「剛剣」の技を全て使用できる「全剣技」が固有アクション。また、各パラメータの補正率も高く、剣か騎士剣を装備している限り最強のジョブと言える。他に忍者刀・刀を装備できるが、もちろんその場合は「全剣技」は使用できない。前述の通り、『獅子戦争』では「剛剣」の使い勝手が向上したため、このジョブの使い勝手もさらに上がっている。
テンプルナイト
サブイベントで仲間になるベイオウーフの専用ジョブ。固有アクション「魔法剣」の効果は「陰陽術」とほぼ同じ効果を持つ剣技。MPを消費するうえ剣、騎士剣、暗黒剣どれかを装備しないと使えないがチャージタイム無しで使える上に成功率も高く、使い易さでは「陰陽術」を上回ると言える。相手の最大HPの1/4を吸収する「ドレイン」や自身が受けたダメージが大きいほど威力が上がる独自の剣技「ショック!」などはボス戦で重宝する。物理攻撃力も剣聖に次いで高い。
『獅子戦争』で初登場したキャラクター、アーレスもこのジョブについている(アーレスのみ女性専用装備のリボン系統をアクセサリの欄で装備可能)。
ドラグナー
サブイベントで仲間になるレーゼの専用ジョブ。固有アクション「ドラゴン」は炎、冷気、雷の3属性のブレスに加え、ドラゴン、ヒュドラなど竜系のモンスターに対してのみ効果を発揮するアビリティをいくつか覚える。何故か装備できるものが異様に少なく(指輪・腕輪+女性専用装備に限る)ドラグナーになりたての状態ではホーリードラゴンだった頃より素手やブレスの攻撃力が格段に下がるが、その反面殆どの能力の成長率及び補正率が高く成長すればホーリードラゴン以上の性能のユニットとなる。さらに「二刀流」「調教」「まじゅう語」「まじゅう使い」をジョブ特性として所有している。
なお、「ドラゴン」のアビリティの1つ「ホーリーブレス」は「真言」「裏真言」同様に効果範囲内を数回(最大6回、獅子戦争は最大10回)攻撃するアビリティで、効果範囲が広い分「真言」「裏真言」以上に使い難い(獅子戦争では同じように強化されている)。
ソルジャー
サブイベントで仲間になるクラウドの専用ジョブ。固有アクション「リミット」はユニットではなくパネルを対象とするため、チャージタイムの間に敵が効果範囲から出ると不発に終わる。また、「リミット」はマテリアブレイドを装備していないと使用できない。マテリアブレイドは武器としての性能がそれほど高くないうえクラウド自身の魔法攻撃力があまり高くないこともありクセのあるアビリティだが、「クライムハザード」「画龍点睛」など強力なものもある。
「リミット」は一見「剣技」系に思われるが魔法攻撃力によって威力が左右されるため、分類的には魔法系統である。そのためショートチャージや魔法攻撃力UPが有効。
通常、リボン系統の防具は女性ユニットしか装備できないが、『FFVII』でクラウドが女装した経緯を持つためか、このジョブのみ標準でリボン系統の防具を装備できる。
(同じく女性専用アイテムであるバッグと香水は装備できない)
ダークナイト
ガフガリオンの専用ジョブ。技は2つだけと少ないが相手のHP、MPを吸収し、攻撃と回復を同時に行える高性能な剣技「暗黒剣」を使える。動きも素早い。
『獅子戦争』では名前こそ違うが見た目も性能も全く同じ技を汎用ジョブの暗黒騎士が使用可能。
プリンセス
オヴェリアの専用ジョブ。「聖魔法」の「マバリア」はプロテスやリジェネなどの複数の有効ステータス異常を同時に掛ける優れた魔法だが、オヴェリアは専ら自分の身を守ることに専念する。
占星術士
オーランの専用ジョブ。マップ全体の敵ユニットに対しドンムブ、ドンアク、ストップの効果を与える強力な技「星天停止」を使える。オーランは炭鉱都市ゴルランドのイベントバトルでゲストとして参戦する(操作不可)。あまりに反則的なアビリティを持つため、「オーランを仲間にしたかった」と言う声も多い。
ラムザや初期のディリータ、アルガス以外に唯一、専用ジョブで見習い戦士の基本技を習得可能なキャラクターである。
クレリック
一定期間ゲストとして参戦するアルマの専用ジョブ。オヴェリアのプリンセスと同じく「聖魔法」が固有アクション(ただし、クレリックは「おまじない」が使える)。ラスボス戦に参戦した際はラムザの見習い戦士やルッソのモブハンター同様にアルテマをラーニングすることができる。
アークナイト(ザルバッグ)
ザルバッグの専用ジョブ。敵のパラメータを下げる剣技「破壊魔剣」が固有アクション。ナイトの「戦技」と違い遠距離の敵も狙えるがチャージタイムを要する上にMPを消費する。「破壊魔剣」は分類的には魔法系統の扱いのため、ショートチャージが有効である。
ホワイトナイト
ウィーグラフの専用ジョブ。ホーリーナイトと同じく「聖剣技」を使う強敵。敵の専用ジョブでは最初に登場する。3章からの再登場時ではSpeed値が飛躍的に上昇した上に物理攻撃力が非常に高く高威力の「聖剣技」を放つため、PS版『FFT』においてはプレイヤーにとって最大の障壁となる。『獅子戦争』ではSpeed値が10から8へと減少したことで連続して攻撃される危険性はなくなり難易度はだいぶ下がったがそれ以外の数値は変わっていないので対策無しで挑むのは無謀である。
ナイトブレード
イズルードの専用ジョブ。ナイトを強化したようなジョブであり、やや足が速いものの固有アクションはナイトと同じ「戦技」。しかし、敵の回避率を無視する「精神統一」をセットしているため、成功率は高い。ホワイトナイトやディバインナイトなど他の専用ジョブのように特異なアクションは持たないが、「ジャンプ」がセットされており、侮れない攻撃力を持つ。
ハイプリースト
ザルモゥの専用ジョブ。固有アクション「白養魔法」は「白魔法」と大差ない(データ上は「魔法剣」のアビリティも存在するが、剣を装備していないため使えない)。『獅子戦争』では固有アクション名が「白洛魔法」となっている他、新規イベントで登場した司祭ブレモンダもこのジョブについている。
アークナイト(エルムドア)
エルムドアの専用ジョブ。ザルバッグのジョブと同名だが、全くの別物で汎用ジョブの侍の能力値、装備品を強化したジョブで固有アクション「刀魂放気」も名前こそ違うが侍の「引き出す」と同じもの。貴重な武器・防具を装備しているが、ジョブ特性に「メンテナンス」が付いているため、装備品を盗むのは不可能
アサシン
セリアとレディの専用ジョブ。誘惑、即死、ストップ、石化等の致命的な状態異常(誘惑以外は100%の確率で成功する)を起こす「仕手」が固有アクション。また、ジョブ特性として「二刀流」を持っており、接近戦の攻撃力も高い。本来頭部の装備であるバレッタやカチューシャをアクセサリの欄に装備していることがあるのも特徴。なお、グラフィックは踊り子の使い回しである。
「アルテマ」を使ってくることもあり、見習い戦士(4章以降)のラムザかモブハンターのルッソが喰らえば「アルテマ」をラーニングできる。
ルーンナイト
ダイスダーグの専用ジョブ。暗黒剣は使えないが、聖剣技と剛剣を併せた「剣技」を使う他、「全魔法」を使うこともある。
ジョブ特性として「防御力UP」「魔法防御力UP」が付いているのでこちらの攻撃が効きにくくなっている。
ソーサラー
クレティアンの専用ジョブ。「全魔法」を操る魔法使い。彼に限らず全魔法とは、それぞれの魔法の強力なものがいくつか使えるという内容で、本当に全ての魔法を使える訳ではない。『獅子戦争』ではバルマウフラもこのジョブについている。
ディリータの妹
ティータの専用ジョブ。ずっと戦闘不能になっているので戦う姿を見ることはできない。

モンスターの専用ジョブ[]

専用ジョブを持つモンスターは複数で登場することがあり、ユニット毎のビジュアルも同じだが、ランダムエンカウントには絶対に登場せずイベントバトルのみで姿を現す。当然アイテムを装備したりアビリティを付け替えたりすることはできないが、通常のモンスターのように卵を生むことは無く、モンスターと人間ユニットの中間のような存在である。無論、専用ジョブを持つユニットであるため「勧誘」は不可能。

ホーリードラゴン
サブイベントで仲間になるレーゼの専用ジョブ。炎、冷気、雷の3属性のブレス攻撃を行う「ブレス」が固有アビリティ。
鉄巨人
サブイベントで仲間になる労働八号、及び敵ユニットである労働七号改の専用ジョブ。自分のHPと引き換えに強力な攻撃を行う「作業」が固有アクション。Faithの値が0であるため、良くも悪くも魔法を一切受け付けないのも特徴(ただダメージ計算にFaithが影響されない「真言」「引き出す」「チョコメテオ」等の魔法攻撃は影響を受ける)。「足場」にすることも可能。
ビブロス
サブイベントでゲストユニットとして登場する謎のモンスター。戦闘終了後に生き残っていれば仲間に加わる。固有アクション「ビブロス」には「エナジール」や「ディファレンス」などの独特な効果を持つアビリティが揃っている。ジョブ特性として「密猟」「高低差無視」を持つ。
アルケオデーモン
ルカヴィの眷属であるモンスター。ルカヴィや聖石関連のイベントバトルで出現する。固有アクション「暗魔術」には暗属性の「ダークホーリー」やチャージタイムの無い「ギガフレア」などの強力な魔法がラインナップされている。攻撃力は非常に高いが、後述のアルテマデーモンと合わせてHPは低めである。
アルテマデーモン
アルケオデーモンの色違いのようなモンスター。アルケオデーモン同様、ルカヴィや聖石関連のイベントバトルで出現する。固有アクション「闇魔術」には「ダークホーリー」や「ナノフレア」、「アルマゲスト」と言った魔法がラインナップされている。「アルテマ」も使えるが、使用することは稀であるためラーニングは困難。前述のアルケオデーモン、後述のアパンダと合わせ「ショートチャージ」のジョブ特性を持っているため、攻撃スピードが速い。
アパンダ
ルカヴィの眷属であるモンスター。ビブロスの色違いモンスターであるが全く別の存在で、ダメージ+状態異常を与える魔法「バイオ」が固有アクション。ジョブ特性として「ショートチャージ」「高低差無視」を持つ。
ルカヴィ
ゾディアックブレイブストーリーに登場する不死身の悪魔。個体毎に特有のジョブとアクションアビリティを持つ一方、共通点としてステータス異常を引き起こす「恐怖」のアビリティがセットされている。4桁以上のHPを持っており、HPとMPの残量・最大値を確認することができない(MPは1以上か0かは確認できる)。
キュクレインのジョブは「不浄王」、 ベリアスのジョブは「魔人」、ザルエラのジョブは「死の天使」、アドラメレクのジョブは「憤怒の霊帝」、ハシュマリムのジョブは「統制者」、エリディブスのジョブは「サーペンタリウス」、アルテマ(変身前)のジョブは「聖天使」、アルテマ(変身後)のジョブは「聖大天使」である。

『獅子戦争』で追加された専用ジョブ[]

モブハンター
『獅子戦争』にのみ登場するルッソの専用ジョブ。ジョブ特性として「密猟」を持つため、「両手持ち」や「二刀流」などの強力なサポートアビリティをセットしたまま「密猟」を行うことが可能で、対モンスター戦では強力な戦力となる。固有アクション「エンゲージ」はチャプター4におけるラムザの見習い戦士の固有アクション「ガッツ」と全く同一(アルテマもラーニング可)。ちなみにFFTA2でのルッソは固有ジョブを持たない。当然『獅子戦争』での「エンゲージ」の能力も使えない。
空賊
『獅子戦争』にのみ登場するバルフレアの専用ジョブ。ジョブ特性として「メンテナンス」を持つ。忍者並みのスピードを持ち、「最速の空賊」の名に恥じない実力を持つ。固有アクション「ターゲット」は機工士の「狙撃」とシーフの「盗む」(名称は「〜を頂く」になっており、成功率は「盗む」より若干高い)のアビリティが両方入っており、独自のアビリティ「乱れ撃ち(威力半分の通常攻撃を四回)」も習得可能。武器は銃以外に剣、騎士剣、槍、自動弓、弓も装備可能。また、「ミラージュベスト」と「ラル・アルゲテイ」は、通信機能を使用しない場合、バルフレアの初期装備としてしか入手できない
デスナイト
『獅子戦争』の新規イベントで再登場するアルガスの専用ジョブ。固有アクションはダークナイトと同じ「暗黒剣」。ジョブ特性に「防御力UP」を持つ。
ガフガリオン同様、戦闘中でアルガスが使ってくるのはもっぱら「闇の剣」のみで「暗の剣」はまず使ってこない。
ダークドラゴン
『獅子戦争』の新規イベントで登場するブレモンダが変身したジョブ。火・氷・雷の3種類のブレスを全て使える。また、ルカヴィ同様に4桁以上のHPを持っており、HPとMPの残量・最大値を確認することができない。

その他、設定のみのジョブ[]

PS版、獅子戦争のデータベース上において戦闘に一切戦闘しないNPCに対して設定されているジョブ。ほとんどのキャラは名称のみでアビリティが設定されていない。

バイカウント
ルードヴィッヒに設定されているジョブ。「バイカウント」とは子爵のことを指す。
カーディナル
ドラクロワ枢機卿に設定されているジョブ。「カーディナル」とは枢機卿のことを指す。
デューク
ラーグ公、ゴルターナ公に設定されているジョブ。「デューク」とは公爵のことを指す。
アークデューク
バリンテン大公に設定されているジョブ。「アークデューク」とは大公爵のことを指す。
ビショップ
神学者シモンに設定されているジョブ。
ポープ
教皇ヒューネラルに設定されているジョブ。「ポープ」とは教皇、法王のことを指す。
偽りの聖者
アルマと融合したアジョラに設定されているジョブ。
アークウィッチ
魔道士バルマウフラに設定されているジョブ。「獅子戦争」では共同戦線限定で参戦しておりジョブは「ソーサラー」となっている。
アークナイト(ディリータ)
畏国王となったディリータのジョブ。設定上のジョブの中で唯一アビリティが設定されている。しかしアビリティが「聖剣技」から「剛剣」に変更されている上に「おまじない」もなくなっており「ホーリーナイト」の時よりも弱体化している。「獅子戦争」では共同戦線限定で畏国王の姿で参戦しているがジョブは「ホーリーナイト」のままである。

関連項目[]

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